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かぜねこ花鳥風月館

出会いの花鳥風月を心の中にとじこめる日記

しばらく減酒し、体からの返事を待とうかな

2025-04-25 15:21:12 | 日記

2ヶ月に一度ほど、近くのクリニックに「降圧剤」の処方のための診断に行くのだが、小さい医院のわりに待ち時間が長いので、(昨日は2時間も待った)いつも気が進まない。だがこの日は、1月末に受けた特定検診結果の通知をもらおうと、「降圧剤」が切れた時点で重い足を運んだ。

その待合室で、読売新聞のいやな記事を読んでしまった。「高齢者のアルコール依存が認知症をまねきかねない」と。まさに、オイラの事が書かれているような記事であった。認知症とは自覚していないが、山で出会った花やチョウの名前がすぐに出てこない。シソ科の「カキドオシ」など、つい二・三日前図鑑で名前を確認したばかりだが、昨日道端でこの花に出会ってもすぐ名前が出てこなかった。まずい。

そして、検診結果だが肝機能、尿酸の検査結果がいずれも基準値を超えていた。とくに、肝機能アルコールが原因だというγ-GTPや肝炎の指標であるASTなどが「要医療」の基準値に達しているではないか。まずい。

医師は少し様子を見ようと言ってくれたが、オイラは「このところのアルコール依存が原因」であることは自覚している。

「認知症」と「肝機能障害」・・・暗い人生の結末が待っていそうだ。

まだ間に合うかもしれない、今日はとりあえず飲まず。明日からはきっちりと運動して、山に登った日も、山菜採ってきた日も ビール缶一本、ワンカップ1個程度にし、飲まない日を週1日から3日程度に増やし・・9月予定の検診結果を見てみよう。

だが、読売の記事は、断酒こそアルコール依存により縮んだ前頭葉を回復し、認知症を回避する手段だと書いてあったような・・・・(そな殺生な)(それも暗い人生)

 

     

               ヤマブキの花やぐ季節なのに 気が晴れない

 


かぜねこ三百名山未踏峰・空想(共有)登山

荒海山(あらかいざん)・1581m・日本三百名山(№218)

尾瀬の玄関口「会津高原尾瀬口」駅から歩いて登ってこれそうな距離にある山だが、この駅に降りたのならバスに乗って桧枝岐方面の尾瀬や会津駒、窓明山などに行っちゃうよな。名前は雄々しいがどうも魅力に欠ける。共有登山ですませよう。申し訳ない。

 

荒海山Wikipedia

 「ま横」さん提供

【登山】日本三百名山に登ってみた97 荒海山編 (八総鉱山跡登山口~山頂ピストン)

多少天気が悪くても、しっかり山座同定してくれてありがとう。

 


かぜねこ三百名山未踏峰・空想(共有)登山

男鹿岳(おがだけ・おじかだけ)・1777m・日本三百名山(№217)

地図を見ると、登山口とされる「大川峠」から山頂まではササの藪こぎが続くとされており、残雪を踏んでいく時期が適期なんだろう。だがその峠まで3時間近く荒れた林道歩きを余儀なくされそうで、上級者向けの山なのだろう。大佐飛山塊は首都圏から近くにあるも登山道のある山はほとんどなく、遠い山だ。

 

男鹿岳Wikipedia(大佐飛山地)

 

「ま横」さん提供

【登山】日本三百名山に登ってみた98 男鹿岳編

残雪を行くアイゼンの音が小気味よかったです。那須の展望素晴らしかった。

 


かぜねこ三百名山未踏峰・空想(共有)登山

七ヶ岳(ななつがたけ)・1636m・日本三百名山(№216)

会津鉄道に「ななつがだけとざんぐち」という駅があり、窓から西方向を見ると峩々とした立派な山容が間近に迫ってくる。ただし現在この駅からどの登山口までも歩いて遠く、「名ばかり駅」なのかもしれない。最短の登山コースは「たかつえスキー場口」からなのだろうが、やはりこの山はナメ滝を通る黒森沢コースと七つという名にふさわしい幾つものピークを上り下りする下岳コースを織り交ぜるのが最良とみる。ただし、このコース選択は車がないと無理みたい。鉄道の車窓から眺めてよしの山でいいか。

七ヶ岳Wikipedia

 

「ま横」さん提供

展望悪いなりに秋の1日楽しめました。でも、ゲレンデ歩きいやですよね。

 

 

「雪渓嶺」さん提供

七ヶ岳(나나쓰가다케/1,635.8m) 黒森沢登山口~下岳登山口 周回

この山を一番楽しめる周回コースを紹介していただきありがとうございました。

 

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東北の三百名山未踏峰たち

2025-04-24 16:28:23 | 日記

日本三百名山未踏峰空想(共有)登山も、いよいよわが東北エリアにやってきた。

しかしさすが地元ということもあって、東北エリアで百から三百までの名山四十座のうち未踏峰はわずか五座、すなわち栃木・福島県境の「荒海岳」と「男鹿岳」、福島南部の「七ヶ岳」、山形西部の「摩耶山」そして岩手南東部の「五葉山」である。

だが、もうオイラには「全部クリアしてやる」という若さは残されていない。空想(共有)登山で済ませようと考えている。

だが「五葉山・ごようさん」だけは、かねてよりの評判を聞いているので登らねばならない。また、三百名山リストに入らなかったが、岩手県北部の「七時雨山・ななしぐれ」その名前の美しさに惹かれていたがまだ登っていないのであり、「思い残し山リスト」に搭載している。

そしてこれからは未踏峰というより東北の思い入れのある山域にできるだけ再訪の機会を得たい。

八甲田、鳥海、月山、焼石、飯豊、朝日、もう二十年近くそれらの尾根を踏めていないが、鉄道やバスといった公共交通機関を駆使して、できるだけ簡便かつ絶景コースを探して、ゆっくり、ゆっくりと足を運んで思い出の山たちとの旧交を深めよう。

 

    

         岩手山焼走りから遠望した七時雨山

 

 

 


かぜねこ三百名山未踏峰・空想(共有)登山

御神楽岳(みかぐらだけ)・1386m・日本二百名山(№124)

いよいよ北関東・上信越の数ある未踏峰最後の山となった。どうも位置関係があいまいだが、この山は会越国境の山でも磐越西線津川駅が最寄りの駅。きわめて奥深いところにある二百名山だが、山頂は360度の大パノラマが享受できるポイントのようだ。またこの山の雪に削られたような大スラブの迫力も見ごたえがある。アクセスの関係で登ることはないのだろうが、Youtuber達に支えられて登りついたような心地になっている。あとは、東北と北海道を残すだけだ。空想なので猛烈なスピードで登山している。

 

御神楽岳Wikipedia

 

「ま横」さん提供

【登山】日本二百名山に登ってみた84 御神楽岳編 (室谷登山口~山頂ピストン)

いつもいいお天気と山座同定の動画提供ありがとうございます。やっと北関東・上信越クリアです。

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スプリングエフェメラルバタフライたちにお別れ

2025-04-23 11:49:20 | 日記

昨日、素晴らしく晴れ渡った宮城蔵王エリアの青麻山の山ふところ。

つい5日前、同じ道を歩いたばかりなのに、もう一度この山のスプリングエフェメラルバタフライ「ヒメギフチョウ」さんに会いたくて、晴れ予報を得ていつもの電車とバスを乗り継いで遠刈田温泉に。

この5日間の気温上昇と多少の慈雨が、この森の落葉広葉樹たちの緑をさらに深め、スプリングエフェメラルフラワー「カタクリ」さんたちはこの季節の役目をそろそろ終えて、ふもとの林床一面の花咲かせていた6,7年生たちの花はしおれ、一部は大きな種袋を膨らませている。

したがって、蜜を求めたふもとを舞っていたヒメギフチョウさんたちは、もうこの場所には姿を見せず、さらに標高を上げたまだカタクリやスミレの花が咲いている場所で目撃することができた。

だが、この日は同じアゲハ科のキアゲハやクロアゲハたちも早くも出現していて、明らかに体が一回り大きいキアゲハがヒメギフチョウを追いかけたりして遊んでいた。明らかにヒメギフチョウのほうがスピードが速いので、簡単に逃げおうせていた。

この日、追い疲れたのか草に留って羽を広げていたキアゲハだけはカメラに収めることができたが、残念ながらヒメギフチョウさんたちを捉えることができなかった。だがこの季節、元気に命のリレーを続けている彼ら彼女たちの元気な姿を目撃したので満足した。

5日前よりもさらに鮮やかな残雪を青空に置いていた北蔵王の山々立ち、船形・大東・面白山・仙台神室・山形・神室・雁戸の山々を眺めながらきつねうどんと鮭おにぎりの速いランチをとり、あとはタラの芽やユキザサなどを摘んで温泉街に下る。

もう来年まで、こちらのコースは歩かないだろうと思い、900円もする日帰り温泉のドアをくぐり、露天にまったりとして若葉の季節を歓ぶ。

 

    

        ヒメギフチョウを追いかけていたキアゲハくん

    

        船形の山々(右から後白髭・船形・仙台カゴ・最上カゴ・白鬚)

    

         大東岳は北面白山(右)と南面白山(左)を従えて堂々

     

          遠刈田温泉街の向こうに大東岳の山並み 

     

       雁戸岳(がんどさん)の三つのピーク(右から1410ピーク・北雁戸・南雁戸)

 

     

      

           展望の丘から山並みを眺めてランチ

 

 

 


かぜねこ三百名山未踏峰・空想(共有)登山

高原山(たかはらやま)・1795m・日本三百名山(№220)

優しそうな名前の山ではあるが、釈迦ヶ岳火山群と塩原火山群のいくつもの山が連なる活火山の総称が高原山ということで、この名前の山はない。最高峰釈迦ヶ岳や鶏頂山からの北関東や東北南部の展望が楽しめるなど魅力的な名山ではあるが、如何せん公共交通機関利用派には駅やバス停からほど遠く、今のところ登山するという選択肢はないか。共有登山で空想しよう。

 

高原山Wikipedia

 

 

「ま横」さん提供

【登山】日本三百名山に登ってみた53-2/2 高原山編

相変わらず丁寧な山座同定ありがとうございました。登った気持ちになりました。

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ウコギ科たちの春を寿ぐ

2025-04-21 14:16:35 | 日記

いよいよ、植物分類上「ウコギ科」に属する木の芽が伸びだしてきた。先週蔵王山ろくで少しばかり摘み取ってきた「タラの芽」のほかに、「ハリギリ」・「コシアブラ」・「タカノツメ」などが山菜としての対象となるが、地中から生える「ウド」もこの「ウコギ科」に分類される。

いつも通う青葉の森では「ウド」を見かけたことはないが、晴れた今日は小1時間ばかり歩いて、「コシアブラ」数十本と「ハリギリ」・「タカノツメ」をほんの少し摘み取ってきた。晩餐に「天ぷら」・「炒めしょうゆ煮」・「おひたし」をつくり蕎麦と一緒にいただこう。日本酒も買ってきた。

さながら「ウコギ科」の春を寿ぐささやかな酒宴である。

あらゆる春の山菜の中で、オイラは「ウコギ科」のメンバーたちを愛する。何より土の精霊が乗り移ったのではないかと思われるほど個性的な「エグサ」が好きだ。

なかでも「ウド」・「コシアブラ」・「タラの芽」は優劣つけがたく、これらさえ頂ければもう他の山菜たちはパスしてもいいくらいだ。あと半月もすれば、いつもの湯治場周辺の雪が消えた斜面に「ウド」たちも顔をのぞかせるのだろう。

また、出かけなければならない。

 

コシアブラ芽を出す

山桜と新緑のころ

シャンデリアの灯りのようなリョウブの新芽たち

フデリンドウ現る

 今日の収穫 

 


かぜねこ三百名山未踏峰・空想(共有)登山

二王子岳(にのうじだけ)・1420m・日本二百名山(№125)

二王子と書いて「におうじ」ではなく「にのうじ」と発音するところが古式ゆかしい感じがする。東京の八王子も「はちのうじ」と発音したらどうだろう。一度聞いたら忘れることができない山名のため古くから知っていたが登れていない。新潟なのだが意外と遠い。新幹線の始発に乗っても、最寄りの新発田につくのは昼近くになる。だが、飯豊連峰がこれだけ間近に展望できる山はないだろう。できれば残雪の飯豊を眺めたい。5月半ばから6月半ばの晴れた日が良さそうである。南俣という登山口に近接した地点まで平日のみのバスが新発田から運行しているようだ。登山口の二王子神社にはキャンプ場もある。頂上には避難小屋もある。どんな登山が楽しいか考えてみよう。登りたい山だ。

 

二王子岳Wikipedia

 

「tatu4551」さん提供

サンカヨウを見に二王子岳へ

残雪の飯豊連峰の大展望とフラワーウォッチングが楽しめる時期に登りたくなりました。

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野沢菜の思い出~指でつまんでおにぎりといただく

2025-04-20 15:33:43 | 日記

十日に一遍感覚で、駅まで歩いて行って成城石井の「平飼い卵」と日の出納豆製造所製の「成城石井の納豆」買いに行く。今日は、漬物コーナーに「野沢菜」が置いてあったのでついでに買い求めてくる。

帰り道、急に白いご飯と野沢菜を昼に食べたくなって、お昼、コシヒカリを100gだけ水蒸気炊飯をしておにぎりを作り、ゆで卵との野沢菜でいただいた。すべて箸を使わず指でつまんでいただいた。

野沢菜の思い出はすべて長野県の野沢温泉での思い出。

一度は学生時代だから50年前、友と野沢温泉にスキーに出かけて民宿でいただいた。友の知り合いの女子大生だったか、居合わした人たちだったか忘れたが男女が部屋でどんぶりに山ほど盛られた野沢菜を酒の肴にして、トランプの「大富豪」に夜の更けるまで興じた。みな幼かった。

野沢温泉の野沢菜は漬ける前に温泉で洗ってしんなりさせるからうまいんだと聞いた。たしかにうまかった。

二度目、三度目は、もう還暦を過ぎてから、野沢温泉で開催されたトレラン大会でだ。エイドステーションで白いおにぎりと野沢菜がふるまわれたので、左手でおにぎりをほおばり、右指で野沢菜をつまんで口に入れ思う存分野沢菜を味わった。もちろん、宿でもふるまわれたが、あの時の運動途中にワイルドにいただいた野沢菜の味が忘れられない。

あれ以来、野沢菜には目がないので、店で目についたら買ってきては、ご飯の最良の友としていただいている。今日買ってきたものは、その野沢温泉のものではないが、あの時の余韻を感じながら、どうしても白いおにぎりと手指だけで食べたかったので、そのようなお昼にした。

今度は、山に持って行こう、白いおにぎりと野沢菜。そんな取り合わせがおいしい季節がやってきた。

 

 

     


かぜねこ三百名山未踏峰・空想(共有)登山

粟ヶ岳(あわがたけ)・1293m・日本三百名山(№221)

ヤマケイによれば、粟ヶ岳は登山道の全くない河内(かわち)山塊の最高峰ということである。今の日本で登山道の全くない山域は、北海道の日高山脈を除いて少ないのではないか。この粟ヶ岳だけは二本立派な登山道があるので、残雪の時期ここの山頂からその河内山塊の山々を地図を見ながらアテッコするのも楽しいだろう。

 

粟ヶ岳Wikipedia

 

「まわっしーch」さん提供

【雪山登山】【三百名山】残雪期の新潟・粟ヶ岳〜新緑、春の花々、雪の残骸〜

中央登山道ピストン)

残雪の登山道と山頂からの大展望よかったです。

 

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