かぜねこ花鳥風月館

出会いの花鳥風月を心の中にとじこめる日記

モーさん、来る。

2016-08-31 05:27:54 | 日記

一昨日、我が家に到着したのは、オランダのブリリアントが製作した170枚CDがセットされたモーツアルト全集。以前から手元においていたモーツァルト事典を紐解きながら、わずか12000円の投資で、残された人生、この天才の「仕事」を鳥瞰しようという試みだが、わずか35年を駆け抜けた一人の男の「仕事」のあまりの膨大さと、あまりのコンパクトさと、あまりの価格の安さにある種の意識の混濁を覚えた。

それはそれとして、これから、窓を開けて小鳥や虫の鳴き音を聞き流すように、四六時中、部屋に低い音量を流しながら、読書やパソコンに向かうとどのような心身の変化が見受けられるかということ、に期待感をこめたい。

旅のお供にも、気に入った楽曲をウォークマンに収納し、退屈な乗り物の中で、好きなとき好きな風景を目の前にして、聞き流そう。あらたな、心の「平和」がもたらされることを祈ろうではないか。

昨日の朝、部屋の温度計は、いまだ30度を超えているが、湿度は60度以下、肌がべとべとせず眠りから覚めたら、27.6の月が消え入るように快晴の東空に浮かんでいる。

9月になったら、いよいよ秋のシーズンに向けて、体をいじめようとも思うのだが、昨年9月に発症した顔面帯状疱疹の後遺症はいまだ左眼の脇にうずくまっており、「いい加減」にしないと、次にどのようなしっぺ返しが来るのやも知れない。モーツァルトさん(面倒くさいからこれから「モーさん」と呼ばせてもらおう。)そのときは、救いの手を差し伸べてね。

さようなら、8月のお月様。

 

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季節は確実に進行している

2016-08-29 06:25:39 | 日記

 今朝(8月29日)は、網戸から北よりの風がやや強く部屋に吹き渡り、朝の5時前であろうか昨日までとは異なり、薄ら寒いものを感じ、アルコールで冒され茫洋とした眠りから覚めた。肌に、べたつきはなく、シャワーを浴びたいという気にもならなかった。薄ら寒くも、気持ちよし、6時ごろまでうつらうつらとしていた。

昨日は、朝のトンボの乱舞。今年になって初めてのことだ。午後、健康センターの筋トレのあと、近くの水田にお邪魔すれば、すでに二期作の青苗が水に浮かび、セイタカシギ君たちは、意に介しないというふうに、際限もなくトンボの子らをついばんでいた。(昨日の朝、元気なゴキブリを殺虫剤で殺したことに、いまだ、オイラの不可思議な人間性につっかえている。)

台風10号は、不思議な進路をたどり、やがて被災地たる東北を襲うとしている。だが、二百十日のころ、風の又三郎の季節もこの頃だ。だがしかし、季節に確実な変化が生じてはいるが、毎年、一定のリズムではないことに気がつく。かけがえのない毎日。もう少し、出かけよう。今が来年訪れるはずはない。少しは涼しくなってきた。(だが、昨日のゴキブリの生命力に、まだ引っかかっている。殺虫剤を3度も噴射したのに、ずうっと手足を震わせ死を拒んでいたエネルギーに。)

 とりあえず。ゴキブリ君に合掌。すみませんでした。

 https://youtu.be/niWruWGBsoM

 

https://youtu.be/itB36bvPnvY

 

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4.2光年先の夢

2016-08-26 11:24:27 | 日記

http://mainichi.jp/articles/20160825/k00/00e/040/152000c

このニュースで感銘を受けたことは、

「現時点の技術ではプロキシマ・ケンタウリに到達するのに約3万年かかるが、宇宙物理学者のホーキング博士らは、光速の5分の1の速さで飛行し、この恒星系に20年程度で到達できる超小型探査機を開発し、生命体を探す計画を4月に発表している。(共同)」」

というくだりである。地球に一番近い恒星とされる、わが南の海におなじみのケンタウルスα星との距離が、4.3光年、そこまで到達するのにいまのヒトの技術では3万年・・・・

光の速さで、太陽までは、500秒、冥王星までは、5.5時間どといいうことで、いかに太陽系外の恒星までは遠いことか(そこが一番近い恒星というから)

これを技術革新で、20年で近づけるという計画があること・・・・・

もう、SF映画の世界ではなくなっているんだな、ヒトの夢が、現実味を帯びた発言となってきた。願わくは、オイラの生きている間に、小型探査機が飛んでいきますように。

 

 

夏の大三角トリオ、白鳥座のデネブは1424光年、こと座のベガは25.3年、わし座のアルタイルは16.8光年先だとのこと。

かの星たちの惑星から、わが太陽は見えているのかしら。

はくちょう、こと、わしの星座にいるか座、や座、こぎつね座をひいてみたが、ちょっとうるさすぎます。

 

 23日の朝空、

24日の月(21.3)

    

25日の月(22.3)

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へび使い捕らえた

2016-08-24 20:57:27 | 日記

先週末の写真だが、サソリの上に鎮座していたへび使いをやっと「図鑑」のお陰で、線で捕らえた。なにしろ、2等星以下の星の集まりで、それもでかい。写真にとって、図鑑を片手にトレーズするしかない。なまえの不気味さもあって敬遠していたが、線を引くと、愛らしい医師の姿が現れた。神話の時代、へびは医師の医療道具だったんだね。へび嫌いのオイラに、すこし心の変容がきざし始めた。

 

 

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日の丸考

2016-08-22 21:16:36 | 日記

リオの閉会式。日の丸と君が代を改めて美しいと感じるが、その日の丸、今朝の東の空はこうである。「白地に赤く」ではなく「赤字に白く」である。日本人の多くがこの光景を見ていて、日の丸に異質を感じないのだろうか。白地に赤い風景なんて、自然の風景では、異様で、不吉の予感さえある。では、何ゆえ、このような旗を考案したのだろう。答えは、純粋に「美しい」からではないだろうか。赤字に白なんて、これが普通なのだが、旗にしたらどぎつく、いやらしい。

 

 

でも、たしかにどこかで、白地に赤い太陽にめぐり逢ったのかもしれない。いつどこでなのなろうか、よく思い出せないが、いつかめぐり合うまで、朝日ウォッチ、夕日ウォッチ意識しよう。

 

 

家のアパートの屋上に、夕方、イソヒヨドリのメスが鳴いていました。メスは、鳴かないものだと思っていたが、近くのオスと何か会話しているようでした。イソヒヨドリのメスの衣装、地味地味だが、夕日を浴びて美しいと感じます。

https://youtu.be/R-vsowb3RFQ

野生のメスの謙虚さを見習うべきです。鳥類に関しては、オスはやりすぎです。自意識過剰です。ああ、大好きなイソヒヨドリ。

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