何の変哲もない“軽作業類放置型道路系片手袋”だし、暗過ぎてイマイチな写真だし…。わざわざブログで紹介する程の片手袋には見えないと思いますが、片手袋と頻繁に出会える訳ではない今の時期、僕にとっては貴重な存在です。
というより、この時期のこういう片手袋写真をスルメのように深く味わえるようになって初めて、片手袋研究家を名乗れる領域に入れるのです。量も多く見た目にも楽しい冬場の片手袋だけに注目しているようでは、まだまだなのです。
毎晩高級料亭で贅沢の極みを尽していた大会社の社長が一転、倒産から無一文に陥った事で白飯と味噌汁と漬物だけの生活に。しかし、そうなってみて初めて質素な食事の豊かさに気付く。いわばそんな感じです。
…比喩によってかえって分かりづらくなる事柄ってありますね。スルメやら大会社の社長やら、自分でも意味が分かりません。