アキチョウジ(シソ科)花言葉は、秘やかな恋。自生もううが日本では古くより栽培された重要な香辛料。高さは60㎝ほど柄のある卵形の葉が互生し、夏の終わり頃、葉の脈に淡紅色の小花をつくり、花の後小粒の実を結ぶ。爽やかな香をりがする青紫蘇は天ぷらや刺身のつまや薬味に、赤紫蘇は主に梅干漬や柴漬に使用するえ夕影や色落ちす紫蘇の露重み 杉 風」「もむ紫蘇の色香に揉まれ男われ 三橋敏雄」「紫蘇の香や朝の泪のあともなし 藤田湘子」「大原の日暮をはやむ紫蘇畑 菊地常子」「座を蹴つて帰るや紫蘇の香をはなち 岩渕喜代子」「法要の後も母ゐる紫蘇畑 河野 真」。(三界二家なし我は紫蘇を揉む ケイスケ)