オキナクサ;翁草((キンポーゲ科;多年草)花言葉は、華麗、告げられた恋。分布地は本州~九州、朝鮮、中国東部、路石や極東の丘陵や日当たりのよい山野。日本では四月頃、細かい毛におおわれた独特の花をうつむきがちにつける。草丈40cm。葉根生、輪生。花弁の様に見える赤紫の萼の内側には毛がない。花弁上の萼片が6枚あって、全開しない。萼片の外側は白色毛を密生して白っぽく、内側は暗赤紫色。茎や葉にも白色の毛が多い。花柱は花後に伸長し,痩果が熟す頃には長さ3~4cmの羽毛状になる。この頃には曲っていた花柄もまっすぐに立つている。翁の白髪のような羽毛を生じる。「土の香のなにかたのしく翁草 飯田蛇笏」「水ささば硯喜ぶ翁草 松嵜鉄之介」。(吾が髪も 翁草のごとく 髪しろし ケイスケ)