押し入れの中、確か余り布を入れた箱があったはず。
どれどれ・・・どの箱に入れてあったかも思い出せずにあっちの箱を開けてみては、これじゃない! こっちの箱を開けてみては、ちが~う!
いい加減諦めて別のことをしようかなと思った矢先に、目に飛び込んできた段ボール箱があった。あれ、これって何を入れていたんだっけ?
首をかしげながら開けてみた。
あぁ、そうか!
去年、二人目の孫が生まれるというので、娘が上の子を連れて里帰り出産にやってきた。まだ二歳6ヶ月ぐらいの孫娘、きっとあちこち物を触るだろうなと触られたら困るものを箱に片付けておいたのだった。中からはキャンドルやら、お気に入りの陶器やら飾り棚に置いていたものが出てきた。天然石の手作りブレスレットと指輪の収集にはまっていた頃のものも出てきた。あの頃はよく身につけていたのに今は少しもつけようと思わない。ブレスレットをつけるのは好きだったのに、今のわたしではブレスレットが浮いてしまうだろう。それだけ可愛いものとは相反する見栄えだということだ(笑)。
あぁあ、も一度しまうとするか。これが日の目を浴びるのはたぶん孫が来たときのオモチャとしてだろうなあ。まあそれはそれでいい。活用してくれるのならね。娘にも息子にも女の子がいる。不思議なことに誰が教えたわけでもないけどこういうアクセサリーとかにはとても興味を示す。綺麗なものやキラキラしたもの、可愛いもの、そんなものへの興味は知らず知らずのうちに生まれるのだろうか。
物への興味と同時に自分より年下への興味も生まれるんだなあと思う。小さなものへはどこか優しく接している気がする。
こんな小さな子供でさえ、自分より弱いものへのいたわりを自然と身につけているのだ。
でも。なんで年を経ていくにつれ、それが変化していくんだろ。
弱いものへのいたわり、それが姿を潜め、いたわりが傲慢な態度に変化する場合もある。これも自然なのか・・・そうじゃないと思う。
あっ、またまた脱線だ。
で、その箱の下の方からこの丸い小箱が出てきた。
直径10センチにも満たないもの。上にはAのイニシャルがステッチされている。どこで手に入れたのかは忘れてしまった。ちなみにイニシャルAは全然関係ない。
あれ、これ何か入れていたんだっけ? 蓋を開けてみた。
中から出てきたのは、昔作るのにはまっていた毛糸のポンポンで作るひよこちゃんだった!
つぶらな瞳が懐かしいわぁ。
ちょっと頭にツンツンがついていたり。オレンジの足が見えていたり。あの頃は本当にたくさん作っていたなあ。いい加減作りすぎて母に「もういらないから」と言われてしまったり。
こういうのにはつい夢中になってしまうわたしだ。今は何もしていないけど。
手作りって作っているときがしあわせな気分を味わえるんだよね~。
懐かしくってこの小箱だけ箱に戻さずに出している。ふたを開けたときのひよこちゃんをときどき見てあげる。
たぶん一緒にあの頃のわたしも入っているかも・・・ね。
どれどれ・・・どの箱に入れてあったかも思い出せずにあっちの箱を開けてみては、これじゃない! こっちの箱を開けてみては、ちが~う!
いい加減諦めて別のことをしようかなと思った矢先に、目に飛び込んできた段ボール箱があった。あれ、これって何を入れていたんだっけ?
首をかしげながら開けてみた。
あぁ、そうか!
去年、二人目の孫が生まれるというので、娘が上の子を連れて里帰り出産にやってきた。まだ二歳6ヶ月ぐらいの孫娘、きっとあちこち物を触るだろうなと触られたら困るものを箱に片付けておいたのだった。中からはキャンドルやら、お気に入りの陶器やら飾り棚に置いていたものが出てきた。天然石の手作りブレスレットと指輪の収集にはまっていた頃のものも出てきた。あの頃はよく身につけていたのに今は少しもつけようと思わない。ブレスレットをつけるのは好きだったのに、今のわたしではブレスレットが浮いてしまうだろう。それだけ可愛いものとは相反する見栄えだということだ(笑)。
あぁあ、も一度しまうとするか。これが日の目を浴びるのはたぶん孫が来たときのオモチャとしてだろうなあ。まあそれはそれでいい。活用してくれるのならね。娘にも息子にも女の子がいる。不思議なことに誰が教えたわけでもないけどこういうアクセサリーとかにはとても興味を示す。綺麗なものやキラキラしたもの、可愛いもの、そんなものへの興味は知らず知らずのうちに生まれるのだろうか。
物への興味と同時に自分より年下への興味も生まれるんだなあと思う。小さなものへはどこか優しく接している気がする。
こんな小さな子供でさえ、自分より弱いものへのいたわりを自然と身につけているのだ。
でも。なんで年を経ていくにつれ、それが変化していくんだろ。
弱いものへのいたわり、それが姿を潜め、いたわりが傲慢な態度に変化する場合もある。これも自然なのか・・・そうじゃないと思う。
あっ、またまた脱線だ。
で、その箱の下の方からこの丸い小箱が出てきた。
直径10センチにも満たないもの。上にはAのイニシャルがステッチされている。どこで手に入れたのかは忘れてしまった。ちなみにイニシャルAは全然関係ない。
あれ、これ何か入れていたんだっけ? 蓋を開けてみた。
中から出てきたのは、昔作るのにはまっていた毛糸のポンポンで作るひよこちゃんだった!
つぶらな瞳が懐かしいわぁ。
ちょっと頭にツンツンがついていたり。オレンジの足が見えていたり。あの頃は本当にたくさん作っていたなあ。いい加減作りすぎて母に「もういらないから」と言われてしまったり。
こういうのにはつい夢中になってしまうわたしだ。今は何もしていないけど。
手作りって作っているときがしあわせな気分を味わえるんだよね~。
懐かしくってこの小箱だけ箱に戻さずに出している。ふたを開けたときのひよこちゃんをときどき見てあげる。
たぶん一緒にあの頃のわたしも入っているかも・・・ね。