かぜねこ花鳥風月館

出会いの花鳥風月を心の中にとじこめる日記

後半戦は、ロングトレイルも

2016-07-30 13:45:12 | 日記

今年の後半戦ということではない。人生の後半戦ということだが、日本列島をもう一度見直す

ためにもピークハントや名山めぐりのみにとらわれず、「気持ちのよい場所」を長く歩いてみる

のもいいみたい。テントを背負ってもよし。温泉のある宿を渡り歩いてもよし。時間だけはある

後半線、幸い日本ロングトレイル協会なんてのも立ち上げられているようだ。

先人に教えてもらいながら、歩いてみようぜ。

http://longtrail.makinote.jp/archives/32

まずは、9月になったら富士山遥拝のあと1週間ばかり休めるのだから、そうだな、まだちょっ

と暑いから山岳散歩を取り入れたスノーカントリートレイルの一部を温泉をつなげながら歩い

てみようか。

田中陽希さんの師であり2013年に交通事故で亡くなった小橋研二さんらが整備を進めてい

た本州でも好きな山域(でもまだ2~3回か歩いたの)を温泉を繋げて歩いてみようか。9月。

http://snowcountrytrail.jp/?a=corp&id=6&sub=35¤t_page_num=1

楽しみだな。

地元公民館の豊年祭りの朝、東の海に大きな入道雲

豊年祭は、いわゆる「秘祭」で、外部の人間が立ち入る場所ではない。昨晩から今朝の未明まで太鼓が遠近に聞えていた。

二十七日の月の地球照も今朝も写した。しばらくは曇りの予報で新月期のの星空写真は無理かな。

 

 

 

 

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ボイジャーゴールデンレコード

2016-07-30 05:58:26 | 日記

 そうか、ボイジャーには、諸般の事情があってビートルズはのっからなかったんだね。サッチモのボーカルやリヒターやグールドのバッハは、しっかりと太陽系外に進んでいる。で、知的生物の可能性のあるエリアに到達するのは4万年後らしい。

 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%82%A4%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%81%AE%E3%82%B4%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%87%E3%83%B3%E3%83%AC%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89

 ジミー・カーターの言葉がすばらしいね。4万年後人類はいないと踏んだらしい。オルゴールの「孤独と寂寥」は、全人類で共有しようぜ。

未明の二十六月をp90で手持ち撮影しました。「月」仕様から「P」に切り替えて、露出をあげたら地球照が写ってきます。おうしのアルデバランとのコラボなど面白い映像が現れます。明日晴れたら三脚で挑戦してみようか。

 

 

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オルゴール

2016-07-29 10:23:24 | 日記

このごろ、また、目覚めが早くなった。深くアルコールを摂取していないせいもあるだろうし、筋トレをはじめたり、朝ランを復活させたりしたせいで、体が少し興奮し、はやく目覚めよとの信号を送ってくれるのかもしれない。以前は、NHKのラジオ深夜便を聴きながらまどろんでもいたが、まずベランダに出て月や星の様子を伺うのが日課になっている。朝の3時ごろ、南の空は寂しいが、月が輝いている東あたりから北方向の空には、アンドロメダ姫や彼女の膝元にアンドロメダ星雲=M31、その近くのスバル=アルシオーネがぼんやりとにじむ。

トレーニングを再開したのは、先々週の「野沢温泉」でのラストの苦しい喘ぎ、その直前に当選した12月の「伊豆トレイル」。野沢を乗り越えて伊豆を完走したいというささやかな望み。

星空らを眺めすぎて、首が痛くなってきたから部屋に引きこもって、録画の再生。今年は、ビートルズ来日50年とかで、BSで特番をやっていた。映像は古いが、音楽は永遠のもの。ひたすら彼らのサウンドを聴いていた80年代がよみがえる。

そうか、83年の利尻・礼文の旅の途中には、擦り切れるほど「カセットテープ」を聴いていたな。メジャーなレコードより、デビュー前のキャバンクラブとかの熱気がこもった録音をFMで特集していたやつ。それをテープに録音して繰り返し聞いていたな。「ダニーボーイ」「ミスタームーンライト」なんか。

https://youtu.be/53jGltdycU4

50年以上がたっても、彼らのメロディーは永遠のもの。睡眠と作業用という相矛盾するようなオルゴールの投稿を見つけた。オルゴールの音は、時に孤独と寂寥をいざなうが、彼らのメロディーだったら、スターウオッチングにも似合うな。そういえば、ボイジャーかなんだかという人工衛星に彼らの音楽も積まれていたっけ・・・。どなたかの宇宙人さまに拾ってほしいな。

 

 

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疲労回復は、トレーニングジムで

2016-07-24 20:43:02 | 日記

昨晩は、快晴となった夜空を仰ぎに、歩いて10分の宮良海岸に久々下りていく。月の出が午後10時前であるから、写真撮影は午後9時前後がベターか。もう、この季節南十字座は、この時間帯は水平線に沈んでいるが、八重山の古人が漁の指針としたと思われる「ばいかぶし」と名づけたケンタウルスα、βは、しっかり南の水平線に傾いで輝いている。

そしてこの時間帯の主役は、やはりサソリ。頭上に火星、アンタレスの左隣に土星を仲間にしながら夕涼みをしているんだな。

今夜双眼鏡で望んで、眺め続けたのはサソリの尻尾のうえのM6.M7という散開星団。いまだこれらをカメラに収めるだけの材料を持っていないからじっくりと双眼鏡で楽しもう。

先週の疲れは、冷房の聴いた午後健康福祉センターのトレーニング室に行って「きらクラ」を「らじるらじる」で聴きながら、じっくりほぐしました。そのあと、お隣の運動公園プールに行って水中歩行とクロールで、これもじっくりほぐしました。

もう1週間で7月もおしまい。9月の富士山行を含めた長い夏休みまで出かけないから、八重山の夏を楽しんでトレーニングを行うことにしている。

今年の最大目標は、いつの間にか12月の伊豆トレイルジャーニーに変わっている。ランニングと筋トレとトライアスロンをうまく組み合わせながら体力向上(劣化防止?)をはかり、10月末からの実戦

① いぜな88トライアスロン 88k

② 与那国島1周マラソン 25k

③ 石垣島ビーチ&トレイルラン 45k

④ NAHAマラソン 42.195k

で鍛えていくしかないか。(逆に、疲労蓄積→抵抗力低下→帯状疱疹再発なんてならないように)

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ふるさと

2016-07-23 15:29:53 | 日記

野沢温泉村が「ふるさと」や「おぼろ月夜」の歌を書いた高野辰之先生の終焉の地であることは、村に出かけるまで分からなかった。

こないだの野沢温泉でのトレイルランは、夜の10時ごろまではゴールに帰ってこられるかなとの甘い見通しが粉々に覆され、日が変わってからの、なんと17時間52分40秒も費やしてのゴールだった。それでもビリにならず制限時間まで2時間余りあったのだから良しとせねばならない。山を歩いていないのだから、この程度の実力なのだろう。が、こんな状態では12月の伊豆トレイルジャーニーは完踏危うしだろうから、この1年の最終目標として鍛えねばならない。体重も落とそう。

で、この大会のコースにはおおむね満足した。この季節、雨もいただいたが、梅雨明け前の高原に吹く風は心地よく、カッコウとホトトギスたちもまだ鳴いていたし、ニイニイ、ミンミン、カナカナたちも時と光の変化に応じて鳴き競ってくれた。そして、最高地点付近の草原には、ヤナギランの群落がやさしいピンクで声援を送ってくれた。この花を見るたびに信州の高原に来たという歓びに駆られるはなぜなのだろう。若かりしとき、いまだ野に咲く花にそれほど眼を向けなかった頃の信州で、それでも、ピンクの群落に出会うたび「ああ、こんな女性に恋したいなあ」などと淡い夢を抱いていたなのだからだろうか。

まあ、それはそれとして、この大会17時間という時間は、下りなのに走れず、深いガスの中をただただ、もくもくと痛みをこらえながら歩いた最後の5時間程度を除いて、山を歩く快感を久々取り戻した。やはり、山は「ふるさと」であり「恋人」。

トレイルラン、ロングだと眠いし、ショートだとあっというまに追い越されるし、トライアスロンもそうだが、「ミドル」の大会が一番、いまのオイラにお似合いのようだ。この大会には、また参加したいが、もう、来季に向け、良さそうな「ミドル」の大会を検索している。

で、この野沢温泉、翌日昼過ぎから散策と疲れを癒すため外湯めぐりをしたが、なんと、宿泊者は地元のヒト同様「タダ」。「大湯」という中心的お風呂を「薬師仏」とし、その他12のお風呂を薬師様をお守りする「十二神将」になぞらえて、かく浴場の入り口に神々の像が祀られている。そう、野沢温泉の共同浴場は、ただのお風呂場ではなく、信仰の対象なのだ。だが、「タダ」という利権にとりつかれたオイラは、13のお風呂に全部入ってやろう馬鹿をやって、8つ目あたりで湯にあたって、ふらふらとなりながら宿に帰った。十二の将軍たちにけりを入れられたようだ。心をあらため、また出直そう。それにしてもどの湯も熱かったぜ。

で、この野沢温泉、宿泊者ではなく、住民として暮らしたらどうだろうか、一湯のみではなく、他湯の掃除も手伝ったら、どのお風呂も自由に出入りできるのではないだろうか。山は近いし、春には山菜、夏は渓流、秋にはきのこ、冬は雪遊びと焚き火と「格別な余生」を過ごせそうでもある。

夕暮れに「おぼろ月夜」のチャイムが流れるつましい湯の町。高野先生ならずとも「ふるさと」と賞したいな。

長坂スキー場の山頂に群生していたヤナギラン

第一関門過ぎ。まだ、花に近づく余裕があった。

一番お気に入りの滝の湯

どのお湯も清らかに維持管理され、花を飾られた湯船もあった。真湯

温泉神社では、山百合が濃く匂っていた。夏が来たんだ。

最終コースの道端でキキョウがひっそりと街を眺めおろしていた。午後5時だったか「おぼろ月夜」のチャイムがこだましたな。

 

 

 

 

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