昨日の大晟の試合内容は、釣り手と足技で試合を制し、終始相手に何もさせない理想に近い柔道でした。
体格差があると、ただ単にがっちり組んだだけでは勝ち目がないので、軽量の選手はどうしても技のかけ数で試合を制そうとする流れになるのですが、昨日に限っては釣り手で相手をコントロールし、足技から崩していく柔道に徹していました。
派手な勝ち方をしませんので、一見「地味」にうつりますが、これまで私達がこだわってきた柔道をしっかりとしていましたので、久し振りの内容だったと思います。
しかし、なぜ大晟の調子が上向きになったのか?
実は、理由は明白なんですよね。
試合の数日前に、全国トップの中学生の乱取りを見て、その動きを大晟なり真似してるんですよ。
そりゃ~ちょっとやそっとでは真似出来ません。
しかし、よ~く意識して真似てるのが伝わってくきました。
私が頭を悩ませて指導しても変化がない時は全く変化がないのに・・・
見るのも勉強と言いますが、まさにその通りだなと改めて感じました。
そう考えたら、そんな選手が多数いる中学、高校はやっぱり環境がいいですよね。
ま、大晟なんかまだまだ何が正解だなんてないんやから、人のええとこはどんどん真似してったらええねんぞ。
さ~今日も試合後の反省検討しましょかね。