かぜねこ花鳥風月館

出会いの花鳥風月を心の中にとじこめる日記

平成31年3月31日

2019-03-31 04:34:30 | 日記
左から読んでも、右から読んでも同じのような日。本日をもって、正真正銘、国家公務員たる身分を失い、明日午前零時に何の組織にも属さない自由人となる。

ただし、自由人たる沖縄から北向けの旅は、すでに10日を経過しているのであって、組織人として最後の仕事は、明日、郵便ポストに健康保険証返却のための封筒をぽとりと落とすだけ。

いよいよ、旅も面白くなりだしてきた。憧れの、佐多岬、都井岬の岬めぐり、寅さんのロケ地、飫肥、油津、青島を訪ね、九州北部に向かおうとしている。

折りたたみ自転車アカンマだけでは、一日50キロがいいとこなので、青春18キップも旅道具として桜前線を追いかけないと。

青島にて
 
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旅の味方 Aコープ コンビニ 日帰り温泉

2019-03-27 17:12:57 | 日記
この日記には、記憶するのが面倒なのと、旅に普遍性を持たせるため、できるだけ細かな固有名詞を使用しないこととする。まあ、後に続く阿呆は、皆無だろうが、オイラの 現在位置を特定しないことが、防犯上必要だからである。(ははは、無名で貧乏旅人なのでちゃんちゃらおかしいが)

薩摩半島から大隅半島へ、本土最南端地点に喘ぎながら到達し、小さな浜のこぎれいなキャンプ地で一夜を明かす。

黄昏時、韓国人のマウンテンバイクツーリスト5,6人のグループ到着、いたって礼儀正しくフレンドリーである。旅に国境はなく、旅人にヘイトはない。

本日、夜明けと同時に、8キロ先の集落のバスに乗ってワープするため山路を急ぐ。



旅の味方を列挙する。

1.Aコープ 田舎なら大きめの集落にある農協系のスーパー 新鮮な野菜、なかでもミニトマトとキ
ュウリやカマボコを買って、酒の肴としている。もちろん、焼酎の地酒もここで買う。


2.コンビニ 中継地のエイドステーション、として欠かせない。ゴミ捨てステーションとしてもお世話になってます。🙏



3.日帰り温泉 本日も道の駅併設のゴージャスな温泉にお世話になり、髭も剃って、500円もしません!火山性田舎、好きです!
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開聞みゆ 佐多岬みゆ 桜島みゆ

2019-03-26 05:25:04 | 日記
那覇港をあとにして四日目にして、ようやく「内地」の一角、鹿児島の港に降り立つ。

薩摩富士の開聞岳、佐多岬、そして桜島が歓迎してくれた。が、頬を伝う風の冷たさは、もはや南西諸島ではない。震え上がり、早々とデッキから客室に引き込む。 







桜島フェリーで桜島に渡り、立ち入りを許される湯平展望地370m地点に5キロ登る。すでに、山桜があちこちに咲いていて、山に彩りをそえる。ウグイスもひっきりなし。下り坂で凍える。




鹿児島市内に帰って、せごどんの墓、終焉地、洞窟、城山展望台を回っていたら、すでに午後も遅く雨予報でもあるので、JRで指宿にワープし、掛け流しの湯宿に。すっかり暗くなっている。
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田中一村に感激の島

2019-03-24 21:21:18 | 日記
折りたたみ自転車アカンマの前ブレーキは、神対応ともいえる名瀬の自転車店主によって、いともたやすく復活した。ブレーキのシステムも知らないで旅しようとしているオノレが恥ずかしくなった。

旅はグランドデザインに従ってスムースに流れるものと安堵したのか、前夜のテント場での黒糖酒飲みすぎが祟って目覚めが遅くなり再訪したかった加計呂麻島行きの船に乗り遅れた。船の出発時間も20分間違えていた。

諦めて、この島最大の目的「田中一村美術館」へバスで行き原画に感涙。恥ずかしながら6年前、ジャングルトレイルの際、立ち寄った奄美パークでは、隣接するこの美術館にまったく興味がなかった。










あらためて、この画伯の生涯に思い致すに、名誉や地位、財産や子子孫孫のことは、一切お構いなく、ただただオノレの美学を貫いた頑固さに唖然とするほかない。

奄美の旅の最後に、画伯が69年の生涯を閉じた家を訪ねる。

家というより掘っ立て小屋…



いま東京で回顧展を開いたら多くの人々が押し寄せ、奄美で画いた作品だけでも億単位の価値があるやもしれんが、彼は、30点弱の奄美作品を全く公開できなかった。

その理由、知るだけで涙。

この画伯に会いに、奄美を再訪するかも、加計呂麻島の再訪とセットで。奄美よ、さらば。


海の向こうに、うっすらとなつかしの喜界島。さらば。
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沖永良部島 序盤からして不具合

2019-03-22 14:18:02 | 日記
3.22 夜半パラつくが、明るい曇り空で沖永良部島滞在を終える。

昨日から前輪が重い軋みの音がするので、今朝のキャンプ場スタート前に原因を調べたら、ブレーキパッドがホイールに接触気味であることがわかったが、調整不明。

ボルトを緩めて位置を調整しても改善されないので、思い切ってパッドを完全にホイールに触れない場所に異動。これをもって、前ブレーキは完全に効かないことに。

よって、スピード走行は、あきらめ、島内の半分程度周遊で終える。  

そもそもの原因は、前ブレーキワイヤーが有効に作動していなかったことにあるようで、折りたたみか、輸送途中にワイヤーが切れたのかもしれない。

明日、名瀬のしっかりした自転車屋さんがあったら、みてもらおう。

お花見北帰行、序盤にして躓く。先が思いやられる。

🌸 開花の報、出始める。どこに行っても、🌸散るであってほしくない!            
 


岬の観音さまに旅の安全を祈る。

前髪のかわゆいオスヤギクン、発見!

エラブユリだそうです。
 
旅の昼ご飯は、地元のワンコイン弁当で。スタイルはヤマトだが、お味はリュウキュウ。
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