かぜねこ花鳥風月館

出会いの花鳥風月を心の中にとじこめる日記

1月最後の日、夏日の石垣島にて

2019-01-31 20:10:24 | 日記

本日の石垣島、晴れて、南風が吹いて、気温が26℃に達したとか。2月分の最後から2番目の家賃を送金するために、郵便局に走らせる自転車から受ける大気の心地は、うっとり。冬なので、乾いているから、冬の夏日は、今、日本で一番快適な環境なのではないのだろうか。北国は、吹雪いているというのに。

この場所を、あと50日足らずで去ろうとしている。桜吹雪の中を帰るんだと言い聞かせている。

今朝も晴れた南の空には、やや細んだ25日の月がジュピターと並んでいる。

 

ヴィーナスからアンタレスまで80mで撮ってみる。

大好きなかんむり座にレンズを向ける。ダイヤのようなななつ星が半円をを夜空に描く。かんむりというよりダイヤのティアラだ。

南の水平線にレンズを向けるが、南十字の一番下アクルックスがいつまでたっても現れないのであきらめた。ケンタウルスのハダルとリギル・ケンタタウルスは、元気に輝いてくれている。

ソフトフィルター使用

 

明日の朝にと期待したいのだが、関東に雪を降らせている前線が足早に今夜通り過ぎてからは、また、大陸高気圧が張り出し気温が下がり曇るのだという。南の島でも三寒四温を味わいながら、最後の2月をときめいて生き抜こう。

 

 

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撮れたての南十字星

2019-01-30 06:40:43 | 日記

2019年1月、平成最後の1月もまもなく終えようとしている。人生にときめきがないと時は短く、ときめいていると長く感じるものだそうだ。長くも短くもあった石垣在住最後の1月。

目覚めて、朝の気配が静かだと空は晴れている。4時前に起きてみると24日の月が金星木星アンタレスたちと煌々と輝いている。明日、あさっては月がもっと細くなり、いいロケーションとなりそうだ。

今朝は、南の水平線も晴れている。1月も終わりの時を迎えて、朝の5時30分前後、南十字星とハダル・リギルケンタウルスが、水平線上にしっかりと浮かんでいた。横着して、自宅アパートのベランダから撮影した。

日本全国、この厳冬のみぎり、ややあたたかな南風を感じながらベランダに立って撮影できるしあわせを感じながら、あと2日となった1月をときめいて生き抜こう。

ソフトフィルター使用

フィルターなし

 

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ツルシギではなくアカアシシギか

2019-01-29 19:51:34 | 日記

 

昨日の日記に貼り付けた「ツルシギ」カップルの写真。図鑑やネットで確認したところ、どうやら同じ仲間の「アカアシシギ」ではないかとの疑問がわいてきた。

「ツルシギ」はくちばしの基部の下が赤いこと、「アカアシシギ」は、くちばし基部上下とも赤いこと、「ツルシギ」のくちばしは細く長いこと、「アカアシシギ」は、やや短いこと、が識別方法だとか。

どう見ても、くちばしの上下の基部が赤く、くちばし長さは比較相手がいないので不明だが、

どうやら「アカアシシギ」らしい。かたや「鶴」という美称を与えられたのに、方や即物的な呼称で名指されている不平等に、「アカアシシギ」に判官びいきということで、あのカップルは「アカアシ」さんたちということに治まり。

 

 

 

 

 

 

https://www.birdfan.net/pg/kind/ord09/fam0904/spe090424/  アカアシシギ

https://www.birdfan.net/pg/kind/ord09/fam0904/spe090423/ ツルシギ

 

 

 

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石垣島マラソンもラストランでした

2019-01-27 15:54:24 | 日記

先週の宮古島があったから、本日の第17回石垣島マラソンは24kでエントリーしていたが、よかった。目いっぱいであった。名蔵からバンナ公園南口までの5k程度で足が上がらなくなり、それでも「絶対に歩くまい」と決めていたので、気持ちの中では走り続けた。(客観的には、歩いている人より遅かったのだが・・)

今のおいらにとってフルマラソンと半分のマラソンは余りにも違いすぎるジャンルの大会で、目いっぱいであっても24キロなら平均的成績より上位で、ゴールできる。1000人以上走って250位台でゴールできる。年代別では、100人ぐらい走って20位以下となっている。「エイジラン」入賞も達成した。フルマラソンだったら、最後の10k、またまた歩いていただろう。挫折続きだと、もうフルにはエントリーしないのかもしれない。もちろんウルトラも然りである。まだまだ、ハーフだったら若者たちと遊べる。

 

石垣島マラソンは、第1回から参加して、沖縄のフルで初めて3時間30分を切った思い出の大会だが、もはや24キロ走行後のダメージは、16,7年前のフル完走のダメージと同じように程度になっており、17年という年輪の重さが足腰に堕落をもたらしている。

(というか、単純にあのときより5k以上太っているだけなのかもしれない。70でもフルをスイスイ走っている人もいる。まだあだ年齢のせいにする年ごろではないのかもしれない。)

(ところで、今ふと思ったのだが、樹木は死ぬまで年輪を重ねているのだろうか、であれば、時を刻むごとに質量が増えていくことになる。人間でいえば、死ぬまで体重が増え続けるので、マラソンは走りにくいことに。こんど、縄文杉さんに聞いてみよう。)


さて、この後、内地に帰ることになるが、健康年齢と言われている65歳から75歳までの10年間に、おいらは、どのような大会にエントリーしているのだろう。まだまだフルを走ってるのだろうか。ハーフ以下に絞っているのだろうか、それとも、レースというジャンルにはもう関心を示さないのか。明日のことはわからない。

 

 

石垣島マラソン、最後の完走メダル

 

 

 

 

 

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平成最後の1月、一等星撮影まとめ

2019-01-26 11:35:58 | 日記

 


サッカーアジア大会のオーストラリアvsUAE戦を観ていて、改めて豪州の国旗は南十字星をあしらったものであることを確認したが、ニュージーランドも南十字星が描かれていることも知っている。よおく両国の旗を観察すると、豪州のはα、β、γ、δ、εの5星が図案化されているのに対し、ニュージーランドはεを欠いた4星となっている。十字なので4星でいいのだろうが、やはり、εがないと何か収まりが悪い。だが、両国ともα星のアクルックスを下方においてβ星のミモザを右隣のδ星よりやや下げているのは、まさに、現実のサザンクロスぽくて、なかなか味がある。南半球からの南十字星は1年じゅう見えて、横に寝そべったりしている写真もよく見るが、石垣島でみられるやうな、この旗のような縦型の姿勢が正統なスタイルなのだろう。

豪州のは、南十字の左斜め横に大きく光る星も描かれているが、ケンタウルスのα星リギル・ケンタではなく、連邦の州の数を表したものとか。

なお、南十字星をあしらった国旗はサモア独立国の国旗にもあることを知ったが、サモアという島は、遠い時代のNHKの子供の歌で知っており、このような島で、浜に寝そべって、ゆっくり一晩中サザンクロスや天の川を眺めていたらもう死んでもいいなあ、とふと思った。どおやっていくんだろうサモア。

 

 

ニュージーランドの旗

ニュージーランド国旗

オーストラリアの旗

オーストラリア国旗

 

サモアの旗

サモア独立国


 

本日の石垣島、またまた朝から北風が吹いており、厚く低く黒い雲に覆われて、時々雨も落ちている。日本列島が、冬型の気圧配置になると、きまってこのような空模様となるのであり、昨日の朝までにすべての一等星をいただくことができたということは、改めて、幸運だったと、思い直したい。

改めて、21の輝き星に出会ったシーンをゆっくりおいしいものを反芻するように、思い出してみたい。


 1月6日午前4時ころ、3日間ねばった西表島の南風田海岸で出会えたのは、シリウスとプロキオンだけで、新年早々暗い足取りで、家路についた。 (累計2星)

 


 1月11日朝、やっと雲が切れ始め、金星と木星のとなりに、さそりのアンタレスと出会えた。(累計3星)

夕方、宮良海岸に降りるも、すぐに雲が出て退散。

分かるかな木星の右隣のちょっと赤いアンタレス

これは、1月25日のアンタレス

 


1月12日未明、宮良海岸に降りて、うしかいのアルクトゥールスとおとめのスピカと出会う。(累計5星)

南十字やケンタなど水平線際の星たちは厚い雲に閉ざされていた。

 

アルクトゥール

スピカ


 

 1月15日朝、この小正月の15日の宮良海岸での出来事が、夢のようなひと時だったことは、生涯の思い出にもなろう。南の水平線際の雲は、この日奇跡的に切れており、南十字のアクルックス、べクルックス(ミモザ)、ケンタウルスのリギル・ケンタウルス、ハダルの南半球の主役たちが輝いてくれた。、天頂付近にはししのレグルス、西には、ふたごのボルックス、ぎょしゃのカペラ、オリオンのベテルギウスとこの朝だけで、8つの輝き星たちに出会えた。(累計13星)

 

 

 

 

 

 

 


 1月18日朝、朝の夏の大三角形への活路を見出だそうと、白保海岸へ、何とかこと座のベガと遭遇。晴れればこの浜で、デネブとアルタイルに会おうと誓う。(累計14星)

 


 なんと、空が全開したのが1月23日。朝、ベランダからベガと はくちょうのデネブを撮影。(累計15星)

爆発したのがその日の夜。宮良の浜で、エリダヌスのアケルナル、みなみの魚のフォーマルハウト、オリオンのリゲル、おうしのアデルバラン、そして、家に帰って、ベランダからのりゅうこつのカノープスと一挙に5星で(累計20星)のリーチ!

カノープス


 

ついにその日が来た。 昨日1月25日暁の東空に、わしのアルタイルが薄明光と月明かりの悪条件ながら、しっかりとした輝きを見せてくれました。(累計21星)

 


 

さまざまな、困難、苦悩はあったが、日本中で、ここ石垣島でしか体験できなかった2019年の1月を終えようとしている。

満足してます。窓を開けると北風が冷たい。明日は、最後の石垣島マラソン。ですが24k。先週100k走ったことを想定して24kにしたのだが、2時間半で終わるので、石垣島マラソン最後にしてはさみしい。


 

2019年1月最高の映像は、これでしょう。ISO6400にしておいてよかった。流星が映りこんでいます。

南十字のαからεまで5つの星が輝いて、まさに国旗の正統な十字であります。

 

 

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