湘南だけでなく、全国に海が
眼下に広がる住宅街がある。
景観も良く、心休まる場所な
のだが、全国的に住む人の頭
を悩ませる事項があると居住
者たちは語る。
それは塩害だという。
海が見えるかなり高台の住宅
地に住む人によると、海から
離れた高台であろうと海際で
あろうと、塩害によりかなり
四輪車や二輪車が傷むのだと
言う。それは内陸部では想像
もできない程に。
オートバイなどでは、メッキ
部分も浸食されてやがては赤
錆と化すというのが実情のよ
うだ。
海のそばに住めるなんていう
のは内陸部からすると夢のよ
う、とかよく言われるが、実
際に住んでいらっしゃる方々
によると、潮風の被害にどな
たも悩んでいるようだ。
海までちょいなんて、環境は
最高なんだけどね。
しかし、結構、深刻なじわり
じわりと車や家屋を蝕む潮風
による自然災害のようなもの
が存在するらしい。
それ、言われてみると分かる
気もする。
先日、ほんの短い距離をフェ
リーに原付で乗船しただけで、
バイクのセンタースタンドの
鉄部分に白く点々で潮噴いて
いたから。直接波が車両にか
かってなくとも。
海沿いに家があるのは良い面
とネガな面もあるのが現実の
ようだ。
私は馬鹿なのか?という程に
峠や平地ワインディングを走
って来たが、私はローリング
族ではない。
走り屋というのとも異なる。
ワインディングをスーッと
流して通過するだけ。
気に入ったロードレイアウト
ならばある程度の距離の区間
を行ったり来たりする事もあ
るが、特定コーナー限定で往
復する事は無い。
ただ、通過で流すだけ。
私は峠の流し屋だ。
ホンダがやった。
内燃機関が消滅させられよう
としている今、ホンダが来た。
世界初の電動過給機を搭載し
たV型3気筒エンジンを開発し
た。革命的なブイスリャーだ。
大型二輪に搭載される予定。
ここにきて、ホンダが大革命
をやった。
これは、走行性能も完璧なら
ば、歴史的な車が登場するか
もしれない。
ただ、シャシはエンジンに一
部フレーム機能を持たせる構
造であり、必要なしなやかな
よじれがオミットされる設計
のため、ステムとリアとのバ
ランス統合において、またも
や転倒必至のマシンとならな
いかという懸念はある。
二輪車はどんなに素晴らしい
エンジンが搭載されようとも、
シャシのトータルバランスが
単に高剛性を求めるだけだと、
乗ったら転ぶドン突き二輪に
なってしまう。
四輪やF1等の設計思想を二輪
設計に持ち込むと、造られた
二輪はどんどん「人間が運転
できない物」になっていって
しまう。二輪は二輪のみの設
計思想が必要なのだ。