心の色を探して

自分探しの日々 つまづいたり、奮起したり。
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安い!

2020年09月16日 | ほんのすこし
引越してから、お役所に行ったり、様々な手続きで出かけることが多くなりました。
先日も郵便局に行く用事があり、午前中から早めに行動していました。市内にある中央郵便局は簡易郵便局と違って、大きな場所です。そこで各種住所変更やら口座変更の手続きを取っていたのです。結構手間がかかる手続きだったようで、しばらく待たされました。
椅子はコロナ対策として三つ並んでいる真ん中が空き、両端に座るという形でした。暇なので局内のあちこちをぐるぐる見ていました。するとステンレスの棚があることに気づきました。ちょっとなんだろうなと思い、行ってみると
『枝豆100円』の札が置いてありました。わたしが行った時間は10時頃でしたので、早かったのかまだ一つもありませんでした。
一体どのくらいで100円なのかしらと気になっていました。

そのうち呼ばれてあれこれと書き込みをし、再度「お待ちください」と言われ椅子に腰掛けました。
すると、さっきまでは何もなかった棚にたくさんの袋が置いてありました(一体いつのまに置いていったのかしら。ちっとも音がしなかったのです)。
そばにいって見ると、ギュウギュウ詰まった袋が並んでいます。



そこには「アグリ川田」という会社名が。そして「月見娘」というネーミングの枝豆がぎっしり! ほんとにぎっしりという表現がピッタリだったのです。棚の脇に空き缶が置いてあり、お金はここへいれてくださいとありました。早速お財布から100円を出し、ストンと音がするのを確かめて一袋を手にしました。最近はバッグにエコバッグを二個も入れているので、こういうときは助かります。

家に戻ってから母と叔母に見せて、三人で「すごいね!」を連発しました。だって正味一キロ以上入っていたんですよ! それがたったの100円。B級品だってかまいませんよ。家で食べる分には少々の形のいびつさなんて気になりません♪
大きな鍋で茹で、早速夕飯時に出しました。
100円とは思えない、とっても濃厚で甘い枝豆でしたよ。

「郵便局さ、なんも用事なくてもこれを買いに行く人もいるよな~」と母が言うので、
「いるいる! わたしが買った後も何人か買っていったもん。別に郵便局に用事があった感じでもなくてさ」と答えました。確かにこの豆だったら、買いに行きたくなるよなと三人とも首を振って頷き合いましたとさ。

どんと晴れ♪