かずの里山ハイク

山や花、日常の出来事などの気まぐれブログ

雨しとしと日曜日

2006年07月23日 | 雑記
朝から曇天が広がっていた。朝庭を見回っていると隣家の方が
マキの生垣の剪定をされていた。近寄ってみると高齢のためか
とても辛そうにされていたので、急遽手伝うことにした。
バリカンを使用されていたが私のより歯も長く重い。一旦家に
帰り、着替えて私の軽いバリカンを持ち出しお手伝いする。
30分程度で終ったが、今度は自宅に植えているイブキの
生垣の乱れが気になったので続いてやることにする。
義務感があれば楽しくもないが、興味本位でやればこの仕事も
楽しくもある。画像は剪定の終ったイブキ。

全部で16本植えているが手前2本が未剪定のもの。
もう2年ぐらい剪定していないような気がする。
少し汗もかいたが良い気分転換になった。テレビをみてごろごろ
しているよりよほどましな過し方のような気がする。特に気持ちが
滅入っているような時は体を動かすのが一番の対処療法だ。





昼過ぎになるとはたして予報どおり小雨になり、作業を中断する。
しとしとと降る雨を見ているとある歌を思い出した。
♪雨がしとしと日曜日、僕は一人で君の帰りを待っていた・・♪

秋吉台ウオーク

2006年07月22日 | 山野草
朝から沢を歩こうと2万5千図とグッズの準備をしていると、
奥が「秋吉台に花を見に行かない?」とのたもう。山の神?には逆らえない。
こっそりと沢装備をしまい秋吉台へと向かう。歩いたコースはキキョウや
ウメバチソウ、ムラサキセンブリ、オキナグサの群生するお気に入りコースだ。
以下花や風景などをアップしてみよう。
最初ピンとこなかったが、オトギリソウのようだ。

ハチとカセンソウ

ウツボグサの残り花。

コマツナギ:草みたいだが木らしい。

コオニユリ、オニユリとは大きさで区別できるが、オニユリは葉の根元に
むかごがあり、コオニユリにはない。これでも区別できる。

アカ(ムラサキ)ツメクサ、シロツメクサとはクローバーのことだが葉の形も違う。

ノギランのアップ画像、地味な花だ。

キキョウも開花を始めていた。

これからしばらく楽しめるだろう。

チョウとノギラン

今日の目玉、「カキラン」1本だけ開花していた。終ったのも含め
見たのは4本(3ヶ所)だった。小さなランなのでよく見ないと見つけられない。





このオカトラノオはやや小ぶり、虎の尾になっていない。





セイヨウミヤコグサのようだ。

遊歩道では近くの農家の方が草刈をされていた。刈った草や笹は
サトイモなどの根元にマルティングするために使用されるらしい。
マルティング:乾燥や雑草が生えるのを防ぐための覆い。
使用後は緑肥として活用するらしい。こうして刈取りをされるので
ナンバンギゼルやウメバチソウの生育条件が整うことになる。

不覚にも

2006年07月21日 | 雑記
今日、同じビルに入っている組織合同の恒例納涼会があった。自身2度目の参加では
あったが、内なる自己顕示欲が顕在化してしまい、不覚にもカラオケを歌うことに
なった。で、歌った曲はややアップテンポの「星降る街角」座が少しでも盛り上れば
と思い選曲した。自身もそうだが、誰が聞いてもとても上手とはいかない代物、
恥も外聞もなくよく歌ったものだと妙に関心しきり。

だが、自身の十八番と言えば「22才の別れ」暗く切ない歌だ。他好きな歌といえば
「こころもよう」「夢の中へ」「岬めぐり」etc暗い歌のオンパレードだ。
車での帰途、自然にこれらの歌を口ずさんでいた。でも歌を口ずさむなんてもう
数ヶ月ぶりのことだ。たまにはこんなことをするのも硬く閉ざした?心を開放する
のに良いことかも知れない。いずれにしてもストレスはあまり内にためない方が良い。
他人に迷惑をかけない方法で適度な発散が必要だ。
だが今回のカラオケの歌は聞いてる人からみたらさぞ迷惑なことだったろう。
ごめんなさい!いまさら遅いか!ま、いいか。

規制と保護

2006年07月20日 | 山歩き
先日の中国新聞に「頂上裸地化進む 深入山 守れ」という記事が掲載されていた。
深入山は江戸時代放牧地、採草地として使われ、広々とした草地が生まれたという。
1969年西中国国定公園に指定され、毎年4月には山焼きがあり、地元の高齢者たちが
登山道の草刈などをして大事に守ってきた。

ところが登山者の踏みつけなどによって山頂では裸地が広がり、土砂の流出が進んでいる。
頂上に立つと三角点周囲の約50平方メートルは草がなく土がむきだしのまま。
雨で土砂が流れるため幅1m、長さ10mの溝が南側斜面に出来ていた。
地元自治会では流出を防ぐには全体を石で敷き詰めそれを3段ぐらい積む必要があるという。
これ以上の崩壊を防ごうと、南登山口に石を入れたがごを置き、1個でも2個でも山頂に
持ち上げるよう看板を設置し、協力を呼びかけている。

これから深入山に登る方は可能な限り協力しましょう。現在の所、登山規制もありませんが
楽しむためにわずかながらの義務も果たせるようになればいいと思う。

話は変わるがニュージーランドの国立公園の山を歩く時は、その山域全体での総人員規制
を行っているらしい。だから10人以上の集団トレッキングは出来ないと聞く。
人が歩きすぎることによる荒れは入山規制意外に防ぎようがない気もする。

郷土の大海山においてもいたる所に石組みの跡が残る。これは40年前ぐらいまでマキを
燃料にしていた時、はげ山が多く土砂の流出(崩れ)防止のためと言われている。
先人も山を守るために大変な労苦をされていたことは容易に想像できる。
山を楽しむのも良いことだが、少しでも保護していく感覚も必要と感じる。

ある程度は歩かないと山道は藪に覆われやがて消失してしまうが、登山者が集中すると
土砂流出等も顕在化する。分散され適度に歩くのがいいのだろうが、そうもいかない
ようだ。うまくバランスがとれたらいいのだが・・・・。


う~ん

2006年07月19日 | フィールドメモ

7月17日、天候不順で何をやっても乗らないが、庭とセミナーパークの花でもアップしてみよう。
ブルーサルビア

ガザニア

サンジャクバーベナ

サルビアガラティニカ。別名「食ったろか!」←ジョークです。

セミナーパークの矩面に咲くキキョウ。白のキキョウや紅白のナデシコも咲いている。

ビヨウヤナギ

コオニユリ

コオニユリを撮ったあとに小雨が降り始め、そそくさと帰宅する。