心の色を探して

自分探しの日々 つまづいたり、奮起したり。
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三回目?四回目?

2017年09月16日 | ほんのすこし
母が帯状疱疹になった。
今週に入り、左膝下に赤い部分があって、
「あれ? なんだか赤くなってない?」と言ったら
「痛かったから湿布を沢山貼ってはがしたんだよ。その跡だよ」と言った。
そのときは、前からよく湿布を貼ると剥がした後が結構大変だと聞いていたので、そうなのかと思った。母もそう思っていた。
でも、だんだん赤い部分が増えていき、さらにそれが水ぶくれ状態に。
しかも湿布を貼った場所以外にも出てきた。
これはおかしいでしょ?

金曜日、いつもの皮膚科につれていった。
女医さんが「あ、これは帯状疱疹ですよ」と。
家にいたときに母が「この痛みは帯状疱疹に似ているなあ」と言っていたのだった。あまりにも痛くて病院に行く前の二日間は苦しんだ。でも水曜日は休診だったし。次の日は予約だけだったし。母には悪いけど二日間痛みを与えてしまった。他の病院に行けば良かったのだけど、母がいつものところに行きたいと言うので。

で。そのとき母が
「これまでも帯状疱疹には何度もあってきていたんだけど、こんな風に水ぶくれになることはなかったから、まさかなあっと思ったんですよ」と先生に話していた。先生は笑って
「帯状疱疹は水ぶくれになるんですよ。最後になったときはいつ頃ですか」と聞いた。
「う~ん、十年か二十年前かなあ」
「そうですか。十年経てばまた再発することはありますよ。十年過ぎれば耐性もなくなりますからね」
「そうするともう四度目か! いや三度目かな」
母が自分の帯状疱疹の顛末を思い出すように目を細めた。

女医さんは「他の科の血液検査とかの結果を見て、お薬を処方しますね」と言った。体重を聞いて、なにやら表を出す。
「腎臓が弱くなっているので、あまり強い薬を出さないようにしますよ」
そうか、やっぱり腎臓が弱いのか・・・わかっていたけどね。

いつもの先生にしっかり見ていただけたので、母は安心したようだった。
後で処方箋の薬を取りに行き、早速お昼から飲んでもらった。わたしは予約していた美容院があったので、午後に出かけた。帰りに母の様子を見に行った。
あんなに痛がっていた母が、なんだか気分よくテレビを見ていた。
「嘘のような感じだよ」と元気な声で応えた。

ようやくここずっと不安だった気持ちが消えていった。
それにしても帯状疱疹って何回もあるんだね~。わたしも三回あったけど。またあるのかしら。

今日はまた別の箇所が痛みが出たみたいで・・・ なかなか回復には遠いみたいです。そんなこともあり、部屋に戻る時間がなかなか無いわたしだった。