渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

広い広島県と狭い広島県

2024年09月19日 | open



先に「群馬県はでかい」と
書いたが、実は広島県はも
っと県の範囲が地理的に広
い。

東京都神奈川県をすっぽり
と呑み込む
が、広島県域を
あてはめると、静岡県、

梨県、長野県、埼玉県、

馬県に食い込む範囲を広

県は持っている。

北海道を除くと、東西に一
番長いのは島根県だが、広
島県は海域もあるのでかな
り広い。
広島県東部の三原市から広
島市内まで陸路で約
80km
ある。

東部の福山市から西部の大
竹市までは130km以上ある。
なので、都内首都圏の人は
その感覚が分からず、「広
島」というと広島市と三原
尾道がごく近所かと思い込
んで、広島市内へも即
買い
物にでも行けるかとい
う感覚
で物を話す。「広島は
都会ら
しいから、広島で買えばい

じゃん」とか。

福山よりも30~50kmも広島
市に近い三原市からでも広
島市内は80kmあるっつーの。
横浜からだと箱根の向こう
行っちまうんだよ。箱根の先
まで一々買い物に行け
るかっ
ての。地方の田舎の事解って
ないなぁ。


ところが広島県内のバイク乗
りには面白い傾向があるのが
地元にいると判る。
県を跨いで遠くまで行くロ
ツーをあまりやらないのだ。

中にはロンツーマニアがいて
あほか?という程に長距離を
走る私の友人もいるが、総体
としてはほんの
200~300km
の距離を例えて
も「長距離」
と捉えて敬遠す
る傾向が異様
に強いのだ。

その感覚は東京横浜首都圏の
二輪乗りたちと決定的に違う
と強く感じる。
広島県の二輪の人たちは長距
離といってもせいぜい周辺の
県へ越境して行く程度なのだ。
東京や大阪の人たちはばんば
んと遠くの外へ出る。躊躇せ
ずに。
だが、広島県の人たちは実走
行としての長距離を走ろうと
しない。総体として。地元か
ちょい周辺あたりのみ。
むしろ岡山県の人たちは結構
外に出る。かなり出る。
広島県人は地元や近場が大好
きみたい。


 


 
 
 






 








 




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