かぜねこ花鳥風月館

出会いの花鳥風月を心の中にとじこめる日記

復活登山を目標に階段トレーニングはじめて見る

2020-04-30 05:16:17 | 日記

あの芭蕉翁も奥の細道で登ったとされる亀岡八幡宮の石段300段(まで数えて忘れた)は、12,3年前、富士登山競争のトレーニングで何度か通ったなかなか手ごわい石段だが、自粛ばっかりで家にいると、すっかり体力が落ちて、自粛解禁後の復活登山に大いに支障があると思われるので、久しぶりに参拝を兼ねて行ってみる。

グレートトラバースの田中陽希さんも、停滞自粛中の山形で328段の階段を22往復7216段登降したとSNSで報告していたので、それにあやかった意味もあるが、何と!3往復1000段でやめた。体力低下と体重増による負担は明らかである。家からの歩数も18665歩と、目標の25000歩に届かず。

まあ、少しづつ前向きな生活を取り戻しつつあるのだから、無理をしないですこしづつ登山できるような体力を作っていこう。

 

復活登山スケジュール 

① 6月末~7月:南アルプス北岳キタダケソウ撮影行~富士山山開き

② 7月:イーハトブキャンプ (早池峰・岩手山)

③ 8月:南アルプス南部周遊~中央アルプス周遊

④ 9月:イーハトブキャンプ(種山ヶ原)

⑤ 10月:北アルプス立山周辺キャンプ

⑤ 11月:熊野古道小辺路 高野山~熊野~那智

さあ、どうだろう、どれくらい「スカ」となるのか。「全部」もありうるか。

 

 

          

 

 

 

 

 

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25,000歩の自粛散策

2020-04-28 11:08:25 | 日記

朝からテレ朝系モーニングショーや国会委員会などでコロナ関連を見続けていると、いつの間にか昼になりフジ系バイキングTBS系やひるおび!などをダラダラ見続けて、午後にNHKFM「クラシックカフェ」聴きながら2時間ばかりの散歩、こういった自粛対応の日常だとスマホの歩数計は10,000歩程度で、運動不足解消の実感はない。

結果、突き出るお腹、夜中何度かの目覚め、微熱と悪寒、五臓六腑の微かな不具合が自覚されるのであり、これらの諸症状は運動不足と社会不安による肥満と体力低下や自律神経不調によるものと思われ、結果、免疫力低下によるウィルス感染と重症化が危惧される今日この頃である。

先週から、「そんな自粛生活はコリゴリだ!」と喝を入れ、登山用折り畳みカップに、ご飯を詰め込んで、それに梅干し、醤油をやや浸した海苔・甘シャケをのっけた「のりさけ弁」をこしらえて、片道1時間以内で森の入り口に到達可能な「〇〇の森」と称される国有林、私有林に散策を始めた。4,5時間で帰って来られるが、歩数は25,000歩。森に入ると、写真を撮ったり双眼鏡で覗いたり立ち止まっている時間もあるが、家に帰ると、久々の疲労感が漂う。裏山とはいえ、結構な累積標高差もあり、「体に効いているみたい」。

それにしても、人気のない森の中の東屋のベンチで、保温ボトルのほうじ茶でいただく「のりさけ弁」のなんという美味しさだろう。海苔と醤油と白米の相性の良さをかみしめる。素朴で、飾り気のない伝統の食材にこそ深い味わいがある。あらためて、野外で弁当を食べる価値を見直した。

これから森が緑に燃えようとしている今の季節、カタクリ、スミレなどの草むらの花、ツツジ、ヤマブキといった低木の花、見上げれば遅いヤマザクラやカスミザクラとあらゆる方面に花が咲いていて、それらの花の蜜の匂いに誘われて小鳥や蝶といった虫たちも活性を帯びてきた。蚊やブヨといった迷惑羽虫もいまのところ近づいてこない。

そんな浄土のような季節の森で、のんびり歩き、立ち止まり、休み、食べる。なにも、電車やバスで遠くに行かなくても近所の野山を散策するだけでも心身の英気が蘇ってきそうだ。この自粛期間(何とか、6月末ごろで解除になればと楽観)、雨の日を除いて出かけようではないか。合い言葉は、25,000歩。

 


〇〇の森図鑑

 

カスミザクラ

 

マヒワの♀かな

 

メジロたちがいちばんさわがしい

 

カワラヒワの♂くんか。ずんぐりしてかわいい。

 

イヌブナの若葉

モミの新芽

 

 

樹間の向こうに、蔵王連峰の屏風岳がまぶしい

 

ミツバツツジのピンクがあでやかだ

 

スミレの仲間は同定がむつかしい

タチツボスミレのなかまか

 

 

図鑑だとシコクスミレに似ているが、関西以西なのでよくわからない

 

ナガバノタチツボスミレに似ているが、東海以西なのでわからない

 

 

マキノスミレかな

 

スミレは、分からないので、専用の図鑑必要だな。

 

 

 

 

 

 

 

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ふじの山16年の想い

2020-04-26 12:17:08 | 日記

文部省唱歌「ふじの山」のメロデイを聴くたびに、目頭が熱くなる。

発着駅メロデイ資料館様のYoutubeをお借りしました。

ふじの山

2005年4月25日午前9時18分頃に発生し、107名の死者、562名の負傷者を出したJR福知山線の脱線事故。あの大惨事から15年が経過したとの報道。

オイラは、この事故の報道を高速バスの中で聞いていた。実は、この高速バスは道路事情により相当に遅れていて、その当時オイラの居住地や石垣島だったのであり、午後1時30分頃に出発する飛行機に間に合うか間に合わないか、非常に焦っていた。大惨事の報を聞きながら、被災者への心配よりも、自分のことを心配していた。(時間すれすれに、間に合った。)

さて、そこまでの記憶はあるのだけれど、4月25日にいったいオイラはどこからどこまでのバスに乗っていたのか、しばらく記憶が蘇らなかった。それだけ、オイラの記憶力にとって15年という歳月は長きに失した。

当時は、全国のマラソン、とくに2002年ころのサロマに始まったウルトラマラソンへの参加に夢中だったのであり、どこかのウルトラマラソン参加の帰りだったのではないかと推測してみた。この当時、まだトレイルランには目が向いていなかったので、どこかのウルトラか?たしかバスにはサロマで知り合った仲間も何人いたようで、時間の遅れを心配してくれていた・・・・

しばらく詮索し、あっ!「富士山のウルトラ」・・「河口湖から新宿までの高速バス」と記憶の糸がようやく繋がった。2005年4月25日の前日の日曜日、オイラはランナー仲間とともに「チャレンジ富士五湖ウルトラマラソン」に参加し、その帰りだったのだ。前週の宮古島トライアスロンの疲れがたまっていたのか、70k地点ぐらいでリタイアしたが、桜吹雪の晴天下、富士五湖のあちこちのロケーションから富士山を仰いで、満足した一日だった。

その時、オイラは、すでに富士山信徒の一人となっていたのだが、富士山との真っ当な出会いは、その前年の2004年7月第4金曜日に富士吉田市で開催された「富士登山競争」が最初。50代前半の遅すぎる出会いだった。大会では、八合目関門制限にかかったが、翌日改めて山頂に登りなおし、お鉢巡りをし、酸素濃度の薄さに朦朧としながらも、富士のパワーに圧倒され、その時以来の富士との付き合いとなった。

以来、2004年以来7回出場の富士登山競争(2回だけ完走、1回五合目で中止)、富士五湖ウルトラマラソン1回。UTMAF160キロの部3回(1回完走)、90kの部(STY)1回(51k制限)、富士山1周ウルトラウォーキング、河口湖マラソン2回、登山競争試走をかねた富士山登山9回(1回荒天による五合目断念、海抜ゼロからの登山含む)、STY試走登山3日間と、昨年まで、ほぼ毎年富士山の胸を借りては、挫折と栄光?を繰り返してきた。「たかが富士、されど富士」、富士があっての人生後半の旅路である。

恒例となったが、新しい春になったので、武田百合子著「富士日記」、この中公文庫の分厚い三冊を読み直し、空想の富士山麓へまた舞い戻ろう。

さて、今年は、7月1日の山開きまでは間に合わないとしても、閉山となる9月半ばまで、富士の懐に飛び込めるのか。なんとか山頂に立てるように、三合目のマリア様と、山頂の木花咲耶姫様に祈り続けたい。

2019年9月、宝永山頂より富士山頂を望む。

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自粛にかまわず、旅する夏鳥たちが次々と県境をまたいでやってくる

2020-04-25 03:54:14 | 日記

ツバメ

台湾、フィリピン、ボルネオなどで越冬し、子育てのため北半球に渡ってくる。今日も、水量の多い広瀬川の川面のすれすれを忙しく飛び回る。

 

コムクドリ♂・♀

フィリピン、ボルネオ北部で越冬し、中部以北、北海道などで繁殖する。留鳥のムクドリと異なり旅する夏鳥である。♂♀ 2,3匹のグループで広瀬川の河畔の柳の木や電線で仲良く寛いでいた。渡は群れで行うとのことだが、どのような合図で離散集合するのだろうか。まだ旅の途中なのだろうか。ムクドリより、ふっくらしていてオメメが可愛らしい。♂は、羽が青光りしていてなかなか美しいのだ。

 

オオルリ♂

滝の口渓谷入り口で、幸せの青い鳥に発見。東南アジアで越冬。つがいで渡ってくるのだろうか。それとも、こちらで相手を見つけるのか。瑠璃三鳥(オオルリ・コルリ・ルリビタキ)と日本三鳴鳥(オオルリ・ウグイス・コマドリ)のどちらにも属し、愛される夏鳥である。

 

大方の、旅する水辺の鳥たちが、北へ帰って川面はすっかり寂しくなったが、南から次々と新しい夏鳥たちがやってきて、求愛のさえずりと子育てを始めるときだ。彼らに、「緊急事態宣言」というものはないし、入ってくるなといっても「何言ってるか分かんない」とやり返されそうだ。旅疲れで、免疫力が落ちていないことを祈ろう。

 

夏に、北に旅する理由は、「エサが多いから」なのだという。シベリアやアラスカのように雪解け後に大量に羽虫などが発生するならばうなずけるが、温暖化で、今年あたりは、山の雪も少なく、羽虫が湧くような環境は提供できないのかもしれない。彼らは、さらに北や高所を求めるのか。

それにしても、誰に教わって、いつもあんなに遠くを旅するのか。この温暖化は、旅程やコースを次第に狂わせているのか。旅鳥は子育て以外に家など作らないだろうから、人生の大方は野宿ってことか、つくづく偉いなあと思う。ますます、愛着というものが湧いてくる。

 

 

 

 

 

 

 

 

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鳥や花の名前を教えてください

2020-04-23 14:25:21 | 日記

     

こないだの大雨による増水がいまだ引かない広瀬川の川面を、黒いツバメが縦横無尽に飛び交う。

今年は、3月末にはもう南の国からやってきて、川面をさかんに飛んでいる。何をやっているんだと訝るヒトはツバメに詳しいとは言えない。

ツバメは、飛んでいる昆虫が主食。ハチ、アブ、カ、ブヨ、ユスリカ、トンボ、カワゲラ、トビゲラ、コガネムシ・・飛んでいる昆虫ならなんだって口にするという。今の広瀬川の川面だったら羽化した水生昆虫、たぶん早春から羽化するというカゲロウの仲間をエサにしているに違いない。

このカゲロウの仲間、2・3年幼虫として清流の水底でおとなしく育ち、あるいはお魚や水鳥、はたまたカワゲラやトビゲラのエサともなりながら、何とか生き抜き、蛹にもならず羽化して水上にやっと現れるが、成虫には「食事をする器官」が神様から与えられておらず、ひたすら次世代に遺伝子を伝える生き方を求められ、それもわずか数時間の間に飲まず食わずして役割を終えなければならないというなんとも儚く(ひと偏に夢と書いてハカナイ)厳しい人生を送るのだという。

が、それはワレワレが勝手にそう思うのであって、あるいは、ひたすら恋だけで人生が全うでき、「大人の苦悩」を瞬時も選択しない人生コースは、うらやましい限りなのかもしれない。

3億年も生きているカゲロウの生態はこちら

その命短しカゲロウさん、目的達成のため相手を探しながら川面をゆらゆら風に伝っているところを、突然ツバメのおおきなくちばしに吸い込まれる者も少なからずいるのだろう。哀れといえば哀れ。ツバメ君に「たった数時間の逢瀬を全うさせてやれば」とも叱りたくもなる。

が、ツバメ君だって、カゲロウさんたち羽虫のお陰で、十分体力をつけてもらいながら、軒先に家を作り、子を育てて、秋には南にその子供たちとと何千キロの旅をしなければならないのだろうから、やむをえずカゲロウさんたちの生をいただいているのだろう。

まあ、生きとし生けるもの、食べられる方は、食べる方の血となり肉となって 言ってみれば別の命に姿を変えて永遠に生き続けていると思えば、肉食文化であれ、菜食文化であれ、善悪というものはないのだろう。(賢治をはじめ、仏教徒が何故肉食だけを否定しているのか、いまださっぱりわからない。今、「二十六夜」を読んで、これから「ビジテリアン大祭」を読み始めるところです。)

なんて、広瀬川の川辺をとぼとぼ歩きながら考えていたら、一羽の見たこともない小鳥発見。

   

図鑑で調べても分からないので、野鳥図鑑の「名前を教えて」検索サイトがあったので投稿したら30分もしないうちに、「ノビタキ♂夏羽です。」というご回答。ありがたい。どうやら冬羽の褐色から夏羽の黒への過渡期を生きているみたいで、まっくろ夏羽の図鑑からは、同定がむつかしかった。

「ノビタキ」か・・・・夏の高原の小鳥だ。ことしは、「オンライン高原散策」となるのか。(いやだな。)

散歩の帰り、大満寺の境内に美しいバラ科の低木が、今が盛りと咲き誇っていたが、これも図鑑で調べても、カリンなのか、ズミなのか、スモモなのか、同定できない。くやしい。

Gooサイトの質問コーナーに「花の名前を教えてください。」の質問と回答がたくさんあったので、写真を添えて投稿してみたが、こちらは、いまだ回答なし。庭木は、野生と違って園芸種が多いからむつかしいのかな。

「名前を教えてください」コーナーは、ほかにもあれこれありそうなので、これからはネット裏のその道の達人たちの教えも受けながら、脳内図鑑を拡充していこう。

これも、立派なテレワークだ。テレとかオンラインとか、カタカナばかりの今日この頃。

(いやだな)

 

 

 

① この花の名前は

 

② この花の名前は

 

 

③ この花の名前は

 

答え ①シャガ ②ヤマブキ ③ オンライン問い合わせ中

               (結果、バラ科リンゴ属花海棠(ハナカイドウ)と分かりました。回答を寄せた方ありがとう。4/24)

 

 

 

 

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