かくして、2019年12月、日本国は
最新式国産自動小銃の採用を決定
した。
そして2020年5月に公式公開、随時
配備される流れとなった。
新小銃の名称は20式(ニーマルしき)
自動小銃。豊和製。5.56ミリNATO弾。
軍用銃としては失敗作だった64式小銃、
89式小銃のような砂塵に極めて弱い
小銃ではない事を祈る。
銃器という武器の場合、国防意識がどう
かとかは関係ない。
銃器は銃としての性能がどれほど優れて
いるか否かが命だ。
走らないレーシングカーは展示用には
なっても、レースを勝つことはできな
い。
走らない車が競争では役立たずである
ように、銃器は銃器本来の性能を有して
いないと使い物にならない。
民間車両の場合は、まだ雰囲気やイメージ
で多少の不具合は使用・購入に支障は
ないが、こと銃器に関してだけは、
性能実力こそが第一義だ。
今度の20式は、海岸の砂浜での回転
不良続発の小銃でないことを願う。
シルエットはベルギーのFN社の優秀な
最新小銃にそっくりだが、果たして性能
やいかに。