誕生日の花、俳句など

毎日が日曜日の私が、その日、その日の出来事や、世間話のなかで、悲憤慷慨何でもあり、想いのままを、書き撲ています

モクレン

2013-04-13 08:42:58 | 日記
モクレン;木蓮(モクレン科)花言葉は、自然への愛、恩恵。中国原産の落葉樹。樹高は4m位まで、まだ葉の出ない枝に暗紫色の大形の六弁花を開く。樹姿は叢状に幹を立てる。単に木蓮というと「紫木蓮」を指す。白い花の木蓮は、はくれんと呼ぶ。白木蓮の開花時期は、紫木蓮よりも早い。高さも10m位に達する。白い花が青空に浮き出すように咲くさまは見事だが、晩霜にあうと一夜にして黄褐色に変色していたましい。「木蓮は飛ぶ帆の如く散りにけり 野村喜舟」「木蓮やかぞへやめたる花の数 島村 元」「もくれんの花のひかりの咲きあふれ 長谷川素逝」「木蓮の落ちくだけあり寂光土 川端茅舎」「木蓮に漆のごとき夜空かな 三宅清三郎」「白木蓮や妻さはり日の翳ふかし 千代田葛彦」「白木蓮 空の鼓動の あるごとし 朝倉和江」「はくれんに 引き寄せられし 夜空あり 江口千樹」。今朝5時半ころ、淡路島を中心とする近畿地方に地震発生、マグネチュード6弱、火災の発生はなかつたようだが、引き続き余震に注意とのTV放送あり。

深大寺植物公園の散歩

2013-04-12 16:22:20 | 日記
都立深大寺植物公園;この公園には桜の花譜によると65品種、600本の櫻がある。中には、江戸時代から続く古い品種や早崎の品種、由来のある櫻などもあるという。その一部に「神代曙」は、神代植物園で見出された品種です。”染井芳野”より色が濃く、淡紅色で、当初、曙といふ米国で改良された品種とされていましたが、専門家による同定(専門家による生物の所属を決定すること)の結果、他には無い新しい品種と分かり、”神代曙”と命名されたとの事である。早咲き品種では、カンヒサクラ、河津桜、大寒桜、東海桜、香り品種では、駿河台匂、有明、天の川、寒咲大島。江戸時代からの桜では、芝山、御車返し、八重紅枝垂、松月。一葉、関山。黄色では、御衣黄,鬱金。染井吉野、枝垂桜。之だけでも花と花の名前を正確に言えるのは、数種であろう。椿やさざんかは、江戸椿、関西椿、肥後椿、中部産の椿などなどが古くから伝わるツバキを中心に約260種類650本が植えられている。江戸椿では、都鳥、乙女、菊更紗、光源氏、紅獅子、明石潟、迦陵頻、菊冬至、紅乙女、黒椿、卜伴、狩衣、数寄屋、紋襦子、通鳥。関西産胡蝶侘助、初嵐、臘月、賀茂本阿弥、紅蝋月、白玉。肥後椿は、正義、桜司、中部産は、白卜伴、孔雀椿。葉の形には、江戸椿の葉形には、盃葉椿、鋸歯椿、錦魚葉椿途がある由。最後に深大寺植物公園を巡りは裏口に抜けて、深大寺前の食堂で昼食を済ませて家に着いたのは2時近くであつた。久しぶりに歩いたが、杖を便りの老人のお供の二人に深く感謝いたします。

ミヤコワスレ

2013-04-11 06:05:01 | 日記
ミヤコワスレ;都忘れ(キク科)花言葉は、忘れ得ぬ人。深山嫁菜の栽培品種の多年草。古くから観賞用として花壇に植えられたり、切り花にされたりしてきた。晩春から初夏にかけて濃紫、濃紅、紺、桃、白などの色鮮やかな花を開く。鎌倉時代に承久の蘭で北条氏に敗れ、佐渡に流された順徳天皇が、ある日庭の片隅に咲ていた可憐な花を見つけ「この花を見ていると少しの間でも都を忘れる事が出来る」と言ったことから、この名が呼ばれるところになった。原種は白だつたらしく園芸種とされた江戸時代から茶花として栽培されてきたようである。現在では、ピンク.濃淡青、青紫白.など花色も豊富。原産地は日本。他にネーミングは、「瀬戸の花嫁」「瀬戸の乙女」など。草丈15~40cm。「紫の厚さを都忘れとて 後藤夜半」「都忘れみかど遠流の五笥おの跡 岡部六弥太」「蕾はや人恋ふ都忘れかな 倉田紘文」。今朝「燕」が一羽飛んできた。今年も駐車場にたくさんの燕が巣をつくるであろう。先遣隊長は雄が一番乗をするとのことである。「倉並ぶ裏には燕の通ひ道 凡 兆」「燕や酢の看板を抜けて行く 也 有」「つばくらめ斯くまで玆ぶことのあり 中村草田男」「つばめつばめ泥が好きなる燕かな 細見綾子」。例年営業用車庫の天井裏に数か所巣を創る。これから半年近く暮すだろう。(よくぞ来た 燕の父さん 御出でませ ケイスケ)

ヤマザクラ

2013-04-10 07:06:14 | 日記
ヤマザクラ(バラ科)花言葉は、あなたに微笑む。関東より西部の山地に自生し、また低く植えられている落葉高木の花で、春、赤味を帯た葉と同時に四郎花を付ける。古来詩歌に詠まれてきた桜はこの山ザクラが多いい。古くから桜の名所として知られる奈良県吉野やあの桜は現在でもほとんどが山櫻であり、吉野の櫻を移植したといわれる京都市の嵐山の櫻も山櫻が多い。(山又山山桜又山桜 阿波野青畝」「山桜雪嶺天に声もなし 水原秋桜子」「晴天に日わゆるぎなし山ざくら 相場遷子」「山ざくら水平の枝のさきに村 大野林火)「晩年の父母あかつきの山ざくら 飯田龍太」「黒磯を過ぎて暫く山ざくら 皆川白侘陀」「山国の空に山ある山桜 三橋敏雄」「山桜陽は荒海を染めて落つ 斉藤美規」「洗面の水切れ味山ざくら 鷹羽狩行」「耕人に傾き咲けり山ざくら 大串 章」「水替の鯉を盥に山桜 茨木和生」。(茅野の山 白一色の 山ざくら ケイスケ)

オキナクサ

2013-04-09 06:48:18 | 日記
オキナクサ;翁草((キンポーゲ科;多年草)花言葉は、華麗、告げられた恋。分布地は本州~九州、朝鮮、中国東部、路石や極東の丘陵や日当たりのよい山野。日本では四月頃、細かい毛におおわれた独特の花をうつむきがちにつける。草丈40cm。葉根生、輪生。花弁の様に見える赤紫の萼の内側には毛がない。花弁上の萼片が6枚あって、全開しない。萼片の外側は白色毛を密生して白っぽく、内側は暗赤紫色。茎や葉にも白色の毛が多い。花柱は花後に伸長し,痩果が熟す頃には長さ3~4cmの羽毛状になる。この頃には曲っていた花柄もまっすぐに立つている。翁の白髪のような羽毛を生じる。「土の香のなにかたのしく翁草 飯田蛇笏」「水ささば硯喜ぶ翁草 松嵜鉄之介」。(吾が髪も 翁草のごとく 髪しろし ケイスケ)

レンゲソウ

2013-04-08 10:19:44 | 日記
レンゲソウ;蓮華草;紫雲英;げんげ(マメ科)。花言葉は、感化、私の苦しみを和らげる。二年草で、田や野原に咲きあふれる紅紫色の蝶形の小花で、輪状に咲くさまが蓮華に似ているので、紫雲英(漢名)とも呼ばれ、緑肥として田に栽培される有り様は、紫雲が低くたなびくように咲く様子を紫雲英とも呼ばれる。中国から渡来した。根に根瘤バクテリアを有し、窒素を貯えているから緑肥として植えられたが、野生化もしている。しかし近年は化学肥料の発達で、紫雲英田は見掛ける事が少なくなつた。私が見たのは、母の故郷鳥取県で昭和15年4月、修学旅行の途中の列車の中から見た景色であった。「とぶ鮒を紫雲英の中に抑えけり 水原秋桜子」「げんげ田や花咲く前の深みどり 五十崎古郷」「やわらかに萎えたる花やげんげ束 星野立子」「頭悪き日やげんげ田に牛あばれ 西東三鬼」「吉野郷雲ふかく紫雲英いまだなり 黒木野雨」「げんげ田に睡気ももよはす藁塚二つ 青柳志解樹」「げんげ野ゆく足の咲きまで明るくて 菖蒲あや」「おほらかに山臥す紫雲英田の牛も 石田波郷」。(蓮華田は 祝て咲けり 修学旅行 ケイスケ) 

踊子草

2013-04-07 10:07:36 | 日記
踊子草(紫蘇科)花言葉は、陽気、快活。シソ科の多年草。各地の山野、路傍の半日陰地に生える。茎は直立し、高さが30~80cmになる対生する葉は長さ30~50cm、幅3~8㎝の心臓形で縮れてしわがあり、縁に鋸歯を持つ。4~5月、淡紅色のまたは白色の唇形の花が上部の葉の脇に輪生する。その様子が笠をかぶっている踊り子や虚無僧に見えるので、「踊子草」「虚無僧花」の名がある。◎擬人化された愛らしい花の名を楽しみながら観察し、さまざまなイメージを広げた句が読まれている。「踊子草かこみて何やら揉めている 飯島晴子」「踊子草をんないきいき櫛つかふ 小林篤子」「暮れやすき死もありけり踊子草 津島康子」。(踏み惑う 径のわきにも 踊子草 ケイスケ)。NHKの今朝の一番で、日本野鳥の会の安斎氏が野鳥の入れ替わりの時期が来ており、北へ帰る鳥、南から来る鳥の話をされていた。渡り鳥の交代の時期は、3月~4月で、愛知周辺まで来ている様子、当マンションの駐車場にも、毎年やってくるのに。まだ姿が見えない。「燕来る軒の深さに棲みなれし 杉田久女」「つばくらめ父を忘れて吾子伸びよ 石田波郷」。(健やかな 姿を待つや 燕こよ ケイスケ)













錨草

2013-04-06 05:57:30 | 日記
錨草;碇草;花言葉は、あなたを離さない。北海道と渡島半島~本州(東北~近畿地方の太平洋沿岸)の丘陵から山地の明るい林内に生える多年草で、草丈30~50cm。葉根生、互性。花期は4~5月。直系3~4cmの和舟の錨に似た形の花を付ける。花は紅紫色まれに白色。萼片は8枚あるが、このうちの4枚は小さく直ぐ落ち、内側の4枚は大きく花弁状で花弁と同じ位置につく。花弁は4枚で、先は雄蕊を囲み、基部は長い距になって突き出て、中に密を蓄える。トラマンハナバチがこの蜜を利用し、重要な花粉媒介昆虫になっている。葉は裏面に開出する細毛がある。キバナカイリソウ、トキワカイリソウは日本海側に分布し、キバナは花が淡黄色、トキワは花が白色で葉が常緑である。この花を詠んだ句は見当らない。

清明

2013-04-05 10:22:26 | 日記
4月5日は、二十四節氣の清明。いよいよ春たけなわの季節を迎える。「たけなわ」とは、「春たけなわ;秋たけなわ;宴たけなわ」と使われる、日本人の大切な季節感を表す大事な言葉です。この言葉には絶頂を過ぎてやや衰えかけているものを惜しむ思いも含まれている。桜の花なら満開をやや過ぎて、はらはら散り始める頃、はや半ばを過ぎてしまっているころ、それを惜しんで「たけなわ」という。惜しむ思いも含まれている。但し「夏たけなわ」「冬たけなわ」とは言いません。「闌」は終わりに向かっている「酣」は酒に酔って甘美な気持ちにしたっている状態を表しています。自然界では櫻や桃の花が次々に咲いては散つてゆきますが、それとともに忘れられないのが椿の花です。桜や桃は花弁が薄く、その色も淡い紅。遅れて芽吹く葉も明るい緑をしていて全体として軽快な印象ですが、椿の花は深紅。葉も肉厚の濃い緑色です。桃や櫻との違いはほかにもあって椿の花は花ごと落ちます。これを不吉という人もありますが、人間界の迷妄は無心の花には無縁。ただその美しさを惜しめばいいのです。「落ち継ぐ春たけなわ」の観賞も色々ある日本の四季を味合うと共に誇りしたいものです。「椿落ちてきのふの雨をこぼしけり 蕪 村」「鵯の嘴入る椿かな 浪 化」。(風去りて 花散りはじむ 清明のとき ケイスケ)

清明

2013-04-05 10:22:26 | 日記
4月5日は、二十四節氣の清明。いよいよ春たけなわの季節を迎える。「たけなわ」とは、「春たけなわ;秋たけなわ;宴たけなわ」と使われる、日本人の大切な季節感を表す大事な言葉です。この言葉には絶頂を過ぎてやや衰えかけているものを惜しむ思いも含まれている。桜の花なら満開をやや過ぎて、はらはら散り始める頃、はや半ばを過ぎてしまっているころ、それを惜しんで「たけなわ」という。惜しむ思いも含まれている。但し「夏たけなわ」「冬たけなわ」とは言いません。「闌」は終わりに向かっている「酣」は酒に酔って甘美な気持ちにしたっている状態を表しています。自然界では櫻や桃の花が次々に咲いては散つてゆきますが、それとともに忘れられないのが椿の花です。桜や桃は花弁が薄く、その色も淡い紅。遅れて芽吹く葉も明るい緑をしていて全体として軽快な印象ですが、椿の花は深紅。葉も肉厚の濃い緑色です。桃や櫻との違いはほかにもあって椿の花は花ごと落ちます。これを不吉という人もありますが、人間界の迷妄は無心の花には無縁。ただその美しさを惜しめばいいのです。「落ち継ぐ春たけなわ」の観賞も色々ある日本の四季を味合うと共に誇りしたいものです。「椿落ちてきのふの雨をこぼしけり 蕪 村」「鵯の嘴入る椿かな 浪 化」。(風去りて 花散りはじむ 清明のとき ケイスケ)