鹿沢・万座パークボランティアだより

鹿沢・万座パークボランティアより皆様へ自然情報等をお届けします。

オキナグサ

2011年05月02日 | 日記
   風はそらを吹き

   そのなごりは草をふく

   おきなぐさ冠毛(くわんもう)の質直(しつぢき)

   松とくるみは宙に立ち

     (どこのくるみの木にも

      いまみな金(きん)のあかごがぶらさがる)

   ああ黒のしやつぽのかなしさ

   おきなぐさのはなをのせれば

   幾きれうかぶ光酸(くわうさん)の雲

   (「春と修羅」宮沢賢治)

挿入される「松とくるみ・・・・」以下の三行は難解で理解が及ばない。
そのことを差し置いても、オキナグサの
冠毛(くわんもう)の質直(しつぢき)
光酸(くわうさん)の雲
と言った表現にはとても良く共感出来る。

日ハ君臨シ カガヤキノ
   太陽系ハ マヒルナリ
   ケハシキタビノ ナカニシテ
   ワレラヒカリノ ミチヲフム
(花巻農学校精神歌 四番)

強い「信」に裏打ちされたmental sketch modfied「春と修羅」
オキナグサが咲くと宮沢賢治を思い起こす。
(投稿:ワイルド)
コメント
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