中国訪問9月9日

9月8日から12日まで、アニメーション学科の先生4名と一緒に、中国へ行ってきた。

9月8日岡山14時発の飛行機が上海浦東空港の悪天候のため出発が2時間遅れた。

浦東空港からマイクロバスにて杭州へ移動し、西湖を眺望する城隍家宴湖景飯店にて杭州日報専務および春芽教育関係者と会食した。

9月9日は、当初の予定では春芽教育が経営する高校を訪問するはずだったが、日程が合わず、杭州日報専務および春芽教育校長と共に、【浙江旅遊職業学院】を訪問した。

ここは中国政府観光局と浙江省の管理下にある高等教育の公立カレッジであり、観光教育専門の主要カレッジの一つである。

一番驚いたのはワインのテイスティングを教えるために大量のワインをストックしてあったことだ。

中にはフランスワインで1本20万円くらいのものもあった。

中国訪問9月10日

9月10日は武漢にある湖北工業大学を訪問した。

武漢は中国では大学の町として有名で、中国トップクラスの大学が10校ほどあり、学生総数は130万人にもなる。

湖北工業大学もそうしたトップクラスの国立大学で、学生総数は2万人もいる。

湖北工業大学の国際学院院長、副院長始め幹部と会談した後、学内を見学した。

国際学院（学部）は2015年に開設された中外合作（共同）のプロジェクトで、留学生を受け入れると共に海外に留学生を送る事業を行っている。

留学生の受け入れはコロナ前は毎年1000人以上を受け入れており、2023年はコロナのためもあってやや減少して600人とのことであった。70％がアフリカ、20％がアジアで、10%がその他の国という構成になっている。

留学生の送り出しについては、2023年が1300人とのことであった。

2024年になり、吉備国際大学に13人が秋入学の予定となっている。

学内の見学ではまずウェルカムボードがあり、留学生が中国文化を学ぶ教室が充実していた。

巨大な図書館が中心にあり、その前で記念写真を撮影した。

中国訪問9月11日①

9月11日午前中は武漢から車で80分ほどの距離にある黄岡市の黄岡師範学院で学長、副学長を始めとする関係者で会談し、学内の見学を行った。

黄岡師範学院は20学部66学科の総合大学で、1学年6000人という大きな大学である。

美術学部の見学の後、附属博物館を見学した。学内に博物館のある大学を初めて見学した。

中国訪問9月11日②

9月11日午後は、本学アニメーション学科の4人の教員が黄岡師範学院の学生に講義を行った。

講義は翻訳アプリを利用してリアルタイムに中国語に翻訳し、さらに各教員に一人づつ通訳がついて、難しい内容は補足してくれていた。

私は講義の様子を見て回ったが、空いている椅子に腰掛けて講義を聴いていたら、隣の女子学生が

「日本の先生ですか？」

と話しかけてくれた。

名刺を渡したら、「学長」という肩書きに首をかしげていた。

後から分かったのは、中国語で「学長」というのは「先輩」という意味なのだそうだ。

中国語で「学長」は「校長」と言う。

iPhoneのカメラを向けたらピースサインで応えてくれた。

医師資格証とは

私が整形外来を担当している順正会内科クリニックで、「医師資格証」の取得を求められた。

何でも電子処方箋を発行するのに必要なのだとか。

日本医師会電子認証センターというところに申請するのだが、医師免許証のコピーや住民票などの提出が必要であり、パスポートを申請するような手間がかかる。

日本医師会電子認証センターのホームページを確認したところ、医師資格証は電子化された医療情報文書に対してHPKI署名を付与することで、本人であり、医師資格を持っていることを証明することができるのだそうである。

HPKI署名とは何なのか。

HPKIは「Healthcare Public Key Infrastructure」の略で、日本語では「保健医療福祉分野公開鍵基盤」のことだそうだ。

ICT 活用時代において、マイナンバーカードが国民の身分を証明するだけでなく、今後、 健康保険証や運転免許証のような資格を証明するのと同様、HPKI カードが医療従事者の身分を証明すると同時に、その医療関連資格を証明することになり、それがこれからの時代に必ず必要となるのだそうだ。

個人的には医師資格証を持つ意義というのが今ひとつよく分からないのだが、これまで医師資格を持っていることを証明するには賞状のような大きさの医師免許証のコピーを提出する必要があったのが、今後は携帯できる医師資格証（ICカード）で代用できるというのが便利かなと思う（そんな場面はめったにないのだが）。

台風10号到来

本来ならば昨日から今日にかけて私大協中四国支部分科会が、吉備国際大学の当番で岡山市内のピュアリティまきびで行われるはずであった。

ところが強力な台風10号が来るということで、キャンセルとなったわけだが、肝心の台風10号は自転車並みの速度で進んでおり、まだ九州の大分あたりをゆっくりと四国へ向かって進んでいる。

当初予定では明日８月３１日（土）は台風一過快晴だろうと予想して、愛媛の実家へ帰ることにしていた。

台風10号は明日の朝もまだ四国あたりで大雨を降らせそうなので、今週末は夏休みと割り切って岡山でゆっくり骨休めをすることにする。

メインオープンキャンパス最終

今日は夏に行われるメインオープンキャンパス3回目で最終となる。

前回ほどではないが、今回もたくさんの参加者が来てくれた。

今年は全3回とも高梁学生応援協力会の市民の皆さんが、備中高梁ブランドのお菓子でおもてなしをしてくださった。

市民をあげて吉備国際大学をもり立ててくれており、感謝に堪えない。

学会研修単位申請がQRコードに

新型コロナをきっかけとしてキャッシュレス決済が一気に広まった。

私も普段の買い物はスマホでd払いとかAEON Payで支払うことの方が現金払いより増えている。

先日、第405回 岡山県臨床整形外科医会研修会の案内が送られてきて、そのトップに赤字で「今回より単位申請にはQRコードが必要です。」と書かれているのを目にした。

これは一体どういうことかと思ったが「日整会JOINTS」という知らない言葉が書いてあり、忙しかったのでいったん保留にした。

今日、時間ができたので、説明を詳細に読んで新しく日本整形外科学会が始めたホームページに初回ログインを果たした。

ちょっと面倒だったが、必要項目の登録を済ますと、スマホでアプリ「日整会JOINTS」を開くと自動的に自分のQRコードが表示できるようになっていた。

これからは教育研修講演を聴く前に、入り口で自分のQRコードをスマホでかざして単位申請するようになるようだ。

便利な時代になったもんだと感心した。

通信制大学院夏期スクーリング

通信制大学院保健科学研究科修士課程の夏期スクーリングが高梁キャンパスで行われている。

今日は修士１年生が研究計画の発表を行い、修士２年生が中間発表を行った。

昨年までは新型コロナのため、夏期スクーリングはオンラインで行っていた。

コロナ前は夏期スクーリングが終わった後には、有志で懇親会も行っていたのだが、参加者全員が病院で働いていると言うことを考えるとまだまだそこまではできそうにない。

8月メインオープンキャンパス

本日、吉備国際大学オープンキャンパスが行われた。

私は、高梁キャンパスで午前中学長として歓迎の挨拶を行い、午後は3グループに分けた人間科学科理学療法学専攻希望の来校者に向けて3次元動作解析のデモを行った。

今回の参加者は過去に例がないくらい多くて、2教室に分けた全体説明会ではどちらの教室も満席であった。

真夏の蒸し暑い時期に、たくさんの参加者を迎えて、嬉しい悲鳴をあげた。

第48回岡山スポーツ医科学研究会

岡大医学部構内の地域医療人育成センターおかやま(MUSCAT CUBE)において、第48回岡山スポーツ医科学研究会が行われた。

教育講演

「スポーツと脳震盪(頭部外傷)」

岡山大学 脳神経外科 准教授/ファジアーノ岡山チームドクター 杉生 憲志 先生

一般発表

1) 試合に向けた体重コントロールが女性競技者の月経にもたらす影響

環太平洋大学体育学部 宮本 彩

2) 岡山県の学校現場におけるREDsの実態 

―養護教諭を対象としたアンケート・インタビュー 調査より―

岡山大学学術研究院 教育学域 津島 愛子

特別講演

「インターハイ出場・優勝を目指す高校生アスリートに対する心理サポート」

川崎医療福祉大学 医療技術学部健康体育学科 教授 田島 誠 先生

令和７(2025)年度科学研究費助成事業－科研費－の公募

各 位

日本学術振興会より、
令和７(2025)年度科学研究費助成事業－科研費－（基盤研究（Ａ・Ｂ・Ｃ）、挑戦的研究、若手研究）の公募について
7月16日（火）より公募開始との連絡がありましたので、お知らせいたします。

・科研費電子申請システムは、７月２３日（火）の利用開始を予定しています。

学内における締切を次のとおり設定いたします。

　　　電子申請システムでの送信締切：８月２３日（金）

　　　再提出（訂正依頼分）最終締切：９月　６日（金）

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今回は大学院生の指導も絡んでいるので、本気で取り組むつもりである。

創立20周年記念 評価充実協議会

日本高等教育評価機構が創立20周年を迎え、『創立20周年記念　評価充実協議会』がアルカディア市ヶ谷（私学会館）で行われた。

東京へ日帰り出張となったが、今回は富士山を見ることができた。

７月７日に行われた東京都知事選のポスターも、まだそのまま残っていた。

第35回日本運動器科学会

今回の日本運動器科学会では、私が大学院で指導した３名が発表を行った。

変形性膝関節症患者における歩行立脚初期の膝関節内反角変化量に関連する因子の検討

社会医療法人財団大樹会 総合病院回生病院リハビリテーション部　福田 航

人工膝単顆置換術前後における Dynamic joint stiffness の変化について

社会医療法人財団大樹会 総合病院回生病院リハビリテーション部　川上 翔平

外来通院中の軽度変形性膝関節症患者における下肢 3 関節周囲筋力と痛み，パフォーマンス，活動能力の縦断的変化との関連性

医療法人なかじま整形外科・リウマチクリニック 大日 祈雄

アメリカ・ブラジル・カナダ研修団歓迎会

アメリカ・ブラジル・カナダの研修団が来学し、岡山キャンパスで歓迎会を行った。