私立大の半数超が定員割れという事態を迎え、毎日新聞(10月16日)に「小原芳明・日本私立大学協会会長に聞く」という記事が掲載されていた。
私も日頃考えている内容であり、身につまされる話なので、抜粋を記録させていただく。
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毎日新聞10月16日
拡大志向の経営 大きな転換点
小原芳明・日本私立大学協会会長に聞く
私立大の半数超が定員割れ
定員割れ半数超 地方大の再編は慎重に
――文科省は、経営の厳しい私大の再編を促す方針です。特に地方や小規模の私大は定員割れが目立ちます。
◆自然淘汰に任せる形で、大学を減らすことには慎重であるべきです。
人口の少ない地方で大学がなくなることは、地域の子供が高等教育を受ける機会が奪われることと同じです。
また、地域に大学があれば、教員やその家族、大勢の学生が地域に住んで経済圏を作り、雇用を生むことにつながる効果もあります。
――「誰もが大学まで行って学ぶ必要はない」という考え方もあるようです。
◆必ずしもそうは思いません。
江戸時代から藩校や私塾、寺子屋があり、日本ほど平等な教育を施すことに熱心な国はないと思っています。
生まれで将来が決まったり、一部のエリートだけが教育を受ければよかったりする社会ではありません。
知的好奇心を持った子供に、平和的な教育を与えようとする考え方は、この国のDNAみたいなものです。
これからも絶やしてはならないと思います。
私も日頃考えている内容であり、身につまされる話なので、抜粋を記録させていただく。
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毎日新聞10月16日
拡大志向の経営 大きな転換点
小原芳明・日本私立大学協会会長に聞く
私立大の半数超が定員割れ
定員割れ半数超 地方大の再編は慎重に
――文科省は、経営の厳しい私大の再編を促す方針です。特に地方や小規模の私大は定員割れが目立ちます。
◆自然淘汰に任せる形で、大学を減らすことには慎重であるべきです。
人口の少ない地方で大学がなくなることは、地域の子供が高等教育を受ける機会が奪われることと同じです。
また、地域に大学があれば、教員やその家族、大勢の学生が地域に住んで経済圏を作り、雇用を生むことにつながる効果もあります。
――「誰もが大学まで行って学ぶ必要はない」という考え方もあるようです。
◆必ずしもそうは思いません。
江戸時代から藩校や私塾、寺子屋があり、日本ほど平等な教育を施すことに熱心な国はないと思っています。
生まれで将来が決まったり、一部のエリートだけが教育を受ければよかったりする社会ではありません。
知的好奇心を持った子供に、平和的な教育を与えようとする考え方は、この国のDNAみたいなものです。
これからも絶やしてはならないと思います。
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