かぜねこ花鳥風月館

出会いの花鳥風月を心の中にとじこめる日記

御嶽山火山から2年

2016-09-27 09:53:40 | 日記

台風17号の暴雨のせいで外に出られず、窓をたたきつける風の脅威から逃れるために、部屋の中でモーさんが12歳で作ったイタリア語のオペラブッファをただただ聞き流しながら、すごしています。2年前の本日、あの、御嶽山の頂上付近噴火が発生したとの報道。いまだ、5人の方が行方不明とか。オイラは、2006年か翌年の9月に木曽福島から折りたたみ自転車にテントをつんで、御嶽山~野麦峠~乗鞍岳~焼岳~笠ヶ岳の百名山を周遊し、飛騨古川まで辿った旅は、快晴・平穏の御嶽山を体験したから鮮明に覚えています。開田高原からたどり着いた三の池のブルー、そこから頂上までの山稜の何と優しかったこと、山頂の愉快な顔立ちの神々(失敬)に微笑みながら高額な缶ビールをいただいたことも鮮明に・・だから、2年前のモノクロ状態の惨劇の写真と現在までの状況は何か、悪夢を見ているとしか思えませんが、「常に自然の脅威を眼下に置きながら、綱渡りしながらわれわれは生きてんだね、神様生かしてくれていてありがとう。」と謙虚に生きていくしかないのだと思います。

http://japonyol.net/editor/volcano.html

日曜日の台風前の晴天に撮った、「宮良海岸野鳥図鑑(仮称)」の整理を。この場所に富裕層向け大型ホテルが建つといううわさ。彼ら彼女らに代わって断固抗議したいが。記録だけは急がないと。

シロチドリのメス。一番好きだな、この種の黒い瞳の子。

こちらは、メダイチドリらしいな。ややこしい。

キアシシギでしょう。

クロサギ

白いクロサギ?

チュウシャクシギのシルエット

チュウシャクシギだ。

 

 

コメント

STYお前もか

2016-09-25 20:54:36 | 日記

土曜日の正午にスタートしたはずのSTYもスタートからの豪雨がたたって午後4時前には中止になった。記録もなく、完走グッズの配布もないのか。悔しいだろうが、それよりも悔しいのは、Utmf42k完走者で、何とか反対側の富士山こどもの国にたどり着いた100人以上の人々だろう。笑うに笑えなかったろうが、お天気には勝てない。オイラも、10年前の志賀高原で途中中止を体験しているが、泥んこの山道を大量の人々が走り回ると山道脇の草花も踏み荒らされ、地質にもよるが、乾いてもそれまでの山道がグジャグジャになるのがオチなのだから大会本部は早めの英断が必要とされるのだろう。さて、来年はどうか。オイラは、来月の志賀高原を控えているが、スキッと快晴の紅葉風景の中でスタートしたい。またまた、神仏のお世話になるしかない。

そして、予測がつく悪天とくれば、台風様。17号が明日以降八重山に接近、海はそろそろ大荒れ模様。わが、チドリやシギ君たちも不安そうな目で風の吹く方向を見つめる。彼らは、どのようにして暴風をやり過ごすのか。こちらは、コンクリートの箱にひっそりとしていればいいが、彼らの営巣は、風速60メートルに耐えられるか。ちっぽけな彼ら彼女らに畏敬します。

 

 

 

 

コメント

それでもFUJIに寄り添っていこう

2016-09-24 08:09:24 | 日記

今年のUTMFが昨日スタートとなったが、大雨警報のためわずか40数キロに短縮された。遠く海外から、日本全国津々浦々から、大枚をはたいて参戦したトレイルランナーは、さぞつらい思いをしたことだろう。その後の大会本部のアナウンスで、40数キロを完走したランナーだけ、スタート地点の180度反対側から本日正午スタートとなるSTYに参加できるという。目いっぱい40数キロ走ったランナーは体力、気力とも余力は残されていないものと思われるが、ひまだけはあるのだろうから参戦の意欲はある者も多いと思われる。それにしても、同本部のアナウンスが少し冷たい。「STYスタート地点には自力で行ってください。」とのこと。マイカーを駐車させていたランナーはいいとしても、公共交通機関を利用してきたランナーはどうして反対側に向かえというのか。御殿場まではバスを乗り継いで、そこからタクシーか。それともマイカーランナーに同乗の懇願をしていくことになるのか。もう、走った後にこのアナウンスを聞いたランナーたちは大混乱だろう。そして、対応に追われる大会関係者もご愁傷様としかいえない。

それにしても、9月になってからの日本列島の天気。秋雨前線と台風によりまともに晴れた日はないのではなかろうか。幸いわが沖縄からの富士山講一行は、何とか雨にやられず日本最高峰に足跡を残すことができたが、雲のせいで偉大な山容とご来光は望めなかった。しかし、雨にやられずに行ってこられただけで良しとしなければならないだろう。神仏に感謝するしかない。

で、我輩だが、死ぬるまでFUJIにかかわって行きたいと思う念がまたまた再興し、もう来年の登山コースを考えている。北の精進湖から精進口を登って御中道から大沢崩れ、御庭などをめぐって登頂するなんてのがいいし、まだまだ船津口、村山口なんて魅力的な登山口も残されている、UTMFは、もう無理としてもSTYにも参戦したいし、まだまだ富士五湖周囲の山塊なんか、歩いてみたい道はある。南アルプスからの富士の絵もいっぱい切り取りたい。「たかがFUJI、されどFUJI。死ぬるまでFUJI。」

 

先週1週間の思い出に・・・・・

 

2900m富士山東洋館前は雲とお友達

深田久弥先生が最後に眺めたであろう茅が岳の稜線から乾徳山、大菩薩方面の風景。

そこから5分登ると

 深田公園「百の頂に 百の喜びあり」

先生終焉の地。やっと積年のつかえが取れた。アンパンを一緒に食べて合掌。

翌日は、土砂降りにつき黒戸尾根は断念して、日向山に、頂上で雲が切れ思わずの展望に、まさに

「百の喜びあり。」

  雨乞山方面か。

タカネビランジだろうか。頂上の白砂に映えていた。

皇太子さまも登った尾根なのだから、いけないことはないだろう。もっと日が長い来年6月ころに日帰りを計画しよう。また。

しばらくぶりに、東北に帰ってきた。懐かしいブナの森。

 

被災地も回ってきた。5年たっても遅々として復興は進んでいないようだった。

旅の最後は、大好きな乳頭温泉郷の山。

 そして湯に沈潜し、黙す。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント

しばらく夏休み

2016-09-09 08:31:05 | 日記

日本列島水びだしの感がないではないが、10日ばかり夏休みでお出かけ、まずは沖縄の皆さんと富士山。晴れたらいいな。ああ、時間がない。閉じます。

コメント

登山用ヘルメットとヤギ皮の手袋

2016-09-07 05:45:24 | 日記

熱帯低気圧から成長した台風13号は、足早に関東方面をから東北地方へ駆け抜けていくようだ。かろうじて、週末の富士登山は、台風一過の間隙を縫って、登れそうな状況となった。昨日ドタキャンの1名を除き、7名体制となったが、果たして何が起きるか。体調、仕事等か絡んで、ヒトというものは計画通り行かないのが当たり前、どのようなことがあっても「今は、己の意思に従って進むしかない。」をモットーに出かけよう。台風が1,2日遅ければ飛行機さえも飛ばない不運から逃れられたのだから、「今は、幸運の道を突き進んでいる。」と言い聞かせて出かけよう。

それにしても、沖縄から始めて富士山に登る方々には、なんとか晴れた富士山の頂上を踏ませてあげたいな。後は、祈るしかない。

富士登山の後、1週間ほど夏休みをとって山歩きを続けていく計画。予定には、甲斐駒の黒戸尾根日帰りも入っている。垂直のはしご、連続する鎖場対策として、久々ヘルメットとヤギ皮の手袋を準備。若かりし頃は、沢登りならともかく普通の登山道でヘルメットは思いつかなかったが、落石、墜落,転倒のリスクが大きい普通の登山道も被って登ろうではないか。鎖場、はしごのある登山道は嫌いなのだが、元気なうちに黒戸尾根や剣の早月尾根なんかも登っておきたいし、まだまだ未踏峰の名山もリスクの大きい登山道はあるだろう。決して、高い買い物にならないだろう。しかし、この40年間の間の素材の進歩は著しく、わずか250g未満の重量。ザックにくくりつけて苦にならない重さ。熊の一撃対策にも持っていこうか。これから。

 

 

コメント