心の色を探して

自分探しの日々 つまづいたり、奮起したり。
マウス画・絵及び文章の著作権は このブログ作者(けい)にあります。

柿と梨をおつまみに

2018年10月22日 | ほんのすこし
柿も梨も今はとても美味しくなりました。
丸いモッツアレラと食用菊のもってのほかを入れて、生ハムは少しだけね。

この他は、生食用の宮城産の牡蠣。にんにくオイルとたっぷりのネギでソテーしました。これは、一袋250円なりのを二つ買い求めました。旬菜館では野菜だけではなく魚コーナーも安いのです。これで500円です。小ぶりでも味の方はいいですよ。生でも食べられるものなので鮮度抜群。だからソテーは高温でさっと焼きました。でももう少し焼いた方がカリッと感が出て良かったかもしれません。



ソテーの最後はこの白ワインでフランベ。



もちろん、ちょっぴり使った後は・・・(笑)美味しく頂きました。

牡蠣はこの量を食べるのはとてもじゃないけど無理なので、半分残して明日、これにふんわり卵でとじて牡蠣丼にするつもりです。美味しく出来るかなあ。


それにしても、果物がおつまみに出来るなんてこの年になって初めて知りましたよ。持つべきは娘、ですね。数年前に娘から教えてもらったレシピ、今も美味しく食べています。モッツアレラと果物の相性は抜群です♪



十三夜

2018年10月22日 | ほんのすこし
朝、連日もやがかっていて。午前7時前だというのに道路が少し先しか見えない。
こんな朝だというのに、日中は日差しが明るい。今日もご多分にもれず、この時間(午前10時)でベランダに差し込む光でカーテンを遮らなければならないほどだ。
そして、この晴れ加減が山の色を美しく見せてくれる。運転していると遠くの山がふんわりと見える。きっと葉が色づき始めているのだろう。

やがて、東北は本格的な秋を招き、すぐにも冬がやってくる。ここの秋はマラソンよりも早い短距離走並みにすぐさま通り過ぎていくのだ。

でもわたしはこの短くも慌ただしい秋が好きだ。時間に追われ、周りを見る余裕がなく、ふと気づいたら初雪が降っていた・・・なんてことがあると、もったいないなと思う。もったいないことをしたなと。ほんの少し車のスピードを緩めて、目を遠くにやっていたら、秋が今ここにいることを味わえただろうにと。だからこの時期は遠くの山を眺め、夕暮れの空のグラデーションを楽しむ余裕を持とうと思う。

昨夕、母のところから帰るとき見送りに出て来てくれた叔母が空を見上げて
「飛行機雲!」と指さした。「今日は十三夜なんだけど、お月様見えないかな」っと続けた。
あら、そうだったの? 全然気がついていなかったわたしはその十三夜ということばに、秋を感じた。叔母が指さした真南の空。南東の空は雲が点在していた。
「きっとあの雲の中じゃないかな」とわたしが言うと、「そうだね。後一時間もすれば顔を見せるかもね」と叔母がわたしに手を振った。

叔母が立ち止まって鉢植えを見ている。植物を愛でている姿がきれいだなと思いながらバックミラーを覗いた。
大きな通りに出て空を見上げると、見えなかった月がこれから群青色に染まるだろう空で輝いていた。

十三夜。
美しい月はこの秋にふさわしい。