モーツァルトの第36番の交響曲ですが、この第2楽章のアンダンテがとても気に入っています。とてものびやかで、聴くと大層ゆったりとした気分になれます。リンツは作曲時に滞在した地名だそうです。
ブルーノ・ワルターがコロンビア交響楽団を指揮した晩年の演奏のCDを専ら聴いています。テンポがかなり遅いですが、こういう演奏も味わいのあるものとして頷けます。もう一つ、クリヴィヌという指揮者の演奏のものも持っていますが、テンポが速目なので、多少、緊張感も生まれて来るような気がします。ワルターとは対照的で、同じ曲の演奏でも違った感じになるものですね。
実は、ハイドンの交響曲をいろいろ聴いて、リンツの第2楽章が、ハイドンの交響曲第80番の第2楽章のアダージオの曲想と似ていると思っています。旋律は違うのですが、とても澄み切った感じが共通していると思います。このハイドンの交響曲第80番は、私のハイドン交響曲のおすすめナンバーツーでもあります。因みにナンバーワンはこの前ご紹介した第63番です。
ハイドン、モーツァルトと並べると、ついモーツァルトの方が後の作曲家と思ってしまいますが、活躍した年代はダブっていて、リンツも第80番も同じ頃の作曲ですから、この時代の緩徐楽章としてはこう言う傾向のものが好まれたのでしょうか。比較しながら聴いてみると、ハイドンもモーツァルトも同時代の人だったのだなあという感じがあります。
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ブルーノ・ワルターがコロンビア交響楽団を指揮した晩年の演奏のCDを専ら聴いています。テンポがかなり遅いですが、こういう演奏も味わいのあるものとして頷けます。もう一つ、クリヴィヌという指揮者の演奏のものも持っていますが、テンポが速目なので、多少、緊張感も生まれて来るような気がします。ワルターとは対照的で、同じ曲の演奏でも違った感じになるものですね。
実は、ハイドンの交響曲をいろいろ聴いて、リンツの第2楽章が、ハイドンの交響曲第80番の第2楽章のアダージオの曲想と似ていると思っています。旋律は違うのですが、とても澄み切った感じが共通していると思います。このハイドンの交響曲第80番は、私のハイドン交響曲のおすすめナンバーツーでもあります。因みにナンバーワンはこの前ご紹介した第63番です。
ハイドン、モーツァルトと並べると、ついモーツァルトの方が後の作曲家と思ってしまいますが、活躍した年代はダブっていて、リンツも第80番も同じ頃の作曲ですから、この時代の緩徐楽章としてはこう言う傾向のものが好まれたのでしょうか。比較しながら聴いてみると、ハイドンもモーツァルトも同時代の人だったのだなあという感じがあります。
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