突然閃いたアイデアというのは二関節筋のメカニズムを応用して介護用の装具を開発できるのではないだろうかというものであった。
添付した図がその時に描いたラフスケッチであるが、大腿直筋に代わるようなベルトを大腿前面に装着する。
介護者が被介護者の腰を引く動きが股関節伸展モーメントを引き起こし、これがベルトによって膝伸展モーメントに転換されるという仕組みである。
さらに背当てのパッドを利用して座位保持にも利用できる。
すなわち、一人では座位もとれないような患者さんがこのベルトを装着すると良肢位で端座位が保持でき、介護者がベットから車いすへの移乗介護を行う時には楽に介護が行えるというベルトである。
私はこのベルトに「どっこいしょ」というネーミングをした。
介護関係の装具には思わず笑ってしまうようなネーミングの商品が多くて、まねてみたのである。
後から知ったが、ロシアだかどこかの国のツアーガイドの人が最初に覚える日本語が「どっこいしょ」だそうだ。
バスで観光地巡りをして、帰ってきて座席に座る時みんな必ず「どっこいしょ」と言うらしい。
こういった装具は少なくとも私は見たことも聞いたこともなかったので特許も取れるのではないかと思った。
しかし、その後約1年くらいの間は私の頭の中だけにあって日の目を見ることはなかった。
添付した図がその時に描いたラフスケッチであるが、大腿直筋に代わるようなベルトを大腿前面に装着する。
介護者が被介護者の腰を引く動きが股関節伸展モーメントを引き起こし、これがベルトによって膝伸展モーメントに転換されるという仕組みである。
さらに背当てのパッドを利用して座位保持にも利用できる。
すなわち、一人では座位もとれないような患者さんがこのベルトを装着すると良肢位で端座位が保持でき、介護者がベットから車いすへの移乗介護を行う時には楽に介護が行えるというベルトである。
私はこのベルトに「どっこいしょ」というネーミングをした。
介護関係の装具には思わず笑ってしまうようなネーミングの商品が多くて、まねてみたのである。
後から知ったが、ロシアだかどこかの国のツアーガイドの人が最初に覚える日本語が「どっこいしょ」だそうだ。
バスで観光地巡りをして、帰ってきて座席に座る時みんな必ず「どっこいしょ」と言うらしい。
こういった装具は少なくとも私は見たことも聞いたこともなかったので特許も取れるのではないかと思った。
しかし、その後約1年くらいの間は私の頭の中だけにあって日の目を見ることはなかった。
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