普通な生活 普通な人々

日々の何気ない出来事や、何気ない出会いなどを書いていきます。時には昔の原稿を掲載するなど、自分の宣伝もさせてもらいます。

緑の中の、一点の赤

2018-05-26 00:06:13 | 普通な生活<的>な
時々、FBにふらりと歩いて目にした風景をUPしている。

今年の春、隅田川の畔を歩いていると、春めいた緑の中に、真っ赤な花が一輪咲いている。

それは、なかなかにドキリとする眺めで、カメラワークで言えば、この赤い花には何かあると、一気にクローズアップするような感じだった。

花は真っ赤なチューリップで、ボクは暫しその場にしゃがみこんで、つややかな花の赤さに見とれていた。



それから一カ月半ほど経った一週間ほど前、家の近くを散歩していると、30坪ほどの更地に生い茂った草の緑の中に、また一輪の真っ赤な花を見つけた。

更地の周囲には柵があり、近づくことができず花の種は分からずじまいだったが、やはりスーッと引き寄せられるような存在感があった。



先の真っ赤なチューリップ、そしてこの名もない真っ赤な花。二度あることは三度ある、とよく言うが、もう一度同じような風景に出あったら、なにか意味があるのではないかなとふと思った。

どんな意味なのかは判然とはしないが、決して悪い意味ではなさそうな気もした。

そして、昨日のこと。花ではないのだが、良く見かける生け垣の緑の中に、たったひとひらだけ真っ赤に変色した葉を見つけた。



とうとう三度目だなと観念した。

ちょっと変な感覚だが、観念した感じが一番近い。

だからと言って昨日今日と、何か変わったことが起きているわけでもない。トランプくんが我が儘を言ったくらいだ。長野で大きな地震もあったが、どちらも緑の中の赤が示唆するものとは違うようだ。

この一週間程度は、なにか緑の中の赤が意味することに、気を配りながら生活することにしようと思う。