鹿沢・万座パークボランティアだより

鹿沢・万座パークボランティアより皆様へ自然情報等をお届けします。

十二夜の月に照らされた鹿沢園地

2016年01月22日 | イベント実施報告
 都会の生活では「月あかり」を意識することはほとんどありませんが、自然の中の生活や少し昔の生活では夜道を照らす月の光は身近なものでした。特に冬の月夜は雪に月の光が反射して「月あかり・雪あかり」の世界になります。日の入り後すぐに月の出になる、十三夜の頃の月は人々に親しまれました。防寒着を着こんで月光の中をスノ―シューで歩きまわるのは都会生活にはない楽しい経験です。  月明かりの情景を皆さんに伝えたくて、デジカメ(コンパクトカメラOLYMPAS TG-3)の「手持ち夜景モード」撮影しました。雪面の樹木の影が昔に見た「長谷川伝次郎」の写真のようで予想以上の写りでした。写真から、子狐が月夜の晩に手袋を買いに行く新美南吉の童話のイメージが感じられるしょうか。なお、この日(1月22日)の月齢は12.1(十二夜の月)でした。


月明りは、森の中を歩くにも十分な明るさだ。


県道からの休暇村入り口の明りが見える。


テニスコート入り口の「情報ステーション」も雪に埋まっている。


冬木立の向うに休暇村本館の明りが見える。


黒い樹形


除雪された休暇村内の道


インフォメーションセンター前、ブリッジの影がくっきり。


インフォメーションセンター前の雪面が月光に明るく照らされている。


キャンプ場に下る坂道。


キャンプ場と村上山


インフォメーションセンターに続くスロープと桟敷山


キャンプ場の池


木立の向う、月の右にオリオン座い、左はふたご座


木立の影が雪面に落ちる


明るい本館の明り


村上山と野草園


月と大いぬ座のシリウスを従えたオリオン座


踏み跡のない野草園の雪


駐車場から野草園を見る


本館前の駐車場


休暇村本館、人口の光は明るい。

(投稿:ワイルド馴鹿)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする