我が家には、ワンコがいる。名前はココという。現在9歳。もうおばあちゃんの領域だ。
スムースのミニチュアダックスということで、元々はココアという名前だったが、彼女には17年生きたマルチーズのココという先輩ワンコがいた。
それで結局、ココと呼ばれるようになり、2代目ともいわれるようになった。
彼女は1歳の時に歩けなくなった。後ろの両脚ともに動かなくなったのだ。
突然のことで、驚き病院に出向いたが、どうやら脊椎の一部に損傷があるとのご託宣で、MRIを撮り、手術をしようということになった。
入院までして背中の短い毛までそられたが、少しだけ脚が動かせるような気配があって、手術は中止してもらった。できるだけ「金物」を身体に入れたくなかったのだ。
結論から言うと、それからおよそ1ヶ月後、彼女は奇跡的に歩けるまでに回復したのだ。手術をしなくて本当に良かった。
ただ、いつ再発するかわからない。爆弾を抱えているわけで、彼女はそれ以降、散歩をしないことになった。
家での高所へのジャンプも禁じられた。
およそつまらない生活のように思われるかもしれないが、これが意外に彼女の性に合っているみたいだ。
もともと引っ込み思案で、散歩をしていても他の犬との交流はほとんどせず、怖がりで神経質。おまけに甘ったれ。
ことに食事のおねだりは、半端なく、ワンコの身でありながらほとんど猫のような声を出す。
食事を上げるまで1時間でも泣き続ける。
うるさいくらいの、猫なで声。それでもものすごく愛らしく、可愛い。腰のことがあるから、余計に不愍がかかる。
爆弾は破裂せずに今日に至るが、油断はできない。
初代ココに倣えば、あと8年は生きる。
こちとらも70歳を優に超えている計算になる。
そんな意味でも、…頑張んなきゃな…。
そんなココの、一番好きな表情がこれ。食べ物を目の前にして、猫なで声を出しながら「待て」の解除を待っているときの顔。(7歳の誕生日のケーキを前にして)
スムースのミニチュアダックスということで、元々はココアという名前だったが、彼女には17年生きたマルチーズのココという先輩ワンコがいた。
それで結局、ココと呼ばれるようになり、2代目ともいわれるようになった。
彼女は1歳の時に歩けなくなった。後ろの両脚ともに動かなくなったのだ。
突然のことで、驚き病院に出向いたが、どうやら脊椎の一部に損傷があるとのご託宣で、MRIを撮り、手術をしようということになった。
入院までして背中の短い毛までそられたが、少しだけ脚が動かせるような気配があって、手術は中止してもらった。できるだけ「金物」を身体に入れたくなかったのだ。
結論から言うと、それからおよそ1ヶ月後、彼女は奇跡的に歩けるまでに回復したのだ。手術をしなくて本当に良かった。
ただ、いつ再発するかわからない。爆弾を抱えているわけで、彼女はそれ以降、散歩をしないことになった。
家での高所へのジャンプも禁じられた。
およそつまらない生活のように思われるかもしれないが、これが意外に彼女の性に合っているみたいだ。
もともと引っ込み思案で、散歩をしていても他の犬との交流はほとんどせず、怖がりで神経質。おまけに甘ったれ。
ことに食事のおねだりは、半端なく、ワンコの身でありながらほとんど猫のような声を出す。
食事を上げるまで1時間でも泣き続ける。
うるさいくらいの、猫なで声。それでもものすごく愛らしく、可愛い。腰のことがあるから、余計に不愍がかかる。
爆弾は破裂せずに今日に至るが、油断はできない。
初代ココに倣えば、あと8年は生きる。
こちとらも70歳を優に超えている計算になる。
そんな意味でも、…頑張んなきゃな…。
そんなココの、一番好きな表情がこれ。食べ物を目の前にして、猫なで声を出しながら「待て」の解除を待っているときの顔。(7歳の誕生日のケーキを前にして)