ヴァイオリンとフルートのRio

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北と日本

2010年11月27日 09時35分35秒 | その他
 韓国に対する砲撃には驚かされましたね。韓国が主張する北方限界線より南、北が主張する領海内での出来事です。日本とどこかの国との関係でも起こりそうな事件です。

 米海軍が韓国と共同で演習を行うことが予定されていますが、北が主張する領海内に入れば勿論ですが、領海外でも何らかの策を打って来る可能性もあります。小型の潜水艇や、漁船を装っての攻撃なども考えられますし、かつての日本にあったと言う木造高速艇の特攻なんてありそうな気がします。フロッグマンでは難しいかな。何かあれば、米軍は必ず反撃するので、事態がややこしくなりそうです。

 厄介なのはすぐ近くの中国の存在です。かつての朝鮮戦争は米中の戦争と言う面がありましたから、少々不気味です。北が韓国海軍の艦艇を沈没させた際に、米海軍が黄海での演習を行おうとして中止したのは中国への配慮からでしたが、今回、北を睨んでの演習とは言っても、北京を攻撃可能な海域に米空母が近づくのは、中国をとても刺激することは確かです。北が何かしてくれれば、米海軍の対処法が分かるので、中国にとっては好都合かも知れません。

 ところで、北はこれ以上、韓国に対する攻撃をエスカレートしたくない反面、米国を交渉に引っ張り出すには、どこかにちょっかいを出したいところです。反撃可能性の無い日本の上空を狙って、以前に行ったような人工衛星の発射実験はどうでしょうか。万一、日本に落ちたら、故障だと言えば良いし、ミサイル防衛システムで撃ち落とされたら、不当かつ敵意のある妨害と主張すれば済みます。

 仮に、北が通常火薬を積んだミサイルを日本に打ち込んだ場合、同レベルの武器を使用して同レベルの量的な反撃を行なうのは正当防衛の範囲ですが、あいにく日本には反撃に使えるミサイルがありません。憲法が他国への攻撃を禁じているからです。近隣国に届く程度の通常弾頭ミサイルは持つべきです。空中給油機を伴って、戦闘機が赴くにしても、空対地ミサイルは持っていないし、積める爆弾も比較的小型です。結局のところ、強く抗議するだけの泣き寝入りしか無く、策がありません。しかも、民主党政権は自衛隊を大事に考えていないようなフシがありますので、なおさらですね。

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コメント
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