イタドリ;虎杖(タデ科)花言葉は、回復。タデ科の多年草。各地のさ山野、路傍に生える。高さ約1m。葉は長さ5~15cm広卵形。雌雄異株。7~10月、白色の花が葉の脇に総状に咲く。花は花弁がなく萼形が5列。若茎は薬用。「いたどり」は「痛み取り」の薬効があることに由来。「紅虎杖」は赤花品種。「名月草」はそのべ別名.◎いたるところに生えるので、強い野草とい印象があるが、花には優しい趣があり、そのアンバランスが魅力である。「虎杖の花月光につめたしや 山口青邨」「廃鉱のいたのみな呆けの花 辻田克己」「虎杖の花長毛熊の撃タレタル島田和世」「いたどりや着きて信濃の日が暮るる 及川 貞」「いたどりを噛んで旅ゆく溶岩の上 野澤節子」「いたどりや麓の雨は太く来る 山本洋子」「萩の径ゆき虎杖の径かへす 山口青邨」。(虎杖の薬効吾の歩み増すケイスケ)