河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

OUSフォーラム2006

2006-11-24 | 大学
関連校である岡山理科大学が大学の持つシーズを地域に紹介し産学官連携を推進するために行っているフォーラムに参加した。
以下の発表をポスターで行ったところ、奨励賞に選ばれた。

荷重立位周期的水平揺動刺激と筋電気刺激による筋力維持・廃用防止法
吉備国際大学保健科学部 河村顕治、加納良男
岡山理科大学工学部 山本敏泰、 オージー技研株式会社
Keywords: 転倒防止訓練、荷重立位、周期的揺動刺激、電気刺激、筋力、糖尿病、変形性膝関節症

〈研究目的・応用の可能性〉荷重立位周期的水平揺動刺激によって変形性膝関節症患者においては歩行と同レベルの機械的刺激が軟骨代謝を促進し膝痛が軽減し、糖尿病患者では骨格筋における糖輸送担体 GLUT4 を細胞膜へと translocate させてインスリン非依存性ブドウ糖取り込みを促進し、長期訓練効果としてはGLUT4の量を増加させてブドウ糖取り込み能力を改善する効果が見られた。この運動はそれだけでも簡便でユニークな運動であるが、これに筋収縮においては逆リクルートメント特性を持つ電気刺激を併用することでさらなる効果が得られると考えている。
コメント
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