かぜねこ花鳥風月館

出会いの花鳥風月を心の中にとじこめる日記

昨日の未明を残しておこう。

2017-03-31 19:38:23 | 日記

どうも、内地旅行で風邪を背負ってきたようで、肉体のリズムが変調。昨日今日と午前2時前に目覚めたので、ベランダに出て古いレンズで木星とスピカを眺めた。南の水平性方向をたどると、この時間帯南十字星が見えるはずであるが、雲に隠れている。下のは、昨日未明の木星三様。

 

 

 

古いレンズ、ニコン80m~200mf2.8 で木星その下のスピカを撮ってみた。月を除いて肉眼では、星の大きさの比較ができないが100m以上程度では、その大きさがはっきりとしてくる。下二枚は、切り取って、さらに望遠効果。面白い。このレンズ、まだまだ使える。

木星三様

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久々に晴れてきた石垣島

2017-03-29 05:44:36 | 日記

昨日今日と石垣島の空は、青空。時々、雲も霞のように漂うが、未明の南東方向にはさそりの尾っぽからいて座にかけて、天の川の中心地帯がベランダからでもうっすらと確認できる。下の写真は、カメラの高感度と加工ソフトらの仕業であって、肉眼ではこのように濃くは見えない。天の川中心地帯は、単独の恒星ばかりではなく、さまざまな星団が渦巻いており、こんど詳しい「星図」を買って解明していくことにしよう。

やっと、朝も暖かな大気が流れてきた。今日の予報は25度。ただし、東京から持ってきた風邪で熱っぽし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 3月28日朝のいて座方向の天の川 

                        

 

 

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冷たい雨の世界から舞い戻る

2017-03-27 05:53:42 | 日記

奈良、鎌倉、横浜を渡り歩いた「祈りの旅」は、冷たい雨がそぼ降る東京の午前中で終えた。花満開の上野公園などを散策できればとも思ったが、大方の樹々はいまだ蕾のようで、渋谷のとある美術館で開かれたいた日本画の展覧会で、橋本明治画伯の「朝日桜」や、東山魁夷の「春静」などの花を観賞しただけで、息が白くみえるほど冷たい世界から転げるように沖縄に舞い戻った。今朝は、咽喉の痛みを自覚でき、風邪を引いたようだ。

旅の総括は、後でするとして、仏教における「苦からの救い」とキリスト教における「罪と救済」の関係が、いまいち曖昧で、もやもやとしながら、「森友学園」とも付き合いながら歩いた4日間だった。

 

恵比寿の駅に戻る途中、ビルの庭に、まるでオイラのために咲いていてくれたような枝垂れ桜、発見。

雨のしずくが、レンズに落ちて。

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信仰への誘い

2017-03-23 05:05:26 | 日記

お彼岸も過ぎてしまったが、今はなき縁者や古人という言葉で括られる彼岸人をしのびつつ、そして、今も病んでいる此岸人の平癒を祈りに、今日から週末にかけて奈良、京都、鎌倉などの古寺(ふるでら)をめぐってこよう。と、そのような深い信仰は持ち合わせてはいないことを自覚しているのだが、大寺の甍や丸い柱、参道の白砂利の感触、観音様のまなざしやくちびる、それからししむらのくびれなどに、なんともいいようのない思いにかられるのであって、仏教は、そのような身体的快楽を愚者に与えることによって、その道への扉を開いてくれているのかもしれない。

それとことなり、キリスト教は、音楽でひきつける。子供のころ意味も知らず歌った賛美歌や大人になってから繰り返しレコードやCDで聴いたバッハの受難曲やコラール。一度でいいから、生の演奏に接したいと思っていたが、週末に「マタイ」の演奏会があるということで、旅の締めくくりはこれにした。

仏教は、映像的快楽で、キリスト教は、音響的快楽で、ともに信仰へと誘っているようなのだが、どちらも「この世の苦悩からの解放とあの世の憧れ」を目途としているのだから、どちらにも寛容でありたい。

そのような、高邁な旅であるかしらのようだが、今日もイヤホンで聴いているのは「森友問題」なのだろう。解脱できない己を自覚。

 

 

 

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 唐招提寺金堂(ライセンスフリー)

おおてら の まろき はしら の つきかげ を  つち に ふみ つつ もの を こそ おもへ (会津 八一 先生)

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星っこみえね

2017-03-22 05:58:24 | 日記

東北弁は、やたらと名詞に「こ」をつけるが、なにかしらの愛着を籠めた風に聞こえる。「雪っこ」、「芋っこ」、「角っこ」など、独特のリズムで愛らしいが二文字の名詞との相性がよさそうだ。でも、「星っこ」などとは、普通言わないが、オイラは、夜空に広がる星々に対しても東北人のDNAゆえ、たとえば毎朝の日課で寝起きとともにベランダへの窓を開けて南の空を仰ぐとき、「ああ、きょも、星っこみえね」と嘆いたりしている。今朝の空もそうだ。冬型で、内地の天気が不穏のときは、きまって石垣島の空も不穏となってしまう。桜も開花したそうだ、本格的な「星っこ」のシーズンが待ち遠しい。


昨日の朝の月、「下弦」と一昨日の宵の「冬のダイアモンド」で「星っこ」と遊ぼう。



 

 

 

 

 

 

富田勲さんのアラベスクで「星っこ」遊びをしよう。

https://youtu.be/8ajSyyzIC_8

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