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今日は通常練習でしたが、ま、あらためてじゃないですが、全員が全員同じ目標を持って柔道をしているわけではなく、ここまで選手の温度差がある特殊な道場はないと思いながら練習を見ていた。
そんなことを考えると、これまで思うようにさせて貰えたのはありがたかったが、目指しているところが様々な故に、練習を強いるわけにはいかず、素質が埋もれてしまっていることもあった。
ま、いくら素質があっても、選手、親がその気にならなければ難しいのは言うまでもないんですが、比較的新し目の親御さんっていろんな事を考えながら見ていると思うんです。
いつか強くなってくるんだろうな。
いつか勝てるようになるんだろうな。
・・・・。
ま、他所の道場がどれだけ必死で練習しているか分からないから当然なんですよ。
で、少し前までの二見の結果だけを知っているので、そんな風に思われるのだと思います。
そんな中、「強くして下さい。」とか「強くなりますかね?」的な事を言われることもあるんですが、私、嘘が付けないと言うか、適当な事言うのが苦手なもんで、
いや・・勝とうと思うならば、今のままでは無理です。
とはっきり答えるようにしています。
で、
人に勝とうと思うならば、普通では勝てません。
ましてや、兵庫県では勝てません。
これを言ったところで大抵は「へ〜そうなんですか・・」なんですが、いろんな意味で兼ね備えた素材と出会えるのは貴重なことです。
なかなか現れないから素質なんでしょうけど、出会った時には見逃したくないものだ。