誕生日の花、俳句など

毎日が日曜日の私が、その日、その日の出来事や、世間話のなかで、悲憤慷慨何でもあり、想いのままを、書き撲ています

白粉花

2016-10-01 13:10:07 | 誕生日の花ケイスケ日記

白粉花「メンデルの遺伝」の法則でおなじみの花であえる。原産地は南米だが、貝原益軒の「花譜」にはすでに出ているので、外国産の草花としては最も古くから日本に伝わったものであろう。暑い日中ではつぼんでいて、暮れ始めると咲きだすので「夕化粧品」という名もあるほどである。月下美人、夕顔、月見草と、夜咲く花は大方が白、りまたは黄色の花だが、この白粉だけは例外で、紅、白、黄、絞りと、暗がりに咲かせておくのはもっいたいないような花色である。鮮やかな色と甘い香を、翌朝までふりまいている。種子の中に白粉質の胚芽があるのでオシロイバナと呼ばよる。七月九月まで咲通している期間の長いこの花を夏の花だと思っている人もいるようだ。「おしろい花の紅白はねちがひ 富安風生」「おしろいや秋の小花が咲くまでに 小杉余子」「白粉草の花の夕闇躓けり 渡辺桂子」「おしろいや風吹きつどう赤子の頭 波多野爽波」「おしろいの蕾そろへて咲かんとす 中村秋晴」「おいがいが咲いて子供が育つ路地 菖蒲あや」「白粉の花ぬつて見る娘かな  一茶」「おしろいは妹のものよ俗な花 正岡子規」「白粉の花落ち横に縦にかな 高浜虚子」。(おしろいの花に触るる袖の丈ケイスケ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 


10月

2016-10-01 11:06:56 | 誕生日の花ケイスケ日記

10月。霞と夏の甘い実りの季節 成長を司る 太陽の無二の友。互いに力を合わせて藁屋根の期に葡萄の房を たあわわにめぐらせて 吾の蒸す庭先の林檎の木の実を実らせすべてbの実をうれた甘い香をりで満たす へチマを肥や橋の実の殻に 舌をとがす胚子を孕ませ また芽吹きへと開花へと 心を配り 夏の溢れる蜜房に惑う蜜蜂に   暖かい日々の とわに続くことを約束する(秋に寄せて.キ一ツ)。立秋から立冬の前日までまだ暑さが残つている。炎夏のさなか、一すじの風、ふとした日の陰りに秋をかんじるのは、我々日本人の伝統的な生活感情の細かさ、豊かさであろう。『古今集』の「秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞ驚かねる 藤原敏行」の歌が立秋の実感する秋立の日に実C感する。「此の秋は何で年よる雲に鳥 松尾芭蕉」「行く我にとどまる汝に秋二つ 正岡子規」「槙の空秋押移りゐたりけり 石田波郷」「秋立や川瀬にまじる風の音 飯田蛇忽」「秋立つや川瀬にまじる風の音 石田波郷」「立秋の雨はや一過朝鏡中村汀女」(なにかなしたのしきころの九月来る ケイスケ)

 

 

 

 

 

 

 

 


10月

2016-10-01 11:06:56 | 誕生日の花ケイスケ日記

10月。霞となつの甘い実りの季節 成長を司る 太陽の無二の友。互いに力を合わせて藁屋根の期に葡萄の房を たあわわにめぐらせて 吾の蒸す庭先の林檎の木の実を実らせすべてbの実をうれた甘い香をりで満たす へチマを肥や橋の実の殻に 舌をとがす胚子を孕ませ また芽吹きへと開花へと 心を配り 夏の溢れる蜜房に惑う蜜蜂に   暖かい日々の とわに続くことを約束する(秋に寄せて.キ一ツ)。立秋から立冬の前日までまだ暑さが残つている。炎夏のさなか、一すじの風、ふとした日の陰りに秋をかんじるのは、我々日本人の伝統的な生活感情の細かさ、豊かさであろう。『古今集』の「秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞ驚かねる 藤原敏行」の歌が立秋の実感する秋立の日に実C感する。「此の秋は何で年よる雲に鳥 松尾芭蕉」「行く我にとどまる汝に秋二つ 正岡子規」「槙の空秋押移りゐたりけり 石田波郷」「秋立や川瀬にまじる風の音 飯田蛇忽」「秋立つや川瀬にまじる風の音 石田波郷」「立秋の雨はや一過朝鏡中村汀女」(なにかなしたのしきころの九月来る ケイスケ)