普通な生活 普通な人々

日々の何気ない出来事や、何気ない出会いなどを書いていきます。時には昔の原稿を掲載するなど、自分の宣伝もさせてもらいます。

+地震!に、原発!

2013-04-13 11:35:09 | 普通な人々<的>な
なにか。示唆的だよな。

日本の宗教家の中で、ほぼ唯一と言っていいほどの攻撃性を全面に押し出していた感のある、日蓮大聖人。

そのせいもあるのだが、誤解を受けること甚だしかった。

だが、日蓮大聖人の救国の思いにいささかの曇りもなく躊躇もない。

生涯にわたる著作や手紙などは、御書として編纂されていて、誰にでも読むことができるのだが、その中に七難ということが出てくる。

色々なところで言及されているのだが、日蓮大聖人といえば、ある意味予言書とも言える「立正安国論」。その2段5章で薬師経の七難に触れている。薬師経の七難は以下の通り。

①人衆疾疫難(伝染病の流行)②他国侵逼難(外国からの侵略)③自界叛逆難(内部分裂、同士討ち)④星宿変怪難(天体の運行異変)⑤日月薄蝕難(日食、月食)⑥非時風雨難(季節外れの暴風、強雨)⑦過時不雨難(天候不順)。

この難という考えが、なにを意味するのかといえば、法華経を誹謗中傷することによって国をも傾けかねない結果に結びつく、そのプロセスで具体的に起きてくる七つの悪しき出来事、ということになろうか。

この七難、見れば分かるのだが、最近起きている日本という国を大きく揺るがす出来事。

①はインフルエンザ、風疹はじめ、お隣中国で発生した鳥インフルの脅威も含めれば当てはまるし、③は民主党政権の崩壊がそうだったし、④小惑星の接近、隕石の落下などがそうだったし、⑤日食は起きたばかり、⑥⑦は言わずもがな。

そして②はいま現在まさに進行形である北朝鮮の挑発が、いつ何時現実化するとも限らないという意味でリアルだ。

七難すべてが揃っている。もっと言えば、地震というファクター、大聖人時代にはなかった原発というファクターまで重なっている。

なにか、示唆的だよな、本当に。