詳細編はホムペにアップ済みなのでこちらでは画像中心にアップしてみよう。
今回の木戸山周回ルートは地味だがワイルドでルートファインディング他いろんな要素をためされる。小さな冒険心を満たしてくれるルートだった。いつもこれだと疲れるがたまにはこんなコースを歩くことも必要と感じた。
初めて行く山は事前に2万5千または5万図にルートをトレースし、地形他を頭に入れてから行くようにしていたが、今回は他の人の作成された地図をコピーして持参すると2回ルートを外してしまった。やはり手抜きはいけない。
登山口の木戸山トンネル横P
475ピークから臨む龍門岳
三等三角点の木戸山山頂。ようやく立てた。
こんな雰囲気の良い道も部分的にはあるが、ほとんどは荒れ道、だが落ち葉サクサクハイクは楽しめる。地肌が出ているところはほとんど無かった。
下山口はこのお地蔵さんが目印になる。
白梅林、立ち入り禁止の立て看板があったので遠景を撮った。
フキノトウも満開
棚田も雰囲気あるぞ!
これは路肩の土手に植えられていたもの。
ピンクのアセビもきれいでした。そういえば経小屋山でも見たなぁ!なつかし!!
ところで木戸山山頂から向田橋に下る途中には炭焼き釜跡もあり、里道風の道も一部残り、分岐道も確認できた。だが地籍調査や植林、倒木等でいたるところで寸断されていた。50年ぐらい前になるだろうか、当時の炊事や風呂沸かしは薪や炭が主原料で生活の糧を得るため、多くの人が山に入り、自然と多くの里道が出来ていた。地元の大海山や串山連峰も網の目のように道があった。だが現在では入山者も少なくなり、そのほとんどは消失している。現存するのは役所が定期的に手入れする山か登山者が頻繁に入る山に限られている。歩き易い山は表土が極端に削られ別な意味で荒れている。アンバランスさも感じる。
金光さんの「防長山野へのいざない」第1集改訂版でも述べられているが、十種ヶ峰神角コースも消失に近い状態だった。地元の方のご厚意により山道が整備され、かっての名門コースも復活し、登山者も多くなった。これに比べ徳佐駅から歩いていける福地池コースもかって魅力的なコースだったが、現在では林道も山腹まで伸び、魅力は薄れたようだ。またいつかとは思っていたが今は登る気も無くなった。せめて神角コースでもしっかりと歩き、残すことが出来ればと願っている。