かぜねこ花鳥風月館

出会いの花鳥風月を心の中にとじこめる日記

北アルプス108.8kの旅

2018-05-30 05:48:37 | 日記

梅雨入り宣告からまとまった雨の降らない石垣島は、すでに盛夏のリミット値33度を記録するようになり、朝起きての室温も30度を超えてきたので、暗いうちから窓を閉めてエアコンのスイッチを入れる。それでも、ベランダに出ると涼しく、朝ランは、快適のうちである。大会系をやめたら、すっかり膝の調子やGの痛みも癒えつつあり、毎日でも、朝ランは行おうと決意しているが、これからの山登り用にスクワットや筋トレを取り入れよう。幸い朝6時からBS2で「グレートトラバース2 15min」が放映されているから、田中陽希さんの登りに合わせて階段登り運動も行おう。

8月のTJAR応援ツアーを兼ねて11日間の休暇をすべて北アルプスに捧げようと、ヤマケイのヤマタイムを利用して登山計画を立てているが、室堂のスタートから新穂高のゴール地点まで歩行距離108.8k、累積標高差は、登りも下りも10000mを超えている。

が、TJARの選手たちは、この山域を2日間程度で抜けていくのであり、実質9日間のアドバンテージをいただくオイラは、天上の楽園をいくハイカーなのだ。

五色が原、薬師沢、雲の平、高天原温泉、鏡平、新穂高の湯というパラダイススポットの中に薬師岳、水晶岳、赤牛岳、鷲羽岳、黒部五郎岳、双六・三又蓮華岳、笠ヶ岳という名山をちりばめた贅沢な山旅。もうそこには、TJARのことなどすっかり忘れたオイラが歩いているのかもしれない。

そのためにも、さあスクワット、スクワット・・・・

昨夕、オレンジ色の望月が現れた。あと、10日我慢すれば、また、サザンクロスシーンへ。

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近所の小鳥たち

2018-05-28 13:03:39 | 日記

「さあ 飛ぶぞお」 「エイヤー」

というスズメの声が届きそうだ。スズメの飛びはじめを連写機能で1枚だけ捉えた。

なんと、羽を広げずに、宙にダイビング。加速をしてから羽を広げるほうがスピードを増すのだろう。何か、餌となる羽虫を発見したのだろう。カメラに収まる間もなく急降下していった。スズメのそんな姿をこれまでの人生で知らなかったなんて。もっと、観察を深めなくては。

1週間ほど前から、隣の御拝の森からアカショウビンの声はすれども姿は見えず、必死に相方を呼んで、営巣したがっているのだろうか。気になるところ。

その森に、このところハシブトガラスのカップルが3階のベランダのオイラと目と目が合うようになって威嚇するようになってきた。彼らも、この森に巣でも作っているのだろうか。とにかく、彼らの鳴き声はうるさいが、カラスの気持ちをもっと観察しようではないか。

昨日は、「きらクラ」のながら族で、久しぶりに白保から宮良の海岸をアームカバーのお世話になり歩いてきたが、コアジサシのカップルがもうやって来ていたし、ムナグロ君らのチドリも夏のファッションに姿を変えていた。時の移ろいを、感じたが、「感じないほど、もっと足繁く通わないと、せめて週1」。コアジサシのカップルは、昨年のカップルだろうか、新顔だろうか。どこから来たのだろうか。そんなことも、知らない。

もっと、近所の野鳥たちの観察をしていたいが、来年の今、この海岸にオイラの姿はない。彼らがいるだけ。哀切。

 仲間がいっぱい増えていたチドリの仲間たち

このコアジサシにのカップルは、去年とおんなじか。

 脚長に見えるシロチドリ

ムナグロたちにキョウジョシギも混じって、炎天をものともせず、餌をついばむ。

 

 

 

 

 

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アームカバー

2018-05-26 08:15:36 | 日記

こないだの石垣島ウルトラマラソンで、二の腕にやけどのような日焼けを負ったという反省から、通販で紫外線防止、冷却、筋肉圧縮機能の素材と謳っている一組780円の中国製アームカバーを3色注文したら、1週間で届いたので、昨日は早速バンナ公園を走って試してきたが、確かにヒヤヒヤ感があって「熱くて脱ぎたい」という気持ちにはならないようだ。汗で濡れてくれば、さらに放射熱で汗冷えと同じ感覚になるので、わざと水道でぬらしてもいいだろう、風が吹けばさらに涼しい感じがする。ただし、石垣島のただいまの湿度は、これらの機能を吹き飛ばすほどの暑さであって、1時間もしたら車に逃げ込んだが、これから、日中のランニング、ウォーキング、バイクにも活躍しそうだし、今年の夏の富士山や北アルプスにも着用してみよう。

なお、Lサイズを注文したら十分太く長いので、ロングソックス代わりに穿いてもいいかも。《伸びちゃうか》

 

昨日の夕方は、10日の月が煌々としていたし、今朝の日の出はまっとうに燃えていた。

このような天体に護られていると、ハルキワールドに迷い込まずに済むのかも知れんが。

  しばらく、明るすぎて、サザンクロスは写りにくいか。

 

   今日の予報は、33度。もう、真夏です。

 

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寝つきの悪さ 夢見の悪さの正体

2018-05-25 03:12:37 | 日記

 東北の方角に面した窓の網戸を通して風はやってこない。窓際に置いた温度計によると気温28度、湿度70%。

今朝も、昨夜も、一昨夜も、悪い夢を見て、傷ついたかのような心象で午前0時過ぎには目が覚める。汗もかいている。昨夜までは、それでも、涼しい夜風が頬をなでていたが、今朝は、やってこない。

録画していた「報道ステーション」と「ニュース23」をチェックし終えて、ただいま、午前3時チョイ過ぎ。開けた窓から、オンドリが小声で鳴きだした。鶏にも気遣いというものがあるのであろうか、たぶん飼い主のオジイかオバアがその後目を覚まし、もぞもぞと生活しだしたのを見計らって、午前4時すぎには、またいつものようにけたたましく時の声を上げ始めるのだろう。ヒト以外の生き物の生活リズムが、ほぼにおいて正確なのがうらやましい。

今朝の夢はこうだ、どこかの旅先の飲み屋は不良ばかり屯しており、酔っ払った友人が不良にぼこぼこに殴られ、蹴られどこかにいなくなったので、怖くなったオイラが一人旅先の宿へ戻ろうと、なぜか大通りを選択せず、暗い裏道を歩いていると若者二人が追いかけてきて、オイラの身を剥ごうとする殺気を感じたので、手に持っていた書類を彼らに放り投げて、サイフだけは奪われまいと必死に逃げようとして・・・目が覚めた。

昨夜の夢は忘れたが、午前0時過ぎの目覚めなので「悪い」と推測。

一昨夜の夢はこうだ。大好きな異性とどこかに出かけようと、その待ち合わせ場所に行こうとしており、待ち合わせ時間が刻々と迫っているのに急に目の前に大きな壁のような勾配が現れたり、鎖か藪のような前進を阻む障害が間断なく現れては消え、消えては現れ、とうとう待ち合わせ場所に行き着いた頃合は、とうに待ち合わせ時間が過ぎていて、大好きな異性の姿形はどこにも確認できず、どこかで見かけた人々の集合体の嘲笑の渦の中で・・・目が覚めた。

夢見の悪さと、寝つきの悪さの主たる原因は分かっている。先週、石垣市立図書館から借りてきた単行本、発行元新潮社、作者村上春樹、「騎士団長殺し・第一部顕れるイデア編」を枕元においてすこしづつ読み進めているからなのだろう。

ハルキストなら、発売と同時に買ってその日の仕事を休んででも第一部・第二部とも一気読みするのだろうが、オイラはそのような種族ではない。重い単行本を買い揃えて書棚に飾るのは「海辺のカフカ」と「1Q84」でやめた。村上さんと新潮社さんには申し訳ないが、死んだら一気に捨てられる書物を部屋に飾っておく「自己満足とスペースはない」し、年金生活者は、できるだけ「公共」=「タダ」を利用して、ほそぼそと生き抜いていこうと決意しているので、重い高い嵩張る単行本はもう買わない。

順番待ちではないが、たまたま石垣市立図書館の「む」の作家棚に「これ」を見つけたから、初版発売日から1年以上もたって借りてきたというわけ。好きな作家のものでも、「すぐに読みたい癖」は癒えている。

で、村上さん、青年時代にドストエフスキーを読んだときのように、読み始めてすぐに「異界」のすきまに入らせてくれて、思いもつかないような人生を追体験させてくれる稀有な作家。オイラの場合、読み進めるに従いスピードが落ちていき、その先を読むのがもったいないと思うようになって、時に、前のページに遡っていたりもしている。

この第一部は、借りて二週間後に返すことにしているのでさらにスピードを落とそう。あと一週間後、石垣市立図書館の小説コーナー「む」の書棚に、うまいこと「第二部」が置かれているといいが・・(順番待ちの予約はしないことにしている。)

で、村上さん、毎夜、悪い夢を見せないでください。こちら、朝から晩の自然光に照らされて生き抜く健全なアスリートのつもりでいるのですから。


春樹さん、心の闇の世界に誘うのは、やめていただけませんか。


 

 

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シュノーケラーの孤独

2018-05-22 12:41:24 | 日記
晴れ予報が続いていると、海に入りたくもなってきたが、1年近くシュノーケルから遠ざかっていたことに気づく。こないだ、STY前に、撮影した画像をスマホに自動に送れ、防水機能もあるクールピクスW100を購入したが、これをお供に海に入ろうという気持ちにいたり、昨日は、近所の白保のアオサンゴのポイントに出かけたのはいいが、200メートル沖の杭に到達したころ、体も冷えてきて、少し吐き気も、催してきた。リーフの中とはいえ、満潮時で、うねりもあり、周囲を見渡しても人の気配はなく、杭のところのコンクリートに腰掛けて陸の方を眺めたら、絶海の孤島に取り残された孤独のような味わいになり、パニックになり、すぐに海岸に引き返す。何だったのだろう。あの、不安。



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