河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

科研費実績報告書作成

2014-05-02 | 研究・講演
ゴールデンウィークにいくつか宿題があり、その1つが科研費の実績報告書作成である。

事務の科研担当の方から下記のような指示をいただいている。

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平成25年度で科研費助成事業の研究が終了された方は、添付の「作成上の注意」をよく読んでいただき
 Z-6とZ-7を作成し提出してください。
 
 5月15日(木)迄にシステムで提出してください。
             ↓ 
 その後、チェックしてご連絡します。
             ↓
 必要に応じて修正等加え、5月22日(木)には完成させましょう。

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以前は実績報告書は紙ベースで作成して提出していたが、今は何でもWeb上で入力して、全ての項目が埋まるとPDFが自動で生成されるようになっている。
慣れれば簡単で良いのだろうが、この新しいやり方は初めての経験なので戸惑いながら少しずつ作業を行っている。

しかし、どうしても理解できない入力項目が出てきた。
収支決算を入力するところで、どのように金額を入力したら良いのか判然としないのである。
私が現在交付を受けている基盤研究Bでは予算が科学研究費補助金分と学術研究助成基金助成金分とに分かれており、さらにそれぞれが直接経費と間接経費とに分かれている。
ややこしいのは学術研究助成基金助成金分については次年度への持ち越しが認められており、私の場合は6万円ほど持ち越すことになっている。
これまで、2種類の補助金と助成金を合わせて使ってきたので、それぞれを分けて記入することなどできない。
とりあえず補助金で記入して、記入しきれなかった金額を助成金の方に記入してみたがこれでよいのだろうか。
連休が明けたら事務の担当者に教えてもらうことにして悩むのはやめにすることにした。

来年度は、持ち越した予算も加えて実績報告書をまとめることになるのでさらにややこしいことになると予想される。

こうしたことには慣れていくしかないが、一番の問題は本質的な研究発表の成果を残していくと言うことである。
忙しくても研究論文や学会発表をしていかなくては研究成果の欄が空欄のままになる。
これでは将来科研費が獲得できなくなる。

忙しくても研究成果は着々とあげていかなくてはならないのだと言うことを再認識した次第である。
コメント
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