かずの里山ハイク

山や花、日常の出来事などの気まぐれブログ

ひそかなたのしみ

2007年03月22日 | 雑記

時々次女から孫の写真が写メールで送られてくる。生後5ヶ月を経過して日々表情が豊かになってきている。本人の了解を得てないので?当ブログやWEBでは公開していない。こう書くとそうならないが、自身のこのところのひそかなたのしみになっている。
大きくなって歩けるようになったらアウトドアでも連れ出し、子供にそうしたように共に楽しめれば良い。

新聞に目を転じてみるとこのところ団塊世代の連載や特集記事が目に付くようになった。今日の記事は58歳で早期退職に応じた方の記事が載っていた。仕事をバリバリとこなし、いくらかの貯えもあり、子供も片付いたので、これからはゆっくりと生活を楽しもうと過ごされていたところ、自覚症状がないままいつの間にかうつ状態に陥っていたという。

一方妻側の記事として、夫の定年退職により、一日3度定刻に夫が食卓に付くことが負担になり、これまたうつ状態になった事例だった。これは興味のある外部の文化教室に通うことで気分転換になり、症状が徐々に消えていったらしい。

自身のことで振り返ると50歳過ぎの頃、仕事のポジションも軽くなり、もの足りなさを感じていた。馬車馬のごとく、滅私奉社?で働いてきて、罪悪感も禁じえなかったが、思い切ってこれからは定年退職後の人生もにらんで仕事外のことも考えるようにした。
ガーデニングに懲りまくったり、ボランティア活動に参加したり、WEBを開設したりして、仕事外で仲間づくりができるようにした。まだ十分でなく、道半ばだがそれなりの手がかりや足がかりができたような気がする。

ご同輩にもあえて呼びかけたい。定年退職後の生き方は定年になってからじっくり考えようでは遅すぎますよ!!仕事を離れた仲間や人のネットワークは一朝一夕ではできません。在職中にしっかりと準備をされることをお勧めします。自身もしっかりと準備をした訳でもなく、ぼんやりとこれでどうかなというレベルなのでより具体化しなくてはいけません。色んな選択肢も考えてきましたがぼちぼち絞り込む時期にきたかなと考えています。よりいきいきと生きるために!

やりがいを感じながら一生働ける仕事に付いていたなら、定年退職という概念もないだろうし、こんなことで悩むこともないだろう。だが工業化、分業化の進んだ現代では定年後どう過ごすかといことも豊かな人生を過ごす上で重要なことになってきた。
高度成長期をひた走り、一定の成功体験を持つ我々の世代は発想の転換も難しいと感じる。定年後価値観を180°転換し、しっかりとそつなく主婦業もこなせるようになった元亭主関白の方も身近におられ、ほとほと感心する。まだまだ修行が足りんなぁ!