普通な生活 普通な人々

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日韓関係の悪化は、必然?

2014-03-08 17:06:38 | まあまあ社会<的>な
ボクは、北朝鮮のことは面白おかしく書いてきた。韓国に関しては触れないできた。一時、音楽に関わることで韓国に関して書いたことはあるが、政治的な側面からは、一切触れないできた。

その理由は、韓国と日本の関わりは、良くも悪しくもわずか数十キロの海で隔てられただけの、隣国であるということによる。

それは、好き嫌いも関係なく関わらざるを得ない地政学的意味を持つ。

意識するとしないに関わらず、無意識にでも関わらざるを得ない相手と、どう関わっていくかという問題への回答は、それほどたくさんはない。

その決定的な一つは、どちらかが「我慢する」というもの。

振り返ればわかるとおり、簡単に言えば戦前は韓半島が我慢し、戦後は日本が我慢してきている。

ところが昨今、我慢にも限界があることが分かりはじめている。日本が我慢の限界を超え始めているのだ。

特段に教科書を書くわけでもないので、個人的な見解と知りうる限度内での情報を元に書く。

我慢ならない理由。

その① 朴槿惠の日韓関係の政治利用。父親の朴正煕は旧日本陸軍(正確には満州国軍)中尉であり大統領就任中も「親日」的であったとされ、日本側が対韓賠償問題の根拠としている「日韓請求権協定」を締結した当事者。簡単に言えば、父親の政策を否定することでしか、自らのアイデンティティを見いだせないのだ。それが著しい反感を持った対日発言になっているように思う。あまりにエキセントリックで、彼女は更年期障害なのではないかとさえ思う。
その② 朴槿惠の日本「民族」への差別発言。『歴史を忘れた民族に未来はない』。確か大統領に就任してそれほど経たずに、朴槿惠は演説でこう言った。国でも政府でもなく「民族」と言ったと思う。日本人すべてが全否定されている。あからさまな民族差別発言。聞き逃すことのできない「歴史的」な暴言だと思う。
その③ 安重根の英雄視。日本の初代宰相であった伊藤博文を暗殺した安重根の碑を中国のハルピンに建設することを韓国政府が要求し、習中国はこれに応え今年開館した。例えどのような理由があろうと、暗殺者は暗殺者。人殺しだ。その行為に正当性などない。そうした人物を英雄視し義士と称えるということは、例えば今後日本の首相が韓国人、中国人に殺されたとしても、彼らは英雄視されることになるわけで、そのような国には恐ろしくて日本の首相に足を踏み入れてもらうわけにはいかない。いや行くべきではない。日韓、日中首脳会談がもし開催されることがあるならば、日本か、あるいは中韓以外の第三国で行うべきだ、と思うほどの問題ではないか? 中韓とも「文化度」「民度」という意味で、低劣である。
最後に、その④ 歴史認識。韓半島の歴史を語るのなら、対中国への恨みつらみも同時に中国にぶつければいい。中国4000年の歴史の中で、韓半島はただの一度も中国の侵略を跳ね返したこともなく、常に「侵略」「搾取」「併合」されていたはずだ。朴槿惠は都合よく「歴史」という言葉を使っていると思わざるを得ない。

従軍慰安婦に関することにも言わなければならないことがあるが、それはまたいずれかの機会に。

それでも、政治的な韓国との関わりは、前向きに発展的に考えていくべきものではある。それは近い未来の隣国同士の関係にとどまらず、遠い未来の関係を考えれば、なおさら当然だ。

我慢はならないのだが、残念だが、そのことだけは忘れてはならないだろう。