序曲と言うと、クラシックのコンサートでは最初に演奏され、それが終わると遅れてきた人達が急ぎ席に着き、それからメインの曲になるというイメージがありますね。
レコードやCDならではの企画に序曲集というものがあります。モーツァルトやヴェルディなら、同じ作曲家の作品で序曲集を企画することが出来ますが、ベートーヴェンのオペラは「フィデリオ」1曲と聞きます。でも、実際、手許のCDでは、「エグモント」、「アテネの廃墟」、「プロメテウスの創造物」、「コリオラン」、「フィデリオ」、「レオノーレ」第1番および第3番が収録されています。
ベートーヴェンの序曲はこの他にもあるようで、序曲と言っても、歌劇以外の劇の序曲や、ブラームスの「大学祝典序曲」のような式典の序曲というのもあるのですね。
歌劇「フィデリオ」には、「フィデリオ」序曲、「レオノーレ」序曲第1番~同第3番の4つの序曲があります。推敲の人らしく、序曲を作り直したのだそうです。この「レオノーレ」は女主人公の名前ですが、歌劇の題名が「レオノーレ」だったこともあるので、「フィデリオ」序曲と「レオノーレ」序曲という両方の名前があるのだそうです。
歌劇「フィデリオ」の幾つかの序曲、好みは分かれるかも知れませんが、最後の「レオノーレ」序曲第3番がさすがによく出来ています。冒頭はまるで交響曲が始まるかのような感じです。途中のトランペットのファンファーレも華やかですが、フルートが低音からスタッカートで駆け上がって始まる経過句、フルート好きなら、この部分につい注目します。
話が本題から逸れて来ましたが、「レオノーレ」第3番のフルートの経過句の楽譜を探したら、ドレミ楽譜出版社の「オーケストラに響くフルート名旋律集」という楽譜集に掲載されていました。フルートが活躍するサワリの旋律を集めたものです。この本、フルート愛好家なら結構楽しめます。
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レコードやCDならではの企画に序曲集というものがあります。モーツァルトやヴェルディなら、同じ作曲家の作品で序曲集を企画することが出来ますが、ベートーヴェンのオペラは「フィデリオ」1曲と聞きます。でも、実際、手許のCDでは、「エグモント」、「アテネの廃墟」、「プロメテウスの創造物」、「コリオラン」、「フィデリオ」、「レオノーレ」第1番および第3番が収録されています。
ベートーヴェンの序曲はこの他にもあるようで、序曲と言っても、歌劇以外の劇の序曲や、ブラームスの「大学祝典序曲」のような式典の序曲というのもあるのですね。
歌劇「フィデリオ」には、「フィデリオ」序曲、「レオノーレ」序曲第1番~同第3番の4つの序曲があります。推敲の人らしく、序曲を作り直したのだそうです。この「レオノーレ」は女主人公の名前ですが、歌劇の題名が「レオノーレ」だったこともあるので、「フィデリオ」序曲と「レオノーレ」序曲という両方の名前があるのだそうです。
歌劇「フィデリオ」の幾つかの序曲、好みは分かれるかも知れませんが、最後の「レオノーレ」序曲第3番がさすがによく出来ています。冒頭はまるで交響曲が始まるかのような感じです。途中のトランペットのファンファーレも華やかですが、フルートが低音からスタッカートで駆け上がって始まる経過句、フルート好きなら、この部分につい注目します。
話が本題から逸れて来ましたが、「レオノーレ」第3番のフルートの経過句の楽譜を探したら、ドレミ楽譜出版社の「オーケストラに響くフルート名旋律集」という楽譜集に掲載されていました。フルートが活躍するサワリの旋律を集めたものです。この本、フルート愛好家なら結構楽しめます。
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