心の色を探して

自分探しの日々 つまづいたり、奮起したり。
マウス画・絵及び文章の著作権は このブログ作者(けい)にあります。

孤独ということを考える

2014年06月16日 | ほんのすこし
ここで徒然に書き連ねてきて 早10年目になろうとしている。今年の11月末で満10年。なんということだろう。ここまで続くとは!途中 何度も挫折を味わいながら ふらふらとあちこちに浮気ココロを抱きながら(笑)結局はここgooに落ち着いて・・・なんとも居心地の良い場所だと思っている。
居心地がいいからといって 更新がサクサクいくかというと それとこれとはまた話は別だ。

時折 数年前に書いたものを振り返る。あの頃は ここと「MOKAチックな日常」というもう一つのブログを兼ねていた。そこからダウンロードしたものを読み返したら 2008年の2月に「人は孤独だ」ということを書いていた。
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・・・人はみな孤独だ。
孤独だが だれかと繋がっているから 生きていることに喜びを感じる。
孤独を楽しみながら 生きていける。

最後はひとり。
それすらいいじゃないかと思えるほど だれかと繋がっていると思えることが 愉快で楽しく思える。そんな具合に 人と出会うのもまたいいのだろうな。
ひとりの時間があるというのも なかなかいいもので、そういう時間があるから だれかと会ったときに楽しさが倍増する。出ずっぱりだったら疲れてしまうけどね。孤独を楽しめるぐらいの気持ちになれれば 生きていくのもまた鼻歌が出るくらいになるかもしれないなと ふと思った。
・・・・
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このとき 孤独という言葉にどこか甘い香りを抱いていた気がする。一年一年と過ぎて行くうちに 自分の中でこれから先のことを思う時間が多くなっていた。母のそばで 母を見ながら この母とこうしていることができる時間が限られているということに思いを馳せている自分がいる。
この10年の間に 父を看取り 弟も看取り、母が残された。健康な80代ならばもっと色々なことに挑戦し行動していただろうと思える母だ。思うように動かせない体を なんとかして工夫しながら生活している。その生活の知恵を身近で見ていると感心することばかりだ。
そして母の前向きな考え方にも 頭が下がる。
実家から戻る車中で 今しがたサヨナラしてきた 手を振る母の姿が脳裏に浮かぶ。あの姿をいつまで見ていられるんだろうか・・・そう思ってしまう。孤独だと感じているだろうか。わたしが思う以上に感じているのではないだろうか。母の孤独がどれほどのものかわからない。わからないが、わたしが埋めようにも埋めることができないものが 父や弟との惜別を味わった母にはあるのだ。

人は孤独だ。だれかと寄りそって生きているとしても孤独であることに変わりはない。自分というものはたったひとりだからだ。その自分という孤独をどう見つめていくのか 今のわたしは2008年のわたしより後ろ向きになっていないだろうかと ふと考える今日だ。


歩きながら

2014年06月16日 | ほんのすこし
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歩いている途中で見つけた 可愛いふくろう二体。しあわせを呼んでくれるかな?
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朝の少しの時間、今では歩くことがなんだか楽しくさえ思えてくる。最初は苦痛?だったけど、今は目が覚めたら「歩こう♪」と思える自分がいて カーテンを少し開けて 外が雨だったりすると がっかりしている。歩く時間はあまり長くないので それがまた長続きしているのかもしれない。歩くコースも大体決まっている。外れてもほんの少し。以前歩いていた時期は 郊外の農道を歩いていたが、友人があまり辺鄙な場所を歩くのは危ないと話していたことを聞いて 止めた。まぁ 若くないからそんな心配もないだろうけど(笑)それでも万が一 事故にあったとしても街中の方が発見が早いだろうから。そんな感じで 今のコースを歩くのが定番になった。早朝6時までだと 大きな信号以外は点滅だし、それこそ車も少しだけだ。すれ違う人や犬もそんなに多くないところも気にいっている。これが少し時間がずれると 人通りもかなり違う。

朝の空気を自分が一人占めしている気分になりながら歩く。これほど贅沢なことはないだろうなと思いながら。歩き始めてから 体調が良くなっている気がするのも嬉しい。雪に閉じ込められていた冬の間は 気持ちも閉じこもりがちで どこへも行きたくないというだらだらモード全開だった。今は 歩いているだけでもかなり前向きだと思っている。相変わらず どこへも行きたがらないけどね。
元来 わたしはインドア派で あちこち出かけることには二の足を踏む。それが年と共に多くなった気がする。今は実家とスーパーとの三角地帯からはずれることは滅多にない。

こんな贅沢な時間を過ごさせてもらっていることに感謝しなければならないのだろうな。
朝の街はとても静かで 6月だというのに寒くて それがまた気持ち良くて・・・



道端にある花や樹の姿を見ながら 自分は今 生きているんだなと確かめて。


(これはなんの樹なんだろう。薄い赤と白の花がまぜこぜになって咲いていた)

部屋にこもりきりだと考えることも一方的になりがちだけど こうして外を歩くと少し気持ちが上向きになっていく気がする。
戻ってから ゴルフ最終日の模様を最後まで見た。ドイツのカイマー、最後まで自分のゴルフを崩さず攻めのラウンドを見せてくれた。後味すがすがしい。誰かが思い切りがんばる姿を見ると こっちも嬉しくなる。青木さんが楽しそうに解説して歩く姿が印象的だった。

さあ 明日も歩けるかな。
月曜日 新しいペンタイプの皮下注射をする日だ。DVDで確認したので病院に行かなくても大丈夫だと思うけど。今日は歩きながら やりたいことを考えていた。あれもこれもまだ手をつけていないことがあることに気がついた。考えているだけで 行動に移していないことがなんとあることか!やる前から諦めていることがなんと多いことか!
一度きりの人生だもの。やってみないままで終わらせていいのか?
そんな気分になった今朝のウォーキングだった。