年の瀬

一年が終わりに近づいている。
今年はいつにもまして、様々なことが訪れた。わたし自身には何も変化がなかったけれど。家族に沢山の課題が訪れたのだ。それは人生の分岐点といってもいいほどのことだ。
娘にも息子にも。

本当に人生先がわからないものだ。去年まではこのままずっと同じように同じような環境で過ぎていくのだろうなと思っていた。安定？を求めるならそれで良かったのか・・・いや、それぞれにかなり無理をして過ごしていた部分もあったのだろう。
わたしはただ見守るだけ。
それにしても、息子はまさかこんなことになるとは露ほども思わずにいただろうに。それがまったく思いがけない事態になって、これからの人生がまるで変わっていくことになった。それもまた一大決心だ。これこそ青天の霹靂といっていいほどの事態が起きた。
でも、どこでどんな風に働こうと、一生懸命過ごしたことへの報いはきっと未来に現われる。
目先の現実だけで判断せず、長い将来を見据えて生きてほしいと願う。これからは自分たち家族だけではなく沢山の人への責任もある。
親の手を離れ、子供が成長していく姿を見届けることができればなとしみじみ思う年の瀬になった。

頑張れ、子供たち。それぞれの人生を精一杯生きるんだよ。