誕生日の花、俳句など

毎日が日曜日の私が、その日、その日の出来事や、世間話のなかで、悲憤慷慨何でもあり、想いのままを、書き撲ています

秋寒

2016-10-06 19:09:15 | 誕生日の花ケイスケ日記

「秋寒」は冬の季語だが、日本の四季の移り雪は、ある日突然気温が下がって冬になるというわけではなく、秋の季節がひそかに徐々に訪れている。立冬前の寒さを全般的に「秋寒」というが、秋のうちの寒さを微妙に言い分けた季語が多いのも興味深い。「秋寒や行く先々では人の家 一 茶」「秋寒し此頃あるる海の色 夏目漱石」「やゝ寒み襟を正して坐りけり ケイスケ)。「やゝ寒き小野の浅芽の秋風にいつより鹿の鳴きはじめけん」「(続古今和歌集」藤原資季)と詠われたよわれているように、昔から季節の深まりの微妙な変化を人々は敏感に感じ取っていた。

 


秋寒

2016-10-06 19:09:15 | 誕生日の花ケイスケ日記

「秋寒」は冬の季語だが、日本の四季の移り雪は、ある日突然気温が下がって冬になるというわけではなく、秋の季節がひそかに徐々に訪れている。立冬前の寒さを全般的に「秋寒」というが、秋のうちの寒さを微妙に言い分けた季語が多いのも興味深い。「秋寒や行く先々では人の家 一 茶」「秋寒し此頃あるる海の色 夏目漱石」「やゝ寒み襟を正して坐りけり ケイスケ)。「やゝ寒き小野の浅芽の秋風にいつより鹿の鳴きはじめけん」「(続古今和歌集」藤原資季)と詠われたよわれているように、昔から季節の深まりの微妙な変化を人々は敏感に感じ取っていた。

 


渡り鳥

2016-10-06 18:52:59 | 誕生日の花ケイスケ日記

渡り鳥。秋日本列島に渡つてくる鳥。これが渡り鳥。一方、春、北へ帰ってゆく鳥は「鳥帰る」という。「日にかゝる雲やしばしのわたりどり 芭 蕉」「木曽川の今こそ光れ渡り鳥 高浜虚子」「鳥わたるこきこきこきと鑑切れば 秋元不死男」。(雁やみな残るもの皆美しきケイスケ)。


葉鶏頭

2016-10-06 06:38:30 | 誕生日の花ケイスケ日記

葉鶏頭(ヒユ科)花言葉は、不老不死)。鶏冠を思わせる花の姿形からこの名がある。秋の七草などに比べると、異様が際立つが、好んで植えられ、俳句にも詠まれる。熱帯アジア産。日本では古くは「韓藍」とよばれていた。この名の通り、染料として栽培された。「藍」とは藍色にかぎらず占染料のこと、「和がやどに韓藍蒔き生はしぬとも枯れ懲りずてまたも蒔かむとそ思ふ」(「万葉集」)山部赤人」。わがお家鶏頭蒔いて育てよう。たとえ、枯れても懲りずにまた蒔こう。「鶏頭の四五本もありぬべし  丈 草」「秋風の吹きのこしてや鶏頭花 蕪 村「傾倒の十四五本もありぬべし 正岡子規」「鶏頭に鶏頭ごつと触れゐたり 川崎展宏」「とりかぶと紫紺に月を遠ざける 長谷川たか女」「荒寥の熊の湯ちかき鳥かぶ 水原秋櫻子」「「北国はとりかぶとなど美しく 山口青邨」「鳥兜花尽きぬに我等去る 橋本多佳子」「牧をゆく水ささやきつ鳥かぶと 岡本まち子」「葉鶏頭のいただき躍る驟雨かな 杉田久女」「かくれすむ門に目立つや葉鶏頭 永井荷風」「きのうけふかまつかの丹もさだまりぬ 加藤楸邨」。(鳥兜にさげ風のゆくほうに ケイスケ)。