2017年大晦日の日。どんよりとした曇り空。少し雨粒。消極的年賀状(届いた分しか出さないということ)発送用の光沢仕上げはがき(FUJIFILM製)を購入後、宮良の海岸をお散歩。大潮で、干潮が11時だというので、ランチ用に紙パックワインとサンドウィッチをザックに入れて歩くが、皆、沖の海岸線のほうにランチに出かけたみたいで、少し寂しい思い。
でも、久しぶりの「アオアシシギ」君やハマナタマメの花を日本の冬においしそうにむさぼる毛虫の兄弟に出会って、ほっとする。
イヤホンでらじるらじるFM仙台放送局版を聞いていると現在の最高気温が2.9度とか。こちら、20度くらい。2年後は、「あそこ」に滞在しているのかと思うが、想像力が働かない。
散歩の終わりに、宮良海岸の石に腰掛けて、残りのワインを飲みながら「まろのSP日記」を静かに聴く。浜は、風もなく波音もなくまったく静かだ。
去年の年末の曲は、ラフマニノフの「ヴォカリーズ」だったが、本日まろ様は、同じ作曲家の「2番シンフォニー第3楽章」をヴァイオリンでやった。
やはり、1年の終着駅は、時間の果てを感じる時で、ラフマニノフが似合っているようだ。
予報では、明日の初日は望めないが、カメラのバッテリーに充電しておく。
八重山の 終いの月か 晦日月 (12月30日、午後5時9分)
アオアシを 年の瀬につき 知らん顔
水滴に 命をもらふ 渡りシギ
生きるとは 急げとのこと 大晦日
生きるとは 進むということ 大晦日
大晦日 グンバイヒルガオ 宇宙(そら)見てる
うなだれて おおつごもりの ゆうなかな
ランタナや 行く年来る年 はなやかに
暮れの日に ランタン灯す ノアサガオ
イソシギの ちょこまかとして 年を越す
キアシシギ 晦日の大潮 食べつくす
宮良川 コサギ浮かべて 年を越す
暮れの日の チュウシャクシギの 眼柔ら
美の貌を 虫にささげる ナタのマメ
「捧げる」と ハマナタマメ の独り言
大晦日 宇宙孤独を 感じあう
つがいです ハクセキレイ の 暮れの宿 (タイワンハクセキレイか)
https://youtu.be/78XzDBpjNtg 宇宙の孤独を今年も感じて、終着駅に辿り着く。