かずの里山ハイク

山や花、日常の出来事などの気まぐれブログ

無心

2007年07月03日 | ガーデン
ちょっと目を離していると雑草が勢いよく成長し、一部ではあっという間に30cmぐらいになった。仕事もなかなか思うようには進まない。帰宅して少し明るかったので無心に草取りと剪定に励むことに。
日中草取りをしていると通りかかった近所の方から必ず「きれいになりますね」と声がかかる。最小限しか手を入れていないので「そうでもないですよ、草だけ良く育ち、なかなか手が回りません・・・」という返答になる。挨拶がわりの声かけなのでさらりと流せば良いものを、このあたり正直者(小心者というべきか)の実像があらわに?なる。
仕事においても真面目に取り組むと個人的には成果が上がる。ところが間に人が介在するとなるとそうもいかない。熱心さもかえってあだになることもある。
とかく組織の中では出すぎる者がたたかれるケースも多い。出る杭は打たれるの例えのごとく。
だが、自分の意思を極端に押し曲げて業務を遂行することは自身の本意ではない。多少の摩擦はあったとしても内面的な価値観まで曲げて仕事を続けたくはない。それが限界を超えた時は潔く後進に道を譲るべきだろう。最近ふとそんなことを思うようになった。

しかしながら庭で無心に草取りをしていると一時的にしろ色んなしがらみは忘れられる。現代人は何も考えずに日常と違った時間を過ごすことが必要不可欠なような気がする。それが精神的、肉体的にも良いことだったら一石二鳥になる。かつ日常の生活の中でそれが自然に出来るようになれば特別に○○キャンプなど不要だろう。
健康ブームの中で色んなものが流行っているが、裏返せばそれだけストレスの多い生活を送っている人が多いということになる。こんな風に考えると逆に気持ちが楽になったりもする。曲がりなりにもストレスを発散させる方法を自分でも見つけ、それなりにコントロールできていると考えれば幸せなのかもしれない。

さぁ、またいいこと探しをすることにしよう。