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出会いと別れのシーズンだが、私も例外ではなく、いよいよ転勤になりそう。
行き先は、希望して叶う話ではないので、なるようになれとまな板の鯉状態です。
そんな中、私を古くから知る元上司から電話がかかってきて、
お前、相変わらず上を見ながら仕事をしてるらしいな。
わしと同じやけど、損せんようにな。
と言われた。
一瞬、「ん?」と思ったけど、「わしと同じで」というフレーズで、その意味は直ぐに分かりました。
決して人を見て計算高く行動するという意味ではなく、要は、この人の為ならと思えば一生懸命に仕事をするが、何でこんな奴の為にと思うとソッポを向くところがある。
世の中にはいろんな人間(上)がいて、人格者もいれば、そうでない者もいる。
人間性で判断するのも良いが、組織人であれば、時には馬鹿にならなければならない時もあるんだぞ。
ということだったのかなと。
ま、十分、分かっとりますよってに。苦笑
自分で言うのも何ですが、情は深い方だと思うんです。
恩には恩をという気持ちは常に持っているつもりですし、一生懸命な者には一生懸命応えなければならないと行動しているつもり。
ただ、一度でも人間性に疑念を抱くようなことがあると心を閉ざすところもある。
仕事面だと、逃げられたり、責任転嫁されたり、利己主義な部分が見えてしまったりという感じ。
そうなると、元々上手をするような人間でもないので、あえて期待に応えようとしないところがある。
ま、昔っからですけど、上からすると使いにくい人間でしょな。