かずの里山ハイク

山や花、日常の出来事などの気まぐれブログ

虚心坦懐

2008年05月28日 | 雑記

人は一人では生きていけない。何らかの組織や集団の中で生きていくと
変なわだかまりが生じたり、怒り等の感情を抑えきれない時もある。

こうした時に無心で夢中になれ、虚心坦懐に臨める居場所があると良い。
このところ庭の雑草取りで過ごすことが多い。はたから見ればばかばかしく
思えるだろうが、自身にとっては心の平穏を取り戻すいい時間になっている。

子育ての最中は仕事も忙しく、そんな時間はあまり取れなかった。
だがリタイヤへのゴールが近づくにつれそんな時間が取れるようになった。

いつまでもこのような状況は続かないだろうが、追い詰められた時でも
心穏やかに過ごす時間を少しでも取りたいと思った。

現代はいろんなニュースも即座に飛び込んでくるようになり、ある意味
刺激が多すぎるきらいがある。うわべの情報だけで振り回されることの
ないようにしなくてはならない。

ささやかで些細なことだろうが、これから庭をどのように仕上げていこうかと
思いを巡らすとそれだけでも心は幸せ感で満ちて来る。

同じような環境で生きたとしても、その満足感などは心の持ちようで
ずいぶん変わってくる気がする。これからも幸せ感が味わえるような
生き方をしたいものだ。

ここ数年でいろんなこともあり、価値観も変わってきたような気がする。
少なくとも気は長くなり、穏やかな性格に変わったように思える。