心の色を探して

自分探しの日々 つまづいたり、奮起したり。
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そんなに頼りないのぉ~

2013年03月08日 | ほんのすこし
昨日は 母の診察日。新しい治療の二回目だった。
ただ 気になることがあって、先に診察をすることになった。待たされること数時間・・・ようやく診ていただいたが、注射をしてもよいだろうという結論に。

看護士さんの指導の元で 今回はわたしが注射の針を刺すことになった。
先回の説明やスターターキットのDVDを見ていたこともあり、自分としてはそんなにドキドキもなく 案外すなおにできた気がした。

母は大の注射嫌い。採血をしたりするときでも絶対に注射の手元を見ないという。それが昨日は わたしが針を刺す段になったら 目をくぎ付けに・・・というか目が離せなかったらしい。終ったら
「お前が針をさせるなんてねぇ・・・心配で心配で目を開けてみてしまったよ」と言った。看護士さんが笑って
「案外 簡単にできるものですよ。今度は 自分で刺す練習をしてみましょうか」と母に言った。
自分のお腹にはすでに注射したので 今度は別の器具に自分で刺す練習。手が不自由な母だが、昨日は案外調子が良くて 出来そうだと言ったのだ。
少しずつ ゆっくりと教えてもらいながらやってみると 母も調子が良ければ出来るかもしれないと感じた。案外 わたしの手をわずらわせることなく 出来る日が来るかもしれない♪

帰りの車の中で 母が
「それにしてもお前が注射するなんてねぇ・・・びっくりしたよ」と言った。
戻ってきて テレビを見ながら
「注射は嫌いだし 怖いから今まで一度も看護士さんの手を見たことないけど、今日は最初から最後まで見てしまったよ。お前がほんとに出来るかどうか心配だったからねぇ」とまた言った。
「そんなにわたしのことが信用できないの?」
「虫も怖がるくらいだからねぇ」

あのねぇ、わたしももういい年ですよ。虫の1匹2匹でキャーキャー騒いだ時代はとっくに過ぎてるってば!
あぁあ 親はいつまでたっても子どものことが心配ってことなんだねぇ。
そんなことを思った昨日のわたし♪