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誰もいない部屋 「お風呂が湧きました」と女性の声で教えてくれる。
10年前 最初はこれにびっくりした。新しい冷蔵庫は 開けて時間が経つとピピピピと鳴ってくれる。
それから数年経ち、母のところやわたしのところでまた新しい電化製品に替えることがあった。その中でも母の冷蔵庫は チャリチャリラーンとメロディが鳴る。初めてその音を聞いた母は、何がどこで鳴っているのかとあちこち探したそうだ。まさか冷蔵庫が鳴るとは露知らず。
その後 母はガス台も替えた。ガス台は 弱火が続きある温度に達すると自然と消化する設定になっているらしい。その時に音が鳴る。そしてガスをつけて忘れているときも ずっと鳴っている。その音を知らずに これもどこで鳴っているのかとあちこち探し回ったという。ちょうどわたしが行ったときに遭遇して ガス台の音だということがわかった。
最初は 冷蔵庫の音に対して
「なんも こんたうるさい音にしなくてもいいのに・・・」
と文句を言っていた母が 今では この音があるから 閉め忘れに気がつくから たいした助かると話している。
お年寄りには いい機能だということだ。
もう一つ 母のところの炊飯器は、炊き上げの途中の音が面白い。まるで蒸気機関車のような音がするのだ。それを聴くと内心 ほっほぉ~始まったなあと思う。
そんな母の炊飯器を見ていて わたしも美味しいご飯が食べたくて 新しい炊飯器に替えた。今の炊飯器は様々でピンからキリまでお値段も様々。わたしにしては ちょっと高いものを選んでみて使っている。
この炊飯器が 始まりから終わりまで女性の声で教える。まぁ それはいい。途中 母の蒸気機関車とは違う独特の音がする。突然 これまた窯の中が沸騰しているんだろうなという想像力を掻き立てられるような音が鳴り響く。
そして 最後に「ピピーピピーピピーピピー、ご飯が炊きあがりました。ご飯をほぐしてください」という声がする。
新聞を読んでいようが テレビを見ていようが 「ご飯をほぐしてください」と言われると、すぐやらないとだめかなという気がして 立ち上がる。まぁ それに従った方が美味しいご飯を食べることができるのだけどね。
たまに 言われた声に反発し(笑) そのまま新聞を読んでいて すっかりかき混ぜを忘れてしまっていると、悲惨だ。
あぁ やっぱりあのお声に従っておくんだったと悔やんでも 炊き上げたご飯を黙って消化するしかない。やはりここは 天の声に従うのが一番良いのだろう。
こんなふうに生活の中に機械の声が音が入ってくるようになった。これも時代の流れなのかなと思う。音が聞こえないように設定することもできるのだろうが、すでに何度も聞いている耳には この天の声が聞こえないというのもまた なんだか味気なく思えてくる。
さぁ 後少しで あの「ご飯が炊きあがりました。ご飯をかき混ぜてください」が聞こえるはずだ♪
10年前 最初はこれにびっくりした。新しい冷蔵庫は 開けて時間が経つとピピピピと鳴ってくれる。
それから数年経ち、母のところやわたしのところでまた新しい電化製品に替えることがあった。その中でも母の冷蔵庫は チャリチャリラーンとメロディが鳴る。初めてその音を聞いた母は、何がどこで鳴っているのかとあちこち探したそうだ。まさか冷蔵庫が鳴るとは露知らず。
その後 母はガス台も替えた。ガス台は 弱火が続きある温度に達すると自然と消化する設定になっているらしい。その時に音が鳴る。そしてガスをつけて忘れているときも ずっと鳴っている。その音を知らずに これもどこで鳴っているのかとあちこち探し回ったという。ちょうどわたしが行ったときに遭遇して ガス台の音だということがわかった。
最初は 冷蔵庫の音に対して
「なんも こんたうるさい音にしなくてもいいのに・・・」
と文句を言っていた母が 今では この音があるから 閉め忘れに気がつくから たいした助かると話している。
お年寄りには いい機能だということだ。
もう一つ 母のところの炊飯器は、炊き上げの途中の音が面白い。まるで蒸気機関車のような音がするのだ。それを聴くと内心 ほっほぉ~始まったなあと思う。
そんな母の炊飯器を見ていて わたしも美味しいご飯が食べたくて 新しい炊飯器に替えた。今の炊飯器は様々でピンからキリまでお値段も様々。わたしにしては ちょっと高いものを選んでみて使っている。
この炊飯器が 始まりから終わりまで女性の声で教える。まぁ それはいい。途中 母の蒸気機関車とは違う独特の音がする。突然 これまた窯の中が沸騰しているんだろうなという想像力を掻き立てられるような音が鳴り響く。
そして 最後に「ピピーピピーピピーピピー、ご飯が炊きあがりました。ご飯をほぐしてください」という声がする。
新聞を読んでいようが テレビを見ていようが 「ご飯をほぐしてください」と言われると、すぐやらないとだめかなという気がして 立ち上がる。まぁ それに従った方が美味しいご飯を食べることができるのだけどね。
たまに 言われた声に反発し(笑) そのまま新聞を読んでいて すっかりかき混ぜを忘れてしまっていると、悲惨だ。
あぁ やっぱりあのお声に従っておくんだったと悔やんでも 炊き上げたご飯を黙って消化するしかない。やはりここは 天の声に従うのが一番良いのだろう。
こんなふうに生活の中に機械の声が音が入ってくるようになった。これも時代の流れなのかなと思う。音が聞こえないように設定することもできるのだろうが、すでに何度も聞いている耳には この天の声が聞こえないというのもまた なんだか味気なく思えてくる。
さぁ 後少しで あの「ご飯が炊きあがりました。ご飯をかき混ぜてください」が聞こえるはずだ♪
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